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無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

我が家のコンパニオンプランツ(夏-ウリ科)

2012-06-15 19:41:12 | 自然菜園の技術 応用
本日、

今日も暑かったです。明日は1日雨なので、ありがたいお湿りです。
今日までがまんした野菜の根は、明日の雨のご褒美で一層根張りが強くなってくれると思います。


今日は、我が家の菜園のウリ科のコンパニオンプランツをご紹介します。

ウリ科の定番のコンパニオンプランツは、ネギです。
ネギと一緒に育てることで、連作障害やツル割れ病などの予防になります。

写真は、ネギを先に植えた後に種を蒔いたズッキーニです。


カボチャもネギと一緒に植えてあります。

両脇には、エンバク(左)、小麦(右)が生えています。

ムギが脇にあると、アブラムシの天敵などの住処、バンカープランツになり、
病虫害の予防にもなりますし、風よけにもなり、最終的には、敷きワラになり便利です。

また、ムギ類をウリ科と混植すると、うどんこ病の発生も軽減し、
カボチャの葉も小さくなり、実つきがよい姿になるから不思議です。


カボチャの列には、メロンも栽培しています。

メロンの株間にはエダマメを混植し、メロンの生育を助けてくれます。

エンバクを刈って敷き草にしてあるので、雨の跳ね返りも少なく病気の発生が抑えれれます。


カボチャの列の隣りには、スイートコーンとエダマメを交互に栽培しています。

トウモロコシの間を広めに取り、間に極早生のエダマメを混植すると生育もよく、
エダマメとトウモロコシを収穫し、夏のおつまみに最高です。

しかも、隣りにあるカボチャなどが相性の良いトウモロコシの林の中に入ってくるので、
相性の良い者同士を近隣に植えると楽しいですよ。


別のところに栽培しているキュウリも順調です。

ネギと混植したキュウリの両脇には、
ソルゴー(左)とエンバク&クリムソンクローバー(右)が生えていて、
一度甘く刈って草マルチに利用しました。

イネ科の植物は一度刈られても、再度復活してくるので、また敷き草の材料を大量にくれるのでありがたいものです。

前回のアブラナ科のコンパニオンプランツの混植は、
主に、虫害の軽減でしたが、

今回は、複合的に色々な相性の良いものをウリ科に混植し、複合的に効果を狙いながら、
楽しく、たくさんのものが少量多品目採れる植え付けです。

明日から2日間。シャロムヒュッテでのあずみの自然農塾6月
梅雨で雨ですが、田植えなど盛りだくさんなので、楽しみです。




Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。

「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、6月6日(水)、
NHKカルチャーは、6月13日(水)です。

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8 コメント

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バンカープランツとコンパニオンプランツについて (バレラ亜矢子)
2013-03-18 09:27:01
こんにちは!
3/3の公開講座に参加して以来こちらのブログを知り、色々と参考にさせていただいています。4月から生坂村にて自給自足の生活を始める準備中で、バンカー
プランツとコンパニオンプランツについて質問があります。

種子消毒されていない雑穀類がなかなか見つけられず、やっと見つけたのが「小麦 農林61号」という種でした。雑穀類を育てた事がなく、ウリ科にはムギ類が良いという事だけを記憶して購入しましたが、これを春蒔きのウリ科、ナス科、アブラナ科にバンカープランツとして使用できますか?
バンカープランツを植える時のコツや注意事項なども教えて頂ければ幸いです。

コンパニオンプランツの植え方ですが、トウモロコシと枝豆の様に株間に植えるのと、キャベツとレタスの様に一つの畝に並べて植えるタイプがある事に気づきました。これは科によって使い分けますか?人参と枝豆のページでは「距離感とタイミングが大切」とありますがこれは具体的にどういう事に気をつければ良いでしょうか?
ぜひ回答をよろしくお願いします!
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2013-03-18 23:29:11
バレラ亜矢子さんへ

たくさんのご質問ですね。
バンカープランツもコンパニオンプランツもすべて距離とタイミングが大切です。

告白するタイミングが大切なように、生き物同士相性が良くても、お互いの間がうまくないと上手くいかないように思います。

例えば、ニンジンとエダマメですと、播く時期が異なり、生長スピードも違ってきます。

そこで、5月にエダマメをニンジンを播く場所の両脇にじゃまにならない程度2列播きます。

その後、エダマメがある程度大きくなってきたら、エダマメの間に1列ニンジンを播きます。

そうすることで、なぜかニンジンとエダマメがお互いに害虫と呼ばれる虫を避け合い、生長も良くなるタイミングになります。

科で分けるといよりも、お互いの関係性がより相性がよくなるような距離やタイミングを探してみてください。

バンカープランツの一つの効果としてアブラムシのトラップとなるケースがあります。アブラムシの天敵も呼び寄せるので、野菜にアブラムシが行っても被害が減る効果です。

その場合、風上にイネ科を植えたり、両脇に日陰にならないように植えたり、野菜にじゃまにならないように植えるのがコツで、前もって播いておくことが大切です。

これらの相性などは、絶対的な関係ではなく、相互依存的な関係性の中で効果が出やすくなるものですから、畑や風土によって工夫することが大切です。

いろいろ研究してみてください。

返信する
Unknown (Unknown)
2013-03-19 08:57:59
ありがとうございます。
そうですね、やはり栽培しながら研究する事が大切ですよね。
たくさんの質問、回答していただけて感謝します。
竹内さんのおっしゃる通り、色々試しながら研究します。
どうもありがとうございました。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2013-03-19 12:25:33
バレラ亜矢子さんへ

私もいろいろ師匠に教わったのですが、
一番仕込まれたのが感じることです。

自然を感じられるようになるようになり、
それが自然を聴くことにつながるようです。

私もまだまだ若輩なので、一緒に学んでいきましょう!
返信する
Unknown (Unknown)
2018-01-21 19:48:58
有機農業には「コンパニオン・プランツ」や「バンカー・プランツ」という技術があるようですが、この様な技術を公的機関の試験農場での試験結果のデーターなどをご存知でしょうか?ご存知でしたらどこにその様なデータがあるのか教えてください。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2018-01-22 12:15:31
Unknownさんへ

そうですね。
研究結果などは専門性が高く、論文やレポートされて公開されていると思うので、私は詳しくありませんが、以下は参考になるかもしれません。

1)木嶋先生(元栃木農業試験場長など歴任その際に、ユウガオ(カンピョウの材料)とネギなどの研究をはじめ多くの試験研究されたと伺っております。

https://shop.takii.co.jp/flower/bn/pdf/20080204.pdf

2)和も大変もお世話になった(公財)自然農法国際研究開発センターでは、自然農法の一環として、混植・間作の研究もしていると思います。

http://www.infrc.or.jp/



返信する
Unknown (Unknown)
2018-01-27 23:05:09
竹内孝功さん

早々にご丁重なご教示を頂きありがとうございます。
木嶋先生の著書はいくつか読んだような記憶があります。先生の提唱されている内容は小規模圃場では効果があるでしょうね。家庭菜園には良い指導書かもしれません。趣味の農業の範囲なら参考になるでしょう。折角県の農業試験場長を歴任されたなら有機農業技術を各県の野業試験場レベルで試験できれば専業農家の助けになると思います。また、自然農法国際研究開発センターをご紹介頂きHPを拝見しました。でも自然農法と有機農業の混同が見られるようです。その上自然農法とは有機栽培に関する法にも登場していないようです。またEMを使用している圃場があるようですがEMは放射能対策にも役立つようです。
https://www.youtube.com/watch?v=IFW0Ms5iwCM
もしかしたら農薬の毒性も無力化出来るのでしょうか?出来たら素晴らしい事と思います。
返信する
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2018-02-01 07:21:49
Unknownさんへ

そうですね。

EMの放射能対策は3.11直後から伺っており、今後より多くの方に試験、実施などされるといいですね。

農薬の無毒化は、食べすぎてもいい胃薬を飲むようなもので、遠回りな気がしますが、無農薬ができるきっかけになればいいなーと思っております。
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