無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

踏み込み温床が、育苗土になるまでの冬野菜ハウス栽培(その4)現在の温床と育苗土の発芽実験

2017-10-01 06:39:59 | 自然菜園の技術 応用

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~


本日、の予報。
今日は、自然菜園スクールの自然稲作・発酵コースの稲刈り脱穀の予定です。


現在の温床、冷床跡地です。


温床2年目の冷床跡地のネギも徐々に土寄せされてきました。


今年の温床だった1年目のタマネギ、ホウレンソウは、


タマネギが発芽してきたので、


タマネギが半分隠れる程度の土寄せならぬ、土入れをしました。




ネギ苗(九条極太)も定植の時期に来たので、






ホウレンソウの間に、タマネギが植わっていない場所に


ホウレンソウ、ネギ苗を交互に植えました。

温床跡地では、ホウレンソウとネギ(タマネギもしくは、ネギ苗)を植えることで、ホウレンソウが美味しく育ちます。



ハウスの中では、発芽試験もしています。

プランタ―に、来年の育苗土(再生育苗土)を入れて、ホウレンソウ、カブ、ハツカダイコンを同時に育て、
育苗土が、発芽障害、発根障害、pH、養分、水持ち水はけなどをチェックし、来年育苗土として使えるか必ず確認します。

詳しくは、『自然菜園ハンドブック』p9をご覧ください。

というのも、育苗の失敗で一番多いのが、育苗土に問題がある時だからです。
市販の育苗土は、発芽実験や化学性、物理性などを確認済みなので、購入して種を播けばよいのですが、自作の育苗土は必ずチェックしないと失敗の元になります。


現在、種まきして2週間後の現在の状態です。

葉の色も、良好で、後7日ほど経ったら収穫して、食味、根の状態など確認し、約1~2カ月ハツカダイコン、コカブ、ホウレンソウが育ちきるまで経過をおっていきます。


温床もネギの土寄せが終わって、ネギを食べ終わった春先に、約1カ月の発芽試験を経て、育苗土として完成予定です。
温床を造って、タマネギ、ホウレンソウ、ネギ苗、根深ネギを育てて、結果育苗土になるといった感じです。

踏み込み温床は、発酵ガスが出て、健康な苗が育ち、電気も使わずいいところずくめですが、技術と体力勝負なところがあり、特に育苗土にするには失敗しやすいものでした。
まだまだ改良の余地やオプションなども考えられますが、10年の研究結果が、ようやく実を結んで皆様に公開できるところまで来ました。

是非、皆さんも実際に踏み込み温床の質問や育苗土について、このブログのコメント欄にお寄せ下さい。



2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

次回10/4(水)
・秋野菜の収穫のポイント?/ダイコン、カブ、サツマイモなどの収穫
・秋の土づくり/堆肥の造りと施し方、緑肥作物の導入法
・越冬野菜の定植・種まきのコツ/タマネギ、キャベツ、エンドウ、ムギなど


ちなみに、忙しすぎてご紹介できていない自負出版の菜園教室の公式テキスト『自然菜園ハンドブック』(自負出版)も農文協さんの「田舎の本屋さん」からネットでも書店で東京で唯一購入できます

農閑期に入りましたら、改めてお知らせし、売っていただけるカフェ、ネットサイト、お店など募集し、なおネットからも買えるようにシステムを構築するつもりです。
現在農繁期なので、何もできておらず申し訳ございません。

現在、長野県松本にあるつる新種苗さんにも縁あって『自然菜園ハンドブック』を置かせていただいております。こちらからも購入できます。
※現在2店舗のみ販売中~

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 踏み込み温床が、育苗土にな... | トップ | 来年の準備着々(稲苗代ハウ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然菜園の技術 応用」カテゴリの最新記事