人生ここらでジャカルタン

タンザニア、タイ、そしてインドネシアへ。タイ人の妻と進む平凡でクレージーな人生の考察をつづるブログ。

年中ジャンボ宝くじ!タイ・バンコク

2008年11月29日 12時37分00秒 | 人生ふたたびタイランド
日本では「年末ジャンボ宝くじ」が発売されている頃か。

タイでは、宝くじがいつでもどこでも売られている。
宝くじ売り場があちこちにあるのに加え、売り子が屋台や、
レストランの中にまで売りに歩いてくるのである。
「年中ジャンボ宝くじ」との名称も似つかわしい。

写真は民主記念塔(2008年11月25日のブログ参照)付近で
撮った宝くじ売りの様子。

16枚、7,800万バーツとある。
売られている中の合計当選価格が7,800万バーツということか。
2.3億円程?

まさかね~。シリーズすべての宝くじ当選合計?それとも
お店でこれまで出た当選合計か。
売り場によっても書かれている金額はまちまち。
計算方法もそれぞれが勝手にやっているのかも知れない。

まだまだ生活に余裕のある人が多いとは思えないが、
購入する人の多さに驚かされるのである。

国際空港閉鎖!タイ国経済への影響はいかに?

2008年11月27日 00時52分39秒 | 人生ふたたびタイランド
反政府軍による活動は、ついに国際空港にまで及んだ。

スワンナプーム国際空港、ドンムアン空港が占拠され、
終日700便もが発着するという東南アジアのハブ空港が
機能しなくなったのだ。

この国の経済の観光業への依存は大きく、よって観光客を
締め出すような状態は非常に「痛い」。

政府に対してこの「痛さ」をねらった最後の手段ともいえるが、
これはめぐって、反政府軍にとっても「痛い」ことになる。

それを呑んでまで実施するというところに反政府軍の意志の
強さも見てとれる。

写真は、2008年11月25日掲載の民主記念塔付近にいたココナツジュース売り。

1杯10バーツとある。30円弱のココナツジュースを観光客に売る屋台にも
売り上げ減が押し寄せるであろう。

この政局の混迷に対して何もできない一個人商人。
真面目にコツコツ働いても、皮肉なことに先は確実に暗いのである。

民主記念塔に現況を照らす!バンコク政局混乱

2008年11月25日 01時08分55秒 | 人生ふたたびタイランド
民主主義の代名詞のようにいわれるのは選挙である。

タイでは、選挙によって選ばれた政権は、反政府軍勢力の
抵抗に行き詰まり、首相は海外に追放された。
現在、首相府はのっとられて機能していない。

なんと、哀しい民主記念塔ではないか(写真参照)。
首相府から国連ビルを超え、さらに進んだところにある
民主記念塔をしばらく見上げてみた。

四つの塔はそれぞれ何を意味するだろうか。
現況のプレーヤーを考えてみると・・・
「王室」「国民」「宗教」と、


「軍隊」?

うむ。最初から民主主義に対する考えがちょっと国際標準と
違っていたのかも知れない。

主要道路をふさぐ反政府軍!タイ・バンコク

2008年11月24日 02時07分12秒 | 人生ふたたびタイランド
2008年11月現在、タイ王国首相府から国連ビルへの道を
ふさいでいるのは反政府軍のデモ隊。

写真は古タイヤを積み上げてつくられたバリケードの様子。
時にかみそりのような刃のついたワイヤーとあわせ技に
なっており、通行に神経を使う。

警察隊との衝突があり、死傷者を出したニュースも記憶に
新しく、バンコク首相府付近の状況は予断を許さない。

こんな緊迫した状況の下、国連の63周年の設立記念日や、
昨日行われた王室関係者の葬儀の際には、きれいに道が
空けられるのだ。

そして、

行事が済むと、タイヤが現れる。
そう、なにもなかったかのように・・・。

タイの灯篭流し!バンコクのロイクラトン

2008年11月20日 02時01分11秒 | 人生ふたたびタイランド
去る満月の夜(2008年11月12日)、ロイクラトンという
祭りが行われた。これは、水の精霊に日頃のお詫びをし、
願いをかけるタイ全土で行われる祭りだ。

バナナの葉、茎など自然の素材から作られた灯篭に
ろうそくや線香を挿し、川などの水辺に流すのだ。

バンコクでは王宮付近のチャオプラヤ川沿いが大きな
会場となるが、筆者も多くの人に紛れ参加してみた。

写真は船着場の近くで灯篭(クラトン)を売っている様子。
一つ50バーツ(約150円)程度。
昔ながらの灯篭に並んで、カラフルな色の灯篭があり、
様変わりに驚き聞いて見ると、なんとパンでできている
とのこと。

