「CRISIS」第２回

「CRISIS　公安機動捜査隊特捜班」

石田ゆり子は西島秀俊の同僚の奥さんだった。
同僚（眞島秀和）は１話目の最初で宗教団体の本部にいた人だ。
潜入捜査ということか。

潜入捜査、警察の隠蔽、内部の敵・・・そこに西島秀俊なので、「ダブルフェイス」感が。
香川照之はどこに？と思ってしまいますが、香川さんはあっちに出てるのよね。

この回は田丸（西島）の回で、
知り合いのジャーナリストが情報を提供しようとした時に、目の前で殺される。
彼がつかんでいたのは、政治家や大物たちの通う売春の家。
その家にも殺し屋が送り込まれ、ジャーナリストの部屋からは証拠写真の入ったUSBが盗まれる。

殺し屋とやり合ったシーンで、稲見（小栗旬）が、
「オレも以前はそっち側にいた。もうそっちへ行かないようにしてるんだ」と言った。
そっち側にいた？

殺し屋を送り込んだのは政治家（石黒賢）なの、
にこやかにマスコミに応対する姿がテレビに映されてる。
買った女に暴力をふるうことも、人殺しもなんとも思ってない。

警備局長（長塚京三）に、このまま正義を振りかざして情報をおおやけにするなら、
彼女たちも無事ではないと脅される田丸。
歯を食いしばって結局USBを差し出す田丸。

教会へ行って、講堂のベンチに座り込んでいると、
林千種（石田ゆり子）が入って来て隣に座る。
「今月分です」と封筒を渡す田丸。
夫が潜入捜査に行っている間、生活費が警察から出てるってこと？

無力感に沈み込んでいる田丸は、帰ろうとした千種に言うの、
「行かないで。そばにいてください」
そのままただ並んで座っている二人。

（おお、そういうことなのね）