ビストロ２０年名場面集

３月２１日放送のスマスマは「ビストロ２０年名場面集」と銘打って、
５人に印象に残るゲストの話や自分の思い出を聞いたインビュー部分と当時の映像とで構成されていた。
５人の話といっても、いままでのようにそろってわちゃわちゃ話してるのではなく、
一人一人（場所は楽屋らしいが）個別に話をしてもらっている。
放送時には、なんで一人ずつ？５人で一緒はご法度なの？と思ったが、
NHK「プロフェッショナル」方式とも言えるよね。
一人でしゃべっていることで、ほかのメンバーを気にしなくていいから、率直に気持ちを出してる感じがする。

そもそもビストロの企画そのものが森くんのために作られた。
森くん以外は料理なんてしたことなかったから、第一回の大原麗子のオーダー「カレー」は３時間ぐらいかかったと木村くん。
じゃあ、最初のころはゲストに来るほうも大変だったね。(^▽^;)
森くんが抜けたあと、「アペリチェフ」で舌噛みそうになってたギャルソン慎吾くんがシェフに昇格。
「森くんがいなくならなければ俺に料理させる気なかったんだね。
いらないもんね、定まってなかったんだね、俺の置き場所」と述懐する慎吾くん。

勝者がもらえるプレゼント、慎吾くんが印象に残ってるのは、敗者だった時の、
「バーキンですよね。ジェーン・バーキンが（バッグの）バーキンを取り出した時、
ああ、もっと頑張ればよかったなあと思った。あれは欲しかったなあ」と嘆息。
慎吾くんはスポーツ選手のときに勝つことが多くて、スポーツ選手からのプレゼントはけっこう多い、
ボルトにもらった巨大なスパイクシューズ、５０～６０センチぐらいありそうな。
「しまうところがなくて置いてあるから、いつも気になるの」
邪魔なのね、そんなのよりバッグが欲しかった。（嘆息）

中居くんが料理した回の、手つきと見た目と匂いはすばらしかったのに、
「塩が足んない！」
「味がうっすーい！」チャーハンとか、
つよぽんが生放送の回でニガリを間違えちゃった「豆腐固まらない事件」とか、失敗談も。

試食がメタメタになった水谷豊や、「冬のソナタ」のヨンさまに扮した慎吾くんに大喜びのチェ・ジウさんとか、
おいしいリアクションからキャラクターが定着した内田裕也「ロッケンロール！」やらカニゾウやら。
つよぽんが「ウーパールーパーさん」と覚えちゃってるロサンゼルスのウーピー・ゴールドバーグもあり、
NASA訪問もあり、マドンナやレディ・ガガ、アラン・ドロンの来訪もあり、
ベッカムや三浦知良、荒川静香、高倉健さんも。
たけしの回で、１０代の慎吾くんが熱湯に入った映像が出たり。

大人気だったマルモリダンスの芦田愛菜と鈴木福ゲストは、
二人のうしろで踊る４人のオニイサンたちがカワイイの、
特に慎吾くんのかわいさは異常です！ヽ(^o^)丿

ごろーちゃんの謹慎からの復帰のときの話も、
つよぽんがタモさんに「もう酒いいだろ」と言ってもらった禁酒解除の回も出た。
ラストは、２０１１年７月に２組に分かれて被災地へ出張ビストロした時の映像でした。

５人でしゃべってひっちゃかめっちゃかになるのも楽しいけど、この方式はこれで良い番組になってるね。
思うんだけど、いままでSMAPと一緒に仕事してきたスタッフが、
上から言われたから一斉に背中を向けるというのは、ちょっと考えにくい。
TBSもフジテレビもほかの局も、現場のスタッフは、
このあたりまでならOKだろうとか、この企画なら通るだろうとか、探り探り作ってるんじゃないか。
番組を、SMAPを潰させないために。