
本日、
時々
。

自家製モミガラ堆肥です。
自然菜園を始めたばかりの菜園なので、タマネギの苗床には2週間前に、クン炭と共に浅くすき込んで土に馴染ませておきます。
タマネギは、土質によっては、自然菜園で最も難しい野菜の一つ。
中でも、タネから苗を育て、植え付けまでが最も難しいものです。
そこで、今回は粘土の強いとても重く痩せていてスギナがよく生える場所だったので、前もって土づくりをしタマネギが育つ苗床を準備しておきました。

前回ご紹介した自家採種したタマネギの種子です。
タネは播かれてはじめて新しい命を芽ぶきます。
冷蔵庫から出して、これから苗床にタネを播きます。


タマネギのタネは小さく、深く植えると発芽できず、浅いと抜けやすく
5mmの溝をつくり、鎮圧しておくのに、角材を使って押しつけるように溝を作ると便利です。


小さなタネを丁寧に5mm間隔になるようにひねりながらタネを降ろしていきます。


溝が乾く前に、深いところの土をタネの大きさの2~3倍の厚みで土をかけ、


火山灰土ではなく、重い粘土質の土なので軽く足で鎮圧していきます。
鎮圧することで、無水でもしっかり発芽できるようになります。


鎮圧後、モミガラを被覆します。
モミガラでも草でもいいのですが、草がない時や、粘土が強い場合は、モミガラが手に入り易ければ草マルチの代わりに利用できます。

また、ネギ類の苗床の場合、モミガラだとネギ以外の草が発見しやすく、草もしっかり押さえられやすいので重宝です。
ただし、屑米・米ぬかなど混ざっていると鳥などに狙われやすいので、季節や地域によっては、鳥よけの糸を張る必要があります。
草マルチももモミガラマルチも土に敷いておくことで時間をかけ自然に土に馴染んでいくので、固かった粘土に有機物が分解され、団粒化するきっかけになると、硬かった粘土質も年々柔らかくフカフカになってきます。
10日前後でタマネギが無事発芽してくれたらいいなーと思います。
それまでは、ただ待つばかり。
発芽してきたら、ネギの場合には不要な、水やりなどの補いが待ってきます。
9月の『これならできる!自然菜園入門講座』
9/4(水)長野(昼:メルパルク教室、夜:城山公民館教室)
9/11(水)松本(NHKカルチャーi-City松本教室)



自家製モミガラ堆肥です。
自然菜園を始めたばかりの菜園なので、タマネギの苗床には2週間前に、クン炭と共に浅くすき込んで土に馴染ませておきます。
タマネギは、土質によっては、自然菜園で最も難しい野菜の一つ。
中でも、タネから苗を育て、植え付けまでが最も難しいものです。
そこで、今回は粘土の強いとても重く痩せていてスギナがよく生える場所だったので、前もって土づくりをしタマネギが育つ苗床を準備しておきました。

前回ご紹介した自家採種したタマネギの種子です。
タネは播かれてはじめて新しい命を芽ぶきます。
冷蔵庫から出して、これから苗床にタネを播きます。


タマネギのタネは小さく、深く植えると発芽できず、浅いと抜けやすく
5mmの溝をつくり、鎮圧しておくのに、角材を使って押しつけるように溝を作ると便利です。


小さなタネを丁寧に5mm間隔になるようにひねりながらタネを降ろしていきます。


溝が乾く前に、深いところの土をタネの大きさの2~3倍の厚みで土をかけ、


火山灰土ではなく、重い粘土質の土なので軽く足で鎮圧していきます。
鎮圧することで、無水でもしっかり発芽できるようになります。


鎮圧後、モミガラを被覆します。
モミガラでも草でもいいのですが、草がない時や、粘土が強い場合は、モミガラが手に入り易ければ草マルチの代わりに利用できます。

また、ネギ類の苗床の場合、モミガラだとネギ以外の草が発見しやすく、草もしっかり押さえられやすいので重宝です。
ただし、屑米・米ぬかなど混ざっていると鳥などに狙われやすいので、季節や地域によっては、鳥よけの糸を張る必要があります。
草マルチももモミガラマルチも土に敷いておくことで時間をかけ自然に土に馴染んでいくので、固かった粘土に有機物が分解され、団粒化するきっかけになると、硬かった粘土質も年々柔らかくフカフカになってきます。
10日前後でタマネギが無事発芽してくれたらいいなーと思います。
それまでは、ただ待つばかり。
発芽してきたら、ネギの場合には不要な、水やりなどの補いが待ってきます。
9月の『これならできる!自然菜園入門講座』
9/4(水)長野(昼:メルパルク教室、夜:城山公民館教室)
9/11(水)松本(NHKカルチャーi-City松本教室)
自分も今年はタマネギの種からチャレンジしてみます。F1ではなく、固定種のタマネギ食べたいんですよね。
本文中にありました籾殻でのマルチの件ですが、コイン精米所からもらってくる籾殻には米が混じっていて、別の所で撒いた籾殻には鳩と雀が群がることになってしまいました。
質問は、籾殻の上に不織布を掛けておくのはどうでしょうか?ということです。
よろしくお願いします。
そうですね。多少入っている分には、発芽するまえにさっさと鳥に食べてもらって減った分、発芽後足してあげるようにしております。
まだ気温が高く不織布は、保温性が高く、芽がモヤシ状になりやすく、べた掛けの場合、芽がメッシュに絡まってしまったり、発芽後取り外すと鳥がめちゃくちゃにする場合もあるので、余りお奨めできません。
それよりも寒冷紗のトンネルの方が最後までかけておいてもいいので、水やりが必要な際や雨の日だけ取るだけで手間がかからずいいかと思います。
私の場合、タマネギの播種前に、モミガラを播いてみて鳥たちなどの動きを観て、糸だけで対処するのがその後の苗を育てる点からも最小限の仕事になり今のところ大丈夫です。
対策後のことも考えつつ、工夫するといいと思います。
トンネルを作るワイヤー(?)はあるので、それに糸を結んだりして工夫してみたいと思います。
そうですね。トライ&改善ですね。
鳥の種類によって糸の張り方を変えてみてください。
種蒔きから8日目でした。
籾殻の鳥除けにキラキラテープを張りましたが、効果はないみたいです・・・。
これからの水遣りですが、たっぷりめにする感じでしょうか?
また、朝、夕どちらがいいでしょうか?
よろしくお願いします。
そうですか、無事発芽して何よりです。
発芽の際に、タネを持ち上げてなければ合格です。
土質や天気によります。
乾燥させ過ぎず、加湿にならない程度に行います。
まだ霜が下りないうちは、夕方でいいと思います。
拙著にも書きましたが、間引きなどして均一な苗に仕上げ、定植のタイミングを計ります。
タマネギは、苗作りで半分以上決まります。
鳥が来ていても、タマネギが無事ならいいと思います。
屑米が残っていないモミガラが最適です。
水遣り無し、鎮圧のみでキチンと発芽するのは凄いですね。
これから頑張って仕上げていきたいと思います。
逆に、水をあげず、鎮圧するからタネを置いてしっかり発芽します。
人が不自然に行うと、不自然に発芽するから野菜は正直です。
本で読んだことに加え、手にとるように一連の作業が頭に入っていたおかげで、とどこおりなく種まきができました。
もみがらもしっかり2cm被覆して、そのあと雨が多くて、湿りすぎの心配もしましたが、私のところも、種を持ち上げず発芽してきました。
喜んでいたところに台風で、10mmとか15mmの雨が断続的に降る予報なのですが、これは、トンネルで被覆などの処理が必要でしょうか。
自然まかせにしてみようと思っていたのですが、せっかくなので、できる範囲で対処してみたくなって、質問いたします。
白菜の条まきしたところも、順調に発芽してきて、まだ間引きをしていない段階のところに台風で、こちらも対処に迷っています。まわりにたっぷり草マルチはしてあるのですが、トンネルやベタがけはしていません。
よろしくお願いします。
無事発芽してよかったですね。
タマネギの苗の第一歩は健全な発芽、そしてその後定植に適した大きさに育てていきます。
台風の場合、危惧すべきは、大風と大雨なので、
できればトンネルやべた掛け素材は、あえて行わない方が風に飛ばされずいいと思います。
モミガラや草マルチしてあれば大雨で叩かれても大丈夫でしょう。
水はけの悪い場合、排水路を作っておくと、後日根ぐされの心配も減ると思います。
不耕起(自然耕)畑は、元々水はけが良いはずなので、大雨に対応しやすく、干ばつに弱い傾向があります。
あとは、台風が過ぎ去った後、今後の改善点を見つけておくといいと思いますよ。