人生ここらでジャカルタン

タンザニア、タイ、そしてインドネシアへ。タイ人の妻と進む平凡でクレージーな人生の考察をつづるブログ。

フルーツソムタム美味!バンコク

2009年06月13日 01時33分36秒 | 人生ふたたびタイランド
タイでの生活を垣間見るようになって9年。
食生活もおおよそ知り尽くしたと思っていたのだが、
写真の先日食べたフルーツソムタムには驚かされてしまった。

ソムタムといえば、タイ料理の代表格として知られる
辛いパパイヤサラダである。

思えば、パパイヤもフルーツなんだから不思議はない。
このフルーツソムタム、パパイヤは使用せず、代わりに
リンゴやブドウを入れて作るソムタムだ。

フルーツの甘さと辛さがミックスされた微妙な味。
トロピカルな国ならではのサラダだ。

フルーツでビールなど飲んだこともなかったが、
この気候下ではなかなかイケる!

政局混乱にCHANGE!タイ・バンコク

2009年05月07日 12時52分02秒 | 人生ふたたびタイランド
昨今、タイで放送されている日本のドラマがある。

キムタクを主演、マドンナの新曲をテーマに、鳴り物入りで
放送されたにもかかわらず、どことなくヒットしなかった
日本の政界を描いた「CHANGE」である。

若手政治家が総理大臣になる過程とその仕事ぶりを描く
ドラマだったと思うが、これがタイでなかなか話題になっている。

ここ数年、政治面での混乱が続くタイでは、国勢が赤と黄に二分され、
両者が過激な行動をとっている印象が強いのだが、こんな混乱に
辟易として遠く冷めた目で見ている層が多いのも事実である。

政治学などを勉強する学生はもちろん、多くの若いタイ人は
これらをどう捉えているのだろうか?

タイでの放送局は、「もし自分が首相だったら?」というテーマで
スピーチコンテストを同時に企画開催しているようだ。
タイ国の将来を担う若者に対し、国のあり方、政治のあり方を
考えさせ、政治問題に参画させたいとの企画サイドの意向も汲んでとれる。

日本での放送時、日本にいた筆者も視聴しなかったために結末を知らない。
タイの政治を照らしながら、ここタイで観てみるのも悪くない。

寺院で放し飼い!タイ・バンコクの鶏

2009年04月09日 14時44分09秒 | 人生ふたたびタイランド
写真は、2009年3月14日の当ブログに記載したとある寺院の敷地。
場所はバックパッカーのメッカ「カオサン」に程近いエリアだ。

観光客にとって、オフィス街と渋滞の印象が強いバンコクだが、
あるところにはまだこんな風景が残っているのである。

カオサンの雑踏を背に、どことなく田舎を思わせる鶏の放し飼いだ。

決してオシャレなつくりではない庭だが、手入れが行き届き
気持ちよく、鶏が喉を鳴らしながら餌をついばむ風景は、心が和む。

心は一瞬、ウボンラチャタニー県(*)へ飛んでいってしまうのだ。

(*)筆者がかつて過ごしたタイ東北の県。ラオス、カンボジアの両国と
国境を接している。

こころやすらぐタイの寺院!バンコク

2009年03月14日 12時07分07秒 | 人生ふたたびタイランド
特別にこれといって予定がない休日、
筆者はふらりとタイの寺院に寄るのが好きだ。

バンコクにいても、旧サイアム中心街を歩けば、
必ずといっていいほど寺院に出くわし、仏教への
信仰の深い地元の人々で賑わっている。

タイの仏像は優しい表情で金色であることが多い。
その前に座っていると、なんとも落ち着く感じがするものだ。
日本人によるタイのお寺ファンもかなりの数と聞く。
寺院のなかに仏像と目が合う場所が必ずあるのだという。

お寺の構造は、熱帯雨林気候のタイにあり、
風通しがよく、涼しい。暑い気候のなか動くのは体力の消耗も
激しく、ついつい長居してしまうのだ。
自然の風が涼しく、心地よい。

ATMでぐっすり眠りこける子供!タイ・バンコク

2009年02月17日 15時42分40秒 | 人生ふたたびタイランド
写真はバンコクのとある通りで。
ATMの真下で子供が倒れている・・・・!救急車を!
と思ってしまいがちだが、これはただ眠っているだけで
はやとちりは禁物だ。近くの路上でお母さんが商売を
しているのだけなのである。

きっと寝るところは別にあるであろう。
しかし、母親の商売が終わる夜更けまではここで過ごさねばならない。
子供の健康、衛生、教育、すべてにおいてよいとは思えないが、

これが現状。

この子供はもうすこしすると母親の手伝いをするであろう。
教育を受けることができるだろうか。

一休さん放映中!タイ・バンコク

2009年02月10日 15時39分53秒 | 人生ふたたびタイランド
ここタイでは日本の古い番組が多く放映されている。

写真は、記憶にない世代もいると思われる「一休さん」。
タイ語吹き替えだが、日本の一休さんだとすぐ分かるのは
筆者も年をとったということなのかもしれない。

そういえばこの一休さん、8年前の初のタイ赴任時にも
放映されていた。継続されていたとすると、かなりの
ロングヒットということになる。

小僧の話が受けるのは同じ仏教国だからとして、
トンチが人気なのはタイ人の性格によるものだろうか。

電話のない公衆電話!タイ・バンコク

2009年02月07日 20時00分26秒 | 人生ふたたびタイランド
写真は毎朝出勤時に通る歩道で撮ったもの。
公衆電話なのだが、いつからか中にあった電話が消えた。

日本のように、発達する携帯電話によって役割を終えた
公衆電話が撤去されたとは考えにくいことから、
誰かが盗って行ってしまった可能性が高い。

実はこうした「電話のない」公衆電話があちこちにある。
公共的なものがなくなるというのは、8年ほど前のタイでは
あまり見受けられなかった気がするのだ。

こんな現象はアフリカ・タンザニアで起こっていたことではないか。
世界経済の悪化、国内政治の混乱を背景に失業者が激増し、
タイの治安は、いってみれば「アフリカ化」しているのかも知れない。

無論、アフリカほど犯罪は多発しないし、滞在する外国人も
日々の生活でピリピリしなければならないほどではない。

しかし、背景にある金融危機が徐々に影を落とし始めた一例なのでは
ないかと思わずにいられないのである。

トロピカルフルーツ満喫!タイ・バンコク

2009年02月06日 00時17分59秒 | 人生ふたたびタイランド
タイは、いわずと知れたフルーツ王国。
ドリアン、マンゴー、マンゴスチン、ライチ、パパイヤ、
と挙げればきりなく出てくるのがタイの南国フルーツだ。

市場に行くと、ありとあらゆるフルーツが写真のように
積み上げられており、どれを買っても、驚くほど安い。
どれをどれくらい買ってもOKで、1kgあたりの値段から
割り出してそれぞれ売ってくれる。

日本では高級フルーツに属するこれらのトロピカルフルーツ、
在タイの日本人にとってかなりお得感がある。

かわってタイの富裕層に人気なのは日本のリンゴ、ナシ、ぶどうである。
ないものねだりはどこの国も変わりない。
日本の高級フルーツを買い上げるタイ人の多さにも驚いたが、
世界の金融危機を前にこの売り上げの動きにも興味深いものがある。

A Happy 中国 New Year!バンコク・中華街

2009年02月03日 21時59分33秒 | 人生ふたたびタイランド
去る陰暦の大晦日に、タイ・バンコクの中華街へ行って来た。

陰暦の新年を祝う風習は、日本においては横浜などの中華街を
除きあまり見られないが、ここタイでは一大イベントだ。

聞くと、中国はもちろん韓国でも祝うとのこと。
日本ではなじみがないのだが、こうしてみるとアジアでは
日本の方が例外なのかも知れない。

陰暦の大晦日は買い物客で賑わい、また中華街にあるお寺は
参拝客でいっぱいだ。職場の中国人によると、バンコクの中華街は
本場のそれと違いかなりタイ化しているらしい。

在タイの中華系タイ人に交ざり、有名な寺院へお参りし、
タイ中華料理を食べながら陰暦大晦日を過ごしたのであった。

暑い年末年始である。

フルーツ女王マンゴスチン!タイ

2009年01月31日 14時24分48秒 | 人生ふたたびタイランド
フルーツの女王と呼ばれるのは写真のマンゴスチン。
ほのかな甘みとさっぱりした後味は日本人にも人気。

タイと日本のFTA<自由貿易協定)により、タイのフルーツも
手軽に手に入るようになっているようである。
しかし、このマンゴスチンはいまだ少々例外である。

とあるタイ人の農業専門家に話を聞く機会があったが、
日本へのマンゴスチン輸出には蒸気の熱処理が求められるらしい。

マンゴーが比較的簡単に輸出できるのは、つるっとした皮ですべて
覆われたフルーツだかららしい。マンゴスチンは硬い殻で覆われ、
「へた」がある。この「へた」や殻に虫が残るのだそうだ。

スチーム処理をしても良いのだが、フルーツがかわいそうだ。
と、その教授は言った。
まさしくその通りである。フルーツの味も落ちてしまうであろう。

タイでは1キロ60円程。
現在季節ではないため、高級デパートなどで500円くらいしてしまう。
それでも、日本の価格を思うと割安感があるのだった。