人生ここらでジャカルタン

タンザニア、タイ、そしてインドネシアへ。タイ人の妻と進む平凡でクレージーな人生の考察をつづるブログ。

ロンボク島の観光資源?クラシック・チドモ

2011年11月26日 16時49分49秒 | 人生ここらでジャカルタン
ロンボク島でみられる馬を使った庶民の交通手段「チドモ」を、前回このブログで掲載した
(2011年10月11日の当ブログ参照)。

このチドモも時代とともに進化したようだ。一昔前に活躍したと思われる写真のクラシック・
チドモと以前掲載した現在利用されているチドモを比べてみると、かつてはタイヤは日本の
人力車のように細く大きかったことがわかる。

現代になるにつれて一度に運ぶ乗客を多くし、その重さに耐えられるよう自動車用のタイヤに
付け替えたのだろうか。基本構造は変わらないが、クラシック・チドモのほうがなんとなく趣が感じられる。

国際空港を開港させ、ロンボクは観光産業に一層力を入れ、開発を目指しているようだ。
細い通りには自動車が溢れつつあり、邪魔者扱いの一歩手前でチドモが走っている。
第2のバリと揶揄されつつ、現在、開発され過ぎたバリ島を嘆くビーチリゾート派を取り込むロンボク島。
同じ開発路線を歩み、交通渋滞や自然破壊によってせっかくの観光資源が台無しにならないことを願っている。

観光産業で発展を牽引する中、このチドモを活用するか否かが、バリとの観光開発路線を隔する重要な鍵になると
筆者は睨む。日本の観光地で人力車が復活しているように、自然を残しながら、調和させながら、のんびり派に
適したリゾート地を目指してほしい・・・

20年後、このロンボク島にチドモがまだ走っているか、楽しみである。

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