無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

あずみの自然農塾の4月(草の中に種を蒔く&田んぼはじまる)

2010-04-21 09:06:05 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、

忙しい季節になってきました。
心を亡く=忙とならないように、坦々とこなしていきたいものです。

先週末には、「あずみの自然農塾」がシャロムヒュッテで行われました。
自然農とは、「耕さず、草と虫を敵とせず、持ち込まず、持ち出さない」ことを原則に、
いのちの営みを大切にする生き方=農です。

「あずみの自然農塾」では、1カ月に1泊2日しながら、自然農を体験学習しております。


なんと初日の朝に、積雪10㎝を記録。4月の桜の花に雪が積りました。
桜が咲いて、ようやくジャガイモや野菜の種が蒔ける時期になってきました。

今回は、ジャガイモのいろいろな切り方を学びました。


午後には、雪もすっかり嘘のように溶けてしまいました。

自然農の畑は一面、野の花盛りです。
ハコベ、オオイヌフグリ、ナズナなど咲き誇っております。

自然農では自然観察が大切なことです。
自然に学ぶ謙虚さと、そこにどう野菜を育てるのかいつも自然から学びます。


自然農では、草の中に種をどのように蒔くのかがとてもポイントになってきます。

のこぎり鎌で草をはぎ、表土を脇にやり、大地を調えて種を蒔きます。

鍬は使いますが、耕さずところが大切になってきます。


温泉後、夕食はゆうこさんが春の自然農ビュッフェを作りました。
なかでも酒粕と豆乳を使ったクリームパスタが人気がありました。

みんなで食事を囲むことは愉しい時間です。


2日目は、田んぼに移動しました。
田んぼはシャロムから車で10分くらいのところにあります。

耕されていない田んぼでは、畑同様草が一面生えています。
畑と違うのは、蒔いた大麦、レンゲが一面にあることです。


去年の稲株がそのままに、去年のワラが田んぼに敷いてある上に草が生えています。

自然農の田んぼは、毎年動植物の亡骸の積み重ねられ、豊かになっていきます。


去年の塾生が作って残した苗代(お米の苗を育てるところ)を引き継ぎ今年も種を蒔きます。


一粒万倍とはよく言ったもので、お米一粒からご飯茶椀半杯が収穫できます。

一粒ずつ丁寧にみんなで蒔きました。

田んぼの後は、シャロムヒュッテでブランチをし、みんなの自然農区で種を蒔きました。
「あずみの自然農塾」では、自分の小さな畑を持ちながら学べるのも特徴です。

自然農は、自給自足や半農半X的な生き方に最適です。
いのちの営みを大切にする生き方が好きな人に広がっています。

今月の「あずみの自然農塾」のレポートです。ご参照ください。
http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/2010.4sizennou.htm

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fukumimiセレクト講座『エコ菜園プランター無農薬自然栽培講座』のご案内
畑がない、長野安曇野に通えない首都圏の皆様へ
今年、全4回コースのエコ菜園プランター講座が横浜で行っております。
まだ若干数ご参加いただけますので、参加したい方は、お申込みください。

エコ菜園プランターのテーマを「つながり=循環」です。
春夏秋冬の4回講座ですが、実際に使うプランターは2つです。
春(夏)に植えて収穫したプランターを使い、秋(冬)にもう一度栽培、収穫します。



次回は、5月9日(日)・10日(月)に行います。
講座内容は、トマト・バジル・エダマメを一緒に植えます。

詳しくは、↓
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequel
お席に余裕がある場合は、単発参加もできます。お問い合わせください。


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◆◇◆次回は、5月12日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
5/12-無農薬家庭菜園の法則(2)苗の定植のコツ。美味しいキュウリ・の育て方。遅霜対策です。
◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功

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