人生ここらでジャカルタン

タンザニア、タイ、そしてインドネシアへ。タイ人の妻と進む平凡でクレージーな人生の考察をつづるブログ。

世界最大コモドオオトカゲに出会った!インドネシア

2009年10月26日 00時55分49秒 | 人生ここらでジャカルタン
写真は世界最大の大トカゲとして知られるコモドオオトカゲだ。
大きいもので体長が3mを超え、体重は100Kg近くなる。

インドネシアのコモド島など数島のみに生息するとされるが、
ここはジャカルタから20Kmのテーマパーク「タマンミニ」(*)。

つまり、野生ではない。しかし、わざわざ孤島へ旅行しなくても
会うことができるのだから文句は言うまい。
体長ではハナブトオオトカゲというトカゲが勝るのだそうだが、
体重も含めると世界最大種ということになるらしい。

「現代の恐竜」との代名詞にふさわしく、ものすごい迫力だ。
観光客用のガラス窓から隔てられた飼育エリアをのぞいていると、
飼育員はそばで見たいか?となんと檻の中へ案内した。

客が少ないからといってチップ欲しさにここまでするか!?
と思いつつも、案内されるまま檻の中へ。
ウロコの様なグロテスクな肌をなでてきた。

なんと目がかわいい!
おとなしいトカゲなんだなぁと思い、帰ってから調べると、
「主にイノシシやシカなどの哺乳類を食べる」とある。
おいおい!もし襲われたらどうするんじゃ?恐ろしやあの飼育員!

と思いつつ、飼育されているのは生涯にわたって人間から餌を
与えられているからおとなしいのかも知れない。

飼育員によると餌は生きたニワトリを与えるらしい。
この日は餌の日ではなかったらしく、食べる様子を見たければ
来週おいで、と教えてくれた。

日本でも北海道、東京の動物園で会えるらしかった。

(*)2009年10月17日掲載の本ブログ参照。

インドネシアの多様文化を一挙に展示!タマン・ミニ

2009年10月17日 13時29分08秒 | 人生ここらでジャカルタン
インドネシアの首都ジャカルタから南東へ20Km弱。
ジャカルタ屈指のテーマパーク、タマン・ミニがある。
ジャカルタにいながら国内の多くの文化に触れることができるため、
知り合いが海外から遊びに来れば真っ先に連れていくという、
いわば「お約束」の観光スポットである。

多民族国家であるインドネシアの様々な文化を100ヘクタール超の
広い敷地に再現しており、なかなかの見ごたえ。
敷地内は車で移動し、好きなところで降りて見物する。

ジャワ、バリ、スラウェシなど、それぞれの島の異なる建築を展示
するパビリオンや、各種博物館、インドネシアの鳥や花を集めた
バードパーク、フラワーパークなどを擁し、一日ではとても足りない。

写真はスマトラ島のパビリオンでの一枚。
巨大な高床式建築の屋根の上にはヤギなど動物の骨や毛皮などが
あしらわれている。先祖への敬いと悪霊を取り払う意味があるのだという。

多くの犠牲者を出している昨今のパダン沖地震の被災地域の伝統的建築だが、
昔から地震とともに生きたこのエリアの建築は地震に強いという。
犠牲者を多く出すのは、近年導入されたのコンクリート建築が理由だそうだ。

渋滞なし!?ジャカルタの専用バスレーン

2009年10月11日 12時19分18秒 | 人生ここらでジャカルタン
2004年に導入されたインドネシア初のMRT(Mass Rapid Transit)
システムと言えばトランスジャカルタ(*)。

写真は、そのトランスジャカルタの中から見たジャカルタの主要道路。
一般自動車用レーンに連なる車を横目に快適に進むバスはなかなか魅力だ。

しかし、このバスの混み具合はなかなか東京の地下鉄並。
ラッシュアワーは何台も待たなければ乗車できず、身動きすら
できない車内は、さながら高度経済成長期の東海道線といったところか。

思えば、ここも世界有数の1000万人都市。
2億を超える人口を抱える国のラッシュアワーと思えば納得なのである。

「渋滞なし」を目指して開通したトランスジャカルタであるが、
この混雑のため、乗り降りの際に各停留所で停滞し、結果、ときおり
バス同士で渋滞している様はさすがに皮肉である。

ジャカルタは、高架鉄道、地下鉄の代替交通網の整備が必要とされ、
交通インフラの地方都市への展開が計画されている。

(*)2009年8月20日の本ブログ参照。