無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ポケット育苗(ピーマン・ナスの苗作り)

2010-04-12 17:13:39 | 自然菜園の技術 応用
本日、

今日は最高8℃、明日は、最高22℃の予定。
温かくなったり、寒くなったり不安定な春の陽気です。

家庭菜園では、自家採種したナス科の種子の中でなかなか発芽しないのが、ナス・ピーマン。

ナス・ピーマンの発芽温度は25~35℃とかなり高めにもかかわらず、
4月中に発芽させておかないと、8月以降の収穫とかなり食べることが先になってしまいます。

そこで、昔から「踏み込み温床」の発酵熱を使って発芽させて育てます。
今では、伝熱線を使って電気の温床を使っているところが多くなりました。
ところが、家庭菜園では、なかなか発芽させる温度を作ることが難しいものです。


そこで、ビニール袋とちり紙を使って発芽出来やすい状況を作ってあげます。

ちり紙を湿らせてから、種をのせます。


それをビニール袋に折りたたんで入れます。
ビニール袋に、種を蒔いた日を書いておくと日にちを忘れず便利です。

このビニール袋を着ているズボンのポケットに入れて生活します。
人の体温は、36度。発芽に良い温度です。

たまに、開けて種子の発根を確かめながら、2~3日に一度新鮮な水をあげます。


左がナス。右がピーマン。
白い根が出てきています。(ちょっと根が出すぎですが、、、)

もう少し早く、ちょっと根が出るころに温めておいた土に、蒔きます。
発根してしまったナス・ピーマンが風邪を引かないように、10℃以下にならないように育ててあげます。

ナス・ピーマン以外は、ポケット育苗する必要はあまりないです。
なぜなら、そんなに高温発芽の必要がないからです。

桜が咲いて気候・地温が温かくなってから蒔いて十分間に合います。
長野よりも温かい気候では、ナス・ピーマンも出るかと思います。

できるだけ自然の温度で根を出して、ゆっくり根を張らせた野菜は、丈夫に育つものです。
ナス・ピーマンといった発芽しにくい場合にご利用ください。

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◆◇◆次回は、4月14日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
ジャガイモの植え方、石灰を使わない土づくり、夏野菜準備など盛りだくさんです。
◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


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【先着2名様】追加申し込みのご案内『あずみの自然農塾2010』
今回は、残念なことに怪我で急なキャンセルもあり4月からの追加募集を行います。
もし4月~12月を信州安曇野で、自然農を体験してみたい方は、
以下のサイトから募集要項をご記入の上、メールでお申し込みください。
〆切4月10日まで(4月からのご参加になります。)

http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/2010azuminosizennoubosyuyoukou.htm

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fukumimiセレクト講座のご案内
畑がない、長野安曇野に通えない首都圏の皆様へ
今年、全4回コースのエコ菜園プランター講座が横浜で行っております。
まだ若干数ご参加いただけますので、参加したい方は、お申込みください。

エコ菜園プランターのテーマを「つながり=循環」です。
春夏秋冬の4回講座ですが、実際に使うプランターは2つです。
春(夏)に植えて収穫したプランターを使い、秋(冬)にもう一度栽培、収穫します。



次回は、5月9日(日)・10日(月)に行います。
講座内容は、トマト・バジル・エダマメを一緒に植えます。

詳しくは、↓
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequel
お席に余裕がある場合は、単発参加もできます。お問い合わせください。

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コメント (17)
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