三谷幸喜舞台「不信 彼女が嘘をつく理由」東京芸術劇場イースト
3月7日初日に見ました。
長方形の舞台の両側に客席がある。
出演者は4人だけ、段田安則と優香、栗原忠雄(真田丸の信尹さま)と戸田恵子の2組の夫婦。
中庭を挟んだ同じ作りの2軒の家らしい。
セットは変えずに、場面は、両方の家やスーパー、道路と変わる、
俳優が動くことで変わる、狂言みたいな転換ね。
最初から最後まで不穏な空気、
次第にそれぞれの秘密があらわになってくる。
4人が4人ともゆがんでいて、
途切れない緊張感に引っ張られて見入ってしまう。
笑いの箇所はちょっとずつあるけど、コメディじゃない。
サスペンスといってもいいかな。
段田さんが、「録音を再生する」のをやるシーンがあるの。
戸田さんたちが聞いてみましょうと言ってスイッチを押す、段田さんがセリフを言う、という。
「戻してもう一回聞く」「途中で電源切る」のも、段田さんが演技で見せるわけ。
おもしろかった、この人うまいね。
戸田さんがわりと珍しいタイプの役かな。
三谷さんは、自分は喜劇作家です、これはコメディですというものよりも、
こういう作品のほうがいいのよね。
3月7日初日に見ました。
長方形の舞台の両側に客席がある。
出演者は4人だけ、段田安則と優香、栗原忠雄(真田丸の信尹さま)と戸田恵子の2組の夫婦。
中庭を挟んだ同じ作りの2軒の家らしい。
セットは変えずに、場面は、両方の家やスーパー、道路と変わる、
俳優が動くことで変わる、狂言みたいな転換ね。
最初から最後まで不穏な空気、
次第にそれぞれの秘密があらわになってくる。
4人が4人ともゆがんでいて、
途切れない緊張感に引っ張られて見入ってしまう。
笑いの箇所はちょっとずつあるけど、コメディじゃない。
サスペンスといってもいいかな。
段田さんが、「録音を再生する」のをやるシーンがあるの。
戸田さんたちが聞いてみましょうと言ってスイッチを押す、段田さんがセリフを言う、という。
「戻してもう一回聞く」「途中で電源切る」のも、段田さんが演技で見せるわけ。
おもしろかった、この人うまいね。
戸田さんがわりと珍しいタイプの役かな。
三谷さんは、自分は喜劇作家です、これはコメディですというものよりも、
こういう作品のほうがいいのよね。