うむ。川に流すのに問題ないのだろうか...,

普段は川の向こう側への交通のために船が出るが、
この日は、灯篭を流す人のために特別便を出す。
30バーツ(約90円)を払ってチャオプラヤ川を上り、
ライトアップされた川沿いの建物が水面に映る
幻想的な雰囲気の中で灯篭を流した。

日本の影響強し!バンコク折紙フェスタ

2008年11月19日 00時14分17秒 | 人生ふたたびタイランド
バンコク中心街にあるショッピングセンターにて
折紙のフェスタが開かれていた。

精密機器、プリンターのCa●onが主催しているようであった。
写真は折紙でつくった大阪城。精巧なつくりでなかなか
見ごたえがある。

そのほかにも、首里城、ゾウ、鷹などの動物、富士山の断面
構造が詳しく分かるものなど、様々な作品が立ち並び、
見ているだけで楽しい。

思えば、バンコクに溢れる日本食レストランは数知れず、
テレビは日本のドラマ、アニメ、バラエティを毎日のように
流している。

改めて、この国の文化に与える日本の影響の強さを思うのだった。

バンコク屋台!鳥つくねはビールの友

2008年11月17日 01時02分34秒 | 人生ふたたびタイランド
よく寄る屋台の写真をアップします。

鳥、豚、魚のすり身で作った肉団子をあぶって売ってくれる店。
一本5バーツから10バーツ(約15円から30円)で辛いソースに
つけて食べる庶民的な食べ物。

日本でよく見る祭りの出店みたいな感覚だ。
職場からの帰りにバスに乗ると、この屋台の一角で降りる。
ぶらぶらと散策しながらこうした酒の肴を探すのである。

この屋台には特製ソースが2種類ある。
甘辛のソースと辛いソースだ。
「どっちにする?」とおばちゃんが聞いてくれるのだが、
「う~ん」と2秒以上考えていると、勝手に一方のソースを
かけられてします。

「こっちね、おいしいから。」
とは、おばちゃんの判断だ。

無料ティッシュを配る!バンコク・タイランド

2008年11月15日 00時38分22秒 | 人生ふたたびタイランド
ある朝、出勤途中に寄った市場での出来事。

広告と一緒に小さな袋を配っている女性がいた。
悪い人ではなさそうなので、受け取ってみると、
なんと「無料ティッシュ」ではないか。

写真はそのときもらった一式。
車の任意保険の宣伝とティッシュを手にしながら、
渋谷かどこかの駅を出て出勤しているのではないかと
思わせる社会現象について考えた。
タイの発展はひたすら日本に近づいてしまっているのかも
知れない。

いいことなのだとか、悪いことなのだとか、偉そうに
安易な判断をするつもりはない。
ただ、ちょっと寂しさがあるのだ。

しかし、タイの市場の雰囲気はそんなに変わっている気がしない。
大好きなタイの市場のままである。

市場でタイのスィーツを堪能!バンコク

2008年11月13日 02時10分01秒 | 人生ふたたびタイランド
出勤時に通る道沿いに市場がある。
タイは市場に寄るのが楽しい国だ。
早朝から買出しの人たちの活気が溢れている。

といっても、日本の競りのような活気ではない。
ひたすらダラダラと売っているのである。
肉や魚、野菜といった一次産品だけでなく、
食事やお菓子も売っている。

時々寄ってはタイのお菓子を買って出勤するのだ。
写真は、七色のウミウシのようなお菓子。
一見ギョッとするが、味はなかなかウマい。
なんというお菓子かは不明。もち米を使って
いるような噛み応え。

小さな袋に砂糖が入っており、好きなだけ振りかけて
食べるのであった。

63rd UN day! 世界の諸問題への取り組みを語る

2008年11月10日 02時25分45秒 | 人生ふたたびタイランド
先日、国連の63回目の誕生日を記念したイベントがあった。

写真の会場は、国連という巨大組織の中の、一地域経済社会
委員会での式典だが、時差はあれど、何処の国連下部組織でも
行われたと思われるUNdayの一幕だ。

オープニングには某事務局長のビデオメッセージが流され、
当地域委員会の長による挨拶が壇上にて続く。

国連ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた取り組みについて、
職員の意識統一を図る。国内外を問わず、大きな組織は何処も
似たり寄ったりだが、分野の異なる色々な部署を抱えると、
内部の連携が悪くなるものだ。
目指す目標は同じはずなのに、時に部署ごとにズレが生じたりする。

こうしたイベントごとに批判は付き物だが、世界規模の問題と
その解決を目標に掲げ、多種多様な専門分野を束ねることで達成
しようとする、巨大組織の職員の意志を同じ方向に向ける意味で
こうした機会は重要なのかもしれない、と感じたのだった。