人生ここらでジャカルタン

タンザニア、タイ、そしてインドネシアへ。タイ人の妻と進む平凡でクレージーな人生の考察をつづるブログ。

割安?割高?タクシー運賃でみる国際比較

2008年10月31日 00時53分44秒 | 人生ふたたびタイランド
バンコクで配布されているフリーマガジンに
面白い記事があった。

5kmを利用した想定で、世界7都市のタクシー運賃を
比較した記事である。

ロンドン   B375(約1,125円)
ニューヨーク B273(約 819円)
香港     B160(約 480円)
シンガポール B 90(約 270円)
上海     B 75(約 225円)

そして堂々の最安値をつけたのが、そう、
バンコクであった。

バンコク   B55(約 165円)

もちろん、と言ってはなんだが、最高値を
つけているのは東京。その価格は・・・

東京     B467(約1,401円)

その差約8倍。
GDPの算出にはPPPという物価に対する購買力を考慮して値を算出する
ことが一般化されているが、経済規模が10倍ほどあるので、「高級度」
の度合いは同じ程度というところか。

とはいえ、日本人にしてみれば、やはり割安感がある。
日本のような、深夜割り増しのような設定もないため、
バンコクの人々は終電を気にせず夜遊びすることができるのである。

どっちがいい!?オフィスデスクにみる国際比較

2008年10月27日 00時47分10秒 | 人生ふたたびタイランド
今回は勤務環境の写真をアップします。

日本でサラリーマンをやったことがある人なら
まず憧れれるのは個室。日本の会社、団体で
個室をもらえるはその部署の長、もしくはもっと
位の上のほんの一握りの人なはずだ。

しかし、海外の組織に入って勤務すると、そんな
環境もたやすく手に入ることがある。

うらやましがられることも多いのだが、日本の多くの
オフィスにみられる「島」と呼ばれる机の配置は、
国土が小さく土地が高価だということに起因して
「しかたない」からやっているだけではないと考える
ほうが自然なのだろう。

日本のオフィス面積に対する社員数が海外のそれに比べて
圧倒的に多いのは事実であろうが、海外に拠点を置く
日本の組織で、フロア面積が十分あるのにわざわざ日本式の
「島」で勤務している団体を知っている。

きっと、日本式に補完できない利便性があるに違いない。
日本は、類まれなるスピード発展を成し遂げた国であり、
その勤務の効率性、技術の高さは誰もが知るところ。

机の配置がそれに与えるインパクトの考察も面白い。

バス出勤で考える!バンコクの発展事情

2008年10月24日 02時15分18秒 | 人生ふたたびタイランド
アパートから職場までは6、7kmだ。

海外生活では、できるだけ現地の人と同じ生活をする
癖がついてしまっており、また、タイは2度目の赴任で
地の利があるということもあり、通勤手段はだいたい
バスである。

朝は、なんとこの距離を1時間かけて動くことが多い。
以前から渋滞と汚染公害で有名なバンコクであるが、
この点はあまり改善されていないようだ(7年前との比較)。

日本ならこの時間に鎌倉市から新宿区まで人を運ぶぞオイ。
などと考えてしまう。

しかし、同じバスでも改善されていると思うものもある。

バスの運転手、車掌のサービス精神である。
7年前のバンコクのバスは、運転手が客よりエラかった。
停留所の乗り降りの時に完全に一時停止するようになっている。
以前は客が走りながら飛び乗るといった恐ろしい状況だった。

車内に切符を売る車掌がいるのだが、彼らのサービス精神も
格段に向上している。この前、とある車掌は言った。

「ありがとうございます。」

え!?あ、きっと「ご乗車ありがとう」ってことだ!
すごい。ここまでくれば先進国と同じではないか。

ちょっとではあるが感動してしまった。
タイは、もう運転手が一番偉い国ではないのである。

迅速な通勤を可能にする交通インフラの成熟はいつであろうか。

癒し系!アジアの部屋完成

2008年10月20日 00時57分16秒 | 人生ふたたびタイランド
誰しも安らぎの場所は自分の部屋である。

数週に渡って土日を使い、思い描く自分の部屋を
ようやく完成させた。

といっても、購入しなければならなかったのは
テレビと照明だけだ。インターネットプロバイダ
契約やケーブルテレビ等の契約も含まれるので、
なんだかんだ時間を要してしまう。

テーマはアジア色でほっとする空間を醸し出しながら、
コンテンポラリーな利便性を追求した、その名も
「現代版癒し系アジアの部屋」。
ちなみに写真は「晩酌バージョン」でちょっとライトダウン。

照明は竹と布を使ったタイ製の燈篭のようなものを配置。
日本の照明を彷彿させる。
テレビは日本のメーカーのもの。最先端液晶パネルディスプレイだ。
しかし、タイではまだデジタル放送が導入されておらず、
少々宝の持ち腐れなのが玉に瑕(キズ)。

平日の仕事の後はサッカーを観ながらソファでお酒を傾け、
土日は映画などを見ながらくつろぐ。
そんな居心地のよい空間に仕上がり、満足なのだった。

多国籍チーム!これぞ国際機関の醍醐味

2008年10月12日 23時35分35秒 | 人生ふたたびタイランド
タイ、バンコクにある国連の組織といえば、UNESCAP。
国連経済社会理事会を構成する5つの地域委員会の一つだ。

筆者の配属先である部のチーフはイタリア人。
属するメンバーは世界の様々な国・地域からきている。
中国系、ヨーロッパ系、アメリカ系、アフリカ系と国際色豊か。

多人種が日々熱い議論を繰り広げ仕事をしているのだが、
金銭的利益ではないだた一つの目的を共有しているというところが
仕事の醍醐味だ。議論もむやみやたらに展開されるのではなく、
お互いを尊重しつつ自分の主張をするから面白い。

「しかし」か「よって」か会議は長い。
3時間くらいぶっ通しで会議をすることもある。

職員の仕事への情熱、気持ちがこもっている。
やりがいを感じるこのごろである。