オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その149 子猫のフーちゃん 13−10−17

2018-01-10 16:10:31 | 第141−150回
子猫のフーちゃん                 13−10−17



このメルマガを書こうとしていたら、我が家の2匹の猫のネームタグがオース
トラリアから届きました。
先週、子猫の予防注射に獣医さんに行ったついでに注文しておいたものです。

先月SPCA(Society for the Prevention of Cruelty to Animals)
から子猫を養子にしました。
SPCAは、日本でいうと保健所、動物のシェルターのようなところです。
同じくSPCAから5年前に来たナミちゃん(メス)と合わせて飼い猫2匹に
なりました。

新人フーちゃんは、現在4ヶ月の男の子です。
ロシアンブルーの雑種で、ほっそりとしていてフェルトのような柔らかいグレー
の毛並みです。目はグリーンで、ビンクの舌をちょろっと出すととても
可愛いです。


フーちゃんが我が家の子になるまでに、ちょっとした経緯がありました。

9月7日、最近猫を亡くしたTさんと一緒にSPCAに行きました。
Tさんは、この日子猫を連れて帰るつもりでケージまで持参してました。
私は、今年のクリスマスまでに子猫を迎えるつもりにしていたので、様子
見がてら、Tさんにおつきあいした訳です。
古いタオルやら寄附品もついでに持っていきました。
オークランドには、SPCA Charity Shopがあちこちにあります。
寄附品はこのショップで売られ、売上金は、SPCAに来る恵まれない動物の為
に使われます。

その日、まだ子猫のシーズンではなく、3ヶ月以下の子猫は、黒猫3兄弟
しか見当たりませんでした。
Tさんは、黒猫はあまり気にいらなかったようで、あきらめて帰ることに
しました。
帰る前にもう一度、成猫も見てみようと回ったら、ケージと壁の間に隠れて
いたフーちゃんを発見しました。
シャイだけど、遊び好きのようなフーちゃんを二人とも気に入ってしまい
ました。
Tさんは、”私、この子連れて帰ります”と即決しました。
事務所に行って、養子にする手続きの書類を書きました。
書類をチェックした担当者にTさんは、借家住まいならば、家主の許可を取って
来て下さい、と言われました。
Tさんは必要書類を揃えて戻ってくることにして、子猫の養子は保留して帰り
ました。

ところが、Tさんの家の家主は南アフリカに住んでいて、時差もあり、その日
のうちに返事がきませんでした。
翌日、SPCAは子猫の希望者が多いため、これ以上は待てないと、Tさんに
言ってきたそうです。
8日の10時頃、Tさんからメッセージが来て、今回の養子は諦めるので、
私が欲しければどうぞ、と書いてありました。


早速、SPCAに電話したら子猫はまだいるということでした。
すぐに飛んで行って、ふーちゃんの養子の手続きをしました。
黒猫3兄弟も1匹しか残ってませんでした。
今回は、去勢手術代、 マイクロチップ埋め込み代等含めて$170でした。

こういった縁があってフーちゃんは、我が家の子になりました。

一ヶ月経ち、フーちゃんはすっかりうちの子になりました。
先住猫のナミちゃんにちょっかいを出しては、シャーと言われて怒られてます。
だんだんわんぱく振りを発揮して、家の中を走り回ってます。

フーちゃんは、めったと鳴かない子で、隠れていたら、どこにいるかわかり
ません。
トイレもいっぺんも失敗せず、いい子です。
里親さんからちゃんとトイレットトレーニングうけてから、SPCAに来るよう
です。
最近はやっと、ふーちゃんは自分の名前を覚えて、呼ばれると寄ってくるよう
になりました。
まだまだチビなので、あと2−3週間は家の中に置いておくつもりです。
お散歩に行って帰ってこれなくなったら困りますものね。

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