辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

接写のし易さは、レンズの特性であり、カメラの特性でもある。接写を考える

2017-05-02 09:13:46 | 映像
ども! 連休でもお仕事をしてます。

ENG業務の中に、「接写」というカテゴリーがある。
要は、小さいものを大きく撮る。手元や箸あげした料理を
美味しい感じに撮る。様々です。

普段は、ソニーのこんなカメラを使いつつ


レンズはキャノンの22倍という組み合わせ


レンズには、元々の機能で「マクロ」モードがあるので
単純にレンズから3センチくらいまで寄った位置で撮影する事ができる。

ただ、ズームをしながら先端に寄る画角の場合
マクロモードでは対応できないので、そんな時、接写レンズを装着する。

まぁ、照明で被写体を明るくして、レンズの絞りも絞り気味でないと
だいぶ解像度が悪くなしますね。

レンズの定価が、220万円、日々、普通にこんなレンズを使っているなんて
責任重大と思いつつ、高いだけあって大きさ、重さは別として使い慣れているから
使い易い。

接写レンズをつけても、非常に綺麗に撮れる。

でも、最近は小型ビデオカメラを多用する事も増え、
カメラとレンズが一体化しているタイプが多い中。

これらのレンズでも接写をするときには、接写レンズを装着する。
まぁ、ある程度の解像度は出るけど、僕的に解像度が厳しいなぁーというのが現実

レンズの設計自体に無理があるので、接写には物足りない。

上記の220万円のレンズは、絞りもピントも手動で動かす事ができるので
細かい動きもフォローできる。
下記の小型カメラのレンズは、基本、モーターでドライブさせるので
ダイレクトに動かしている感覚が無く、本当、微細な動きに困る事がある。

まぁ、接写が増えたり、クオリティーを求めるなら
小型カメラを用いる事は皆無ですけどね。。。。

やはり、適材適所が前提で
カメラマンがカメラを選べるなら、撮影する内容で吟味したいところだ。