人生ここらでジャカルタン

タンザニア、タイ、そしてインドネシアへ。タイ人の妻と進む平凡でクレージーな人生の考察をつづるブログ。

カバに追いかけられる!ウガンダの国立公園

2007年01月31日 00時22分14秒 | 人生ここらでタンザニア
東アフリカの内陸国、ウガンダ旅行記録の第七弾。

カバ(*)が歩いています。

クイーンエリザベス国立公園では、標高の高さもあって、
涼しい午前中なら日中でもカバが陸上をウロウロしている
のを見ることができるのです。

そして、当然夜もウロウロしている彼ら。

食事が終わりロッジに戻ろうとしたとき、それは起こりました。
暗がりの中、ロッジの前に黒い塊が・・・。

あんたカバ?

知らずに近づく人間に驚き、鼻息を鳴らしながら、ものすごい勢いで
こっちに来る!全速力で必死に逃げる我々。追いかけるカバ。

幸い事なきを得ました。

警備員、ちゃんと見回りしろよ。
というエキサイティングで貴重な体験ができるのが特徴です。

(*)カバの生態については2006年12月7日のブログを参照。

注記)カバとの追いかけっこは命に危険がある場合があります。
   十分気をつけましょう。

今年の干支!ウガンダのロッジはイノシシだらけ

2007年01月29日 01時11分21秒 | 人生ここらでタンザニア
東アフリカの内陸国、ウガンダ旅行記録の第六弾。

クイーンエリザベス国立公園(*)のロッジに着くと、
イボイノシシが前足を折って一心不乱に草を食べていた。
振り返るとイボイノシシだらけ!

いろんな野生動物が近くまでやってきます。
夜にはライオン、豹(ヒョウ)などの危険な動物も近づくらしく、
ロッジ前には常に警備がつき、客の安全のために待機してくれています。

思えば2007年の干支はいのししだ。
新年をいのししと共に迎えたらしいことに後になって気づいた始末。

ちなみに後ろのゾウは作り物です。

(*)ウガンダ共和国とコンゴ民主共和国の国境にあり、
エドワード湖、ジョージ湖に挟まれた国立公園。

ぱお~~~ん!ウガンダ、迫力のアフリカゾウ

2007年01月26日 14時31分08秒 | 人生ここらでタンザニア
東アフリカの内陸国、ウガンダ旅行記録の第五弾。

クイーンエリザベス国立公園(*)にいる無数のゾウたち。
森から出てきては湖畔で水浴びをしたり、群れで森の中を
散歩しているのに出くわす。

ロッジから見下ろす湖にやってくる数々の野生動物たちのひとつだ。

さすが、現存する最大の陸上動物。
目の前にするとすごい迫力だ!

この後、後ろ足立ちし、鼻を高々揚げて見せた。
「ぱお~ん!」のあまりの迫力に、ドライバーは驚いて急発進。
絶好のシャッターチャンスだっただけに少々悔やまれます。

(*)2007年1月24日のブログ参照。

類人猿の宝庫!ウガンダの国立公園

2007年01月24日 01時15分34秒 | 人生ここらでタンザニア
東アフリカの内陸国、ウガンダ旅行記録の第四弾。

カンパラから西へ420km。
ウガンダとコンゴ民主共和国の国境にある国立公園、
クイーンエリザベス国立公園を訪れた。

ここは、いわゆるアフリカサファリとして王道であるケニアや
タンザニアの代表的なサバンナを行くサファリだけではなく、
湖、湿地、森林、渓谷など変化に富んだ風景とものすごい動物たちを楽しめる。

動物が群れを成した迫力や、人気のプレデター(捕獲動物)との
出会いの面では劣るのだが、緑の鬱蒼と茂った渓谷を歩いて探検したり、
ボートサファリなどエキサイティングで貴重な体験ができるのだ。

そして、チンパンジー、ヒヒ、サバンナモンキー、アビシニアコロブスなど
ステキなサルたちとの出会いが待っているー!
残念ながら本命「マウンテンゴリラ」はもう少し北(危険なエリア)へ
行かないと会えないらしい。最初に出迎えてくれたのは写真のコイツだ。

湖を見渡す高台に立つロッジからは水辺に集まる様々な野生動物を
ビールでも飲みつつ「ぐでーっ」としながら楽しむことができる。
かなり優雅なのだ。 →これポイント高し!

そんなポイントに共感する人にお勧めです。

赤道を掃除する人!ウガンダ

2007年01月21日 23時26分32秒 | 人生ここらでタンザニア
東アフリカの内陸国、ウガンダ旅行記録の第三弾。

アフリカ大陸には赤道が通っている国が6カ国あります。
全てを挙げることができますか?

ガボン、コンゴ、コンゴ民主共和国、ウガンダ、ケニア、ソマリア
の6カ国。見ないで言えた人はかなりのアフリカマニア。

そして、ウガンダも赤道直下の国なのだ。
赤道には赤い線が引いてあると思っているひとはいませんか。

正解です。

首都カンパラから南西へ数十キロ、マサカと言う街に行く途中の
道沿いには、観光客向けに赤道のモニュメントがあり、
赤道(と思われるところ)をペンキでなぞってあります。

ここには水の渦が右回りから左回りになる実験をしてみせる人がいます。
有料です。

10mそこそこを移動したのではこんな現象は現れないはずで、
インチキだと主張するひとがいましたが、真相はどうなのでしょうか。
詳しい人がいたらコメントでお寄せください。

ウガンダのスタバ?BANCAFE!カンパラ

2007年01月19日 19時35分45秒 | 人生ここらでタンザニア
東アフリカの内陸国、ウガンダ旅行記録の第二弾。

首都カンパラの繁華街で入ったとあるコーヒーショップ。
BANCAFE(バンカフェ)というらしい。

ふらっと入れるオシャレなカフェの存在自体に驚くのだが
驚きはそれだけではなかった。
アイスコーヒーやアイスカフェモカなど、メニューの
ラインナップもスタバ並み。そして、

おいしい。

タンザニアの一人当たりGNI:$330
ウガンダの一人当たりGNI :$280

がんばれタンザニア!

キリマンジャロコーヒーはあまりに有名だが、ウガンダンコーヒーこそ
間違いなく上を行っていると認めざるを得ない。
値段は5,000シリング(約350円)と発展途上国にしては高いのだが、
結構客が入っているのだ!
(ぱっと見では外国人は自分たちだけだった。)

標高が高く丘陵の土地が、コーヒーやお茶の栽培に適しているようだ。
ウガンダのトップ輸出品目を占める。

きちんとして見える街、カンパラ!ウガンダ

2007年01月16日 19時24分57秒 | 人生ここらでタンザニア
東アフリカの内陸国、ウガンダ旅行記録の第一弾。

エンテベ国際空港から首都カンパラへ移動しました。
アップダウンの多い地形にもかかわらず、歩道付の舗装道路
が整備され、英国系銀行などの近代的ビルが立ち並ぶ。

なんと、きちんとしたイメージではないか。

カンパラは、高度が1,300mの町であり、赤道直下の国ながら
一年を通して涼しい気候で過ごしやすい。
暑さが厳しくないためか、道行く人がオシャレな印象だ。

目が合ったとき、微笑む人が多い。
内陸国の特徴なのだろうか。
東南アジアの内陸国ラオスを思い出す。

ゴリラに会いたい!人生ここらでウガンダン(*)

2007年01月11日 19時03分57秒 | 人生ここらでタンザニア
この年末年始をディープに過ごしたのはウガンダ共和国。

日本人で正確に位置を知る人はどれくらいいるのだろうか。
というような国だ。

アフリカの内陸国。日本の本州ほどの大きさに2,800万人ほどが住む。
スーダンやコンゴ民主共和国と国境を接し、危険なイメージもつきまとう。
16世紀からビクトリア湖を中心に数々の小さな王国が成立していたという。

戦後、イギリスから独立するも独裁政治による混迷が長く続き、
民族解放路線の現大統領が就任し、経済の建て直しを始めてから
いまだ20年という、まさにこれからの国なのだ。

その国土は緑に覆われ、美しい。
当時英国のチャーチル首相は「アフリカの真珠」と表現したという。
多くの野生動物を擁する国立公園を持ち、マウンテンゴリラにも会えるらしい。

西のコンゴ共和国の国境にあるエドワード湖、ジョージ湖周辺には
かつてエリザベス女王も訪れたうつくし~い国立公園があるという。

暫くウガンダ訪問の記録をしたいと思います。

(*)Ugandaの形容詞

近所の警備会社は訓練中!タンザニア

2007年01月09日 19時17分23秒 | 人生ここらでタンザニア
タンザニアは、労働人口の約8割が農業をしているらしい。

そんな農業の国でも、外国人居住区に住むと多いと感じるのが
警備関係従事者。どこの外国人住宅も必ずと言っていいほど
雇っている。

一歩外を歩けば、全ての家屋から自分が隔離されているような
殺伐とした世界だ。道行く人と、庭越しに挨拶を交わすなど
という日本の習慣が、奇跡的なほど平和で稀有なものに感じられるのだ。

そして、メイドとして外国人の家で掃除・洗濯する人も多く見えてしまう
のだが、全体数からするとごくわずかと言うことになる。

近所はこの警備会社を運営しており、定期的に新入社員の訓練を行っている。
スワヒリ語で何やら威勢良く叫び、「回れ右」や「右向け右」などを
永遠やっている。

そして、とてもちんたらしているのである。

住人の安全を守るはずの彼らも時に犯罪に走る。
貧しい国の現状。
出口はあとどのくらいだろうか。

密着!驚きのタンザニア建築工法 最終章

2007年01月06日 20時01分09秒 | 人生ここらでタンザニア
近所で見たタンザニアの建築状況をリポートする(*)最終章。

(*)2006年8月27日~10月8日にかけて本ブログ内で掲載。

2006年中に完成し、人が住み始めました。
これまで掲載した写真の反対側、正面ゲート側から撮った一枚。

2階のテラスがイケてます。
テラスの円柱は骨組みにセメントと塗りつけた後、
人が長い角材をもってぐるぐる回って作ります。

強度がかなり心配です。

が、しかし。
見た目立派な外国人住宅の完成です。
これは、ダルエスサラームの外国人居住区の家であり、
現地の人が住む家とはまったく異なりますので注記します。
(現地の人の一般的住宅は8月18日掲載ブログを参照。)

完成後暫く観察しましたが、
敷地に配水設備がなく、降雨後は激しくプールのようになっていました。
屋根には雨樋がないので、激しく老朽しそうです。