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マーガレット・ミラー「まるで天使のような」

2016-02-18 22:18:35 | 読む
マーガレット・ミラー「まるで天使のような」創元推理文庫

わりととらえどころなく始まって進んでいくの、途中まで。
主人公のぐうたら男が偶然に立ち寄ることになった、宗教的な生活をしている集団。
そこで一人の修道女に内密に人探しを頼まれたことから、
この男が探偵役となって、物語が進むんだけど、
この主人公がハッキリしない人物のわりに仕事に熱心で、
ぽやんとした調子だけど、次第にある方向に向かって話が収束してくるあたりから、
ようやく、事件の謎が見えてきて、緊張感も出てきて、
ここで解決するんだなというクライマックスの最後の場面で、
ええっ!
となって終わるの。

題名の「まるで天使のような」は、読み終わってもわからなかった。
原題も「How Like an Angel」
なんで、このタイトルなんだろう。
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