![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/04/aab584992996b866d7f1b11e8fa1c247.jpg)
FBの「#ライブ配信部 」にて、
オールインワン型ライブ配信エンコーダー
「YoloBox Pro」の無料貸し出しレビューキャンペーンが展開。
早速、管理人さんの木村さんに申し出て
実機をレビューできる機会をいただきました。
主な仕様は、、、
1、エンコード機能内蔵
2、HDMI 3入力
USB-A ビデオ入力(ウェブカメラなどビデオ信号に対応)
3、バッテリー内蔵
4、スイッチャー機能とYouTubeコメント表示機能
5、スポーツ配信で使える、チーム名と得点表示が簡単
6、4G SIMカード対応
7、SDカード対応(PPT、動画などの素材として取り込み可能)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f2/be59d581f6655ef1f37840b5cc00013a.jpg)
などなど、多彩な機能満載である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/68/44379e1e6729f92c7e32a6c77b1ed917.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/bb/36f5b40a365957cbdcfd4cd9f2febf81.jpg)
YouTube配信であるなら、
「Google」のアカウント登録をすれば
簡単に配信可能である。
(配信アカウントは事前に作っておく必要あり)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/b3/344d111b9f9497c117e9b0f57839bf04.jpg)
HDMI入力は3入力、AタイプUSBには、ローランド UVC-01にて
HDMI入力も可能、実質、HDMIは4入力可能である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fb/bbd61f5f58311d56ab2f2934a3823209.jpg)
このUSB入力にはオーディオ・ディレー調整もあるので
音が先行してしまう場合は遅らせることができる。
(使い方次第ですけどね。。。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e9/ea6d76993b1dd0fea724196207127073.jpg)
オーディオ信号はHDMIからも抽出可能で、
スイッチングしても、任意のオーディオ信号が固定される
ロック機能もあるし、スイッチングと合わせて
切り替えることも可能である。
ただ、設定にコツがあり、
「AFV」が各入力にあるのだが、これをONにして
入力元を決めてから「OFF」にすると
入力先が固定されて配信とプレビューできる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2b/9255142d1df5a141f768f2985ea6d679.jpg)
この機器のサイズで驚いたのがこの機能
シンプルデザインではあるが、
スポーツ中継で用いられる、得点、チーム名、残り時間が
表示可能である。
しかも、日本語表示も可能で、
リアルタイムで、チームごとの加点もできる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ee/8a948f9295ca7f5a1c1549ecbe6a32b7.jpg)
文字表記のフォントも何種類かあるので
好みのものを選べるし、
さらに、SDカード経由でチームロゴの表示も可能
これからの時期、対戦物のイベント配信には
ちょっとしたアクセントが加ふ出来て面白い
そして、興味深い機能がコレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/11/b5481e1251dd91fb0f52efb79da057fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/42/5a4839ecdc10b83e359510b5bb914eab.jpg)
YouTube配信における
コメント表示が可能である
16:9の配信画面に対して
コメント表示のサイズ、位置も無段階に
表製可能なのが面白い。
「コメント表記」と言えば「荒れる」
コメントが問題視される。
だが、配信中、コメント欄を確認でき、
リアルタイムで、書き込みのON-OFFが可能である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ba/38f41743fb7e370fc96ccfebfa565655.jpg)
まぁ、コメント欄の流れるスピードにもよるが
スピードが早すぎると、表記のON-OFFが可能か否か
鍛錬が必要にかもしれないが面白い機能である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a1/75bf2e16ea2a8cd7a2e86014c513510d.jpg)
本体からは、HDMI出力経由で、本体ディスプレーと
同じ操作画面か、外部レコーダにて収録できる
プレビューモードと切り替え可能なので
配信現場での設置できる広さによって
構成できるのは嬉しい機能である。
狭小での環境でも力強い本機である
配信で一番気になるのが、本体の加熱具合と
配信の安定である。
5時間ほど連続して配信した結果、、、
本体もほのかに熱くなる程度で
配信も落ちることなく無事5時間配信し続けられた。
まぁ、外部電源からの供給ではあるが
意地悪して、ACコンセントを抜くと
勝手に内蔵バッテリーへと切り替わるので
万が一、外部電源の供給が断たれても
最低限度の機能は保たれそうである。
締めに、スイッチングの切り替えについて、、、
入力信号は、カット、ディゾルブ、