人生ここらでジャカルタン

タンザニア、タイ、そしてインドネシアへ。タイ人の妻と進む平凡でクレージーな人生の考察をつづるブログ。

牛をポトン!ジャカルタ・イドゥルアドハ

2010年11月22日 17時03分21秒 | 人生ここらでジャカルタン

去る11月17日はイスラム教の犠牲祭、Idul Adha。
近所や親族に肉をおすそ分けする風習で、この日は
住宅地の小さな路地で牛やヤギが無残にも殺される
瞬間とその後の濃い一部始終を目にすることができる。

大都市、ジャカルタの中心街も一歩路地を入ると写真の
ような住宅エリアがあり、そこでは子供たちが興味深く
動物の生と死を見守っている。

傍らではお母さんたちがホースで流れ出る血を下水溝へ
流し込んでいた。

ハラル(Halal)という言葉は日本でも最近言われだして
いるようだが、イスラムで禁止するブタを含まないという
意味だけではなく、宗教上許可された人が、許可された方法
と処理により動物の殺傷を行うということで、このIdul Adha
の儀式もしかる人によって行われている。

ちなみにポトンとはインドネシア語で「切る」という意味である。