ザンジバル！こころの休息

先週末と月曜日の3日間、ザンジバルへ行ってきました。
ザンジバルはタンザニア連合共和国の一つで、欧州をはじめ、
多くの国、地域から観光客を集める人気スポット（島）です。
自らを一つの独立国と見る傾向もあり、タンザニアからの
渡航にもパスポートが必要です。

タンザニアに来て以来初めて行ってみたのですが、アラブの影響を
受けた町並みや遠浅でエメラルドグリーンの海が素晴らしかった。
写真は、一緒に行ったこっちで活躍している協力隊の方々など。
たのしい仲間と語りあう時間はなにものにも代えがたいですね。
日頃の途上国生活でカラカラになったこころを潤す旅となりました。

滞在中は、インド洋の大海へ釣りにも行きました。
収獲はなんとインド洋のマグロ！アジ系の魚、キングフィッシュの3尾。
また、機会があったら別の投稿にて紹介します。

道路でキャッサバ売ってる

現地の人はどんなところで買いものしてるの？

先日「ダルエスサラーム買い物事情」の項にて、ショッピングセンター
を紹介しましたが、タンザニア人はどんなところで買うのかに興味を
もってくれた人もいるようです。

写真は、まさにタンザニア国民の多くが買い物をする場所です。
幹線沿いに露天が並び、そこであらゆるものを売り買いします。
日差しが強いので傘を使っていますね。

こういう場所での買い物は、現地語であるスワヒリ語がマスト！
できない場合は、タンザニア人の知人と一緒に行きます。
治安の面でも安心だからです。

見逃した金メダル・・・その理由は！？

トリノオリンピック、日本の荒川選手がついにやってくれましたね。
時差の関係でその感動シーンを生で見れなかった人は多いかも
知れないけど、ここタンザニアでは「停電」が理由で見れませんでした。
「停電」という理由がなんとも情けない・・・
停電で見れなかった人はこの世界で何人いるんだろう（笑）！
あー、うらめしやこの国！

日本時間では深夜か早朝だったと思うけど、ここは時差的に言えば
ちょうどいいはず。ワールドカップがドイツで行われる今年、
アフリカにいるのは悪くないと思ったけど、思わぬ障害に阻まれる
ことになりそうです。

ともあれ、外国に在住すると、日本人の活躍が余計に誇らしいもの。
ようやくもたらされた金メダルに乾杯！おめでとう荒川選手！！

ダルエスサラーム買い物事情

ここタンザニアでは、一般的に市場での買い物が基本となりますが、
外国人向けのスーパーも多くできています。写真もそのひとつ。
ショッピングセンター的な施設ですが利用するのはもっぱら外国人。
富裕層のタンザニア人もいるのかも知れません。

ここの一階部分にスーパーが置かれています。
外国人が欲しがるものを置くため、日本でいう「スーパー」からは
考えられないようなものがあるのが特徴的です。
電化製品、キャンプ用品、鍋食器など。

スーパーは価格も高いのですが、
スワヒリ語のできない外国人は、面倒な値段交渉がなく、
ある程度サービスが整っているスーパーを利用することになります。

ちなみに日本の食材はないといっていいでしょう。多くがヨーロッパ人
をターゲットにした食料品です。（チーズ、ワイン、パスタなどなど）

武器禁止だよ！大統領選挙

タンザニアでは昨年末に大統領選挙が行われ、新しい
大統領が誕生しました（ムカパ政権→キクウェテ政権）。

当初予定された投票日は直前に突然延期が発表され
（関係者の死亡による）、2回目の予定でやっと投票が
行われましたが、暴動が起きたり、犯罪が起きたり、
途上国の選挙がいかに大変か、また、日本の選挙が
いかに秩序を保って迅速に行われるかを実感しました。

写真は、その頃メジャー紙に掲載された新聞記事
（コラム？）で、その名も「選挙ですること・しないこと」。

●すること　→時間通りに投票すること。
●しないこと→武器は持っていかないこと。

ん～、興味深い！！

コウモリがやってきた！

家に帰ると突然のお客様が待っていました。

網戸にぶら下がったこの姿、気味悪いスジスジの姿、
もしやこれは・・・コウモリさんではありませんかー！！
ギョエー！！

吸血鬼になって日本に帰るのはカンベンしてくれー。

昼間は寝て過ごすらしいし、そっとしておけば害はないか？
と思い、そろりそろりとその場を離れました。
（でもその後すぐカメラを持って現場に戻っている自分が・・・）
アパートの階段ホール（ちょっと洞窟みたいな造り）は
いい寝床なのでしょう。

多くの野生動物で知られるアフリカならではの生活の一面。
これからもどんな客が来るかワクワク（冷汗）です。

驚き！これがタンザニア料理！

最近は特にニュースがないので、料理のことでも記録しておこ。
東京にいれば世界あちこちの料理が食べられますが、タンザニア
料理が食べられるところはないのではないでしょうか。

その理由は・・・・まずいから？！

まあそんなところでしょう。おいしければ世界中に広がっている
はずです。タイ料理、中華料理、フランス料理、世界のどこに
行ってもありますね。

写真は「特に」おしゃれに作られたタンザニア料理で、現地の人々
が食べるものとは程遠いのですが、一応ウガリといわれるとうもろこし
の粉を練ったもの（手前の白いやつ）と、トマトベースのスープが定番。
そして奥にはキリマンジャロビール。これがこの国の定番ビール。

タンザニア人に言わせるとウガリを食べないと力が出ないそうです。
一昔前の日本人がお米を食べないと力が・・・といっていたのと
似てます。

インド洋を臨むプールですごす休日

写真だけみると、バリ島のリゾート？はたまたプーケット？
と思うかも知れません。ここはタンザニアにあるホテルの
プールです。

インド洋の水平線を見ながら泳げる数少ないプールだと思い
ます。休日はここへ行って、プールサイドで本を読んだり、
泳いだりして一日過ごすこともあります。

お昼にはピザをかじりながらビールで喉を潤し、一休みしたら
また泳ぐ。極楽の休日。頭がばかになりそう！
（え？もうなってるって？）

TDLの新アトラクション？アフリカの悪路！

今日はアフリカの悪路について記録しておきます。

ダルエスサラームの街中は舗装されていて、まあまあ
走りやすい道があるのですが、それでもちょっと路地に
入るとそこはデコボコ道です。車でふつうに走ると
穴だらけの道でタイヤがはまり、天井に頭をぶつけそう
になったり、身体を左右に揺られて、スリル満点！！
ディズニーランドの新アトラクションか？と思うこと
でしょう（笑）。

そもそも、舗装されてる道路も歩道がなかったり横断歩道
がなかったり、とてもよいとは言える状況ではありません。
電気がなければ当然、信号はどの色も光っておらず、交差点
は大混乱。こんなことが日常茶飯事なのです。

信用ゼロ？のタンザニア政府

日本にて政府からの仕事を請け負う場合、支払いに不安を
感じる人はあまりいないと思います。政府は必ず払って
くれるから、むしろ歓迎される仕事でしょう。

しかしここタンザニアではちょっと違うようです。政府が
オーダーする仕事に、ある外資の企業がこう言ってのけました。

「信用ならんから、先に金払え！！」

・・・この国の政府の信用ときたらゼロ？途上国の問題って
ここなんだよ。飢餓とかエイズの蔓延とかって言うけど、
根幹はこの政府機能の弱さ。この国の問題は奥深い。

写真は家の近くで撮ったサボテン。生垣にしている人もいます。
生垣までが政府をチクリと皮肉っているかのようです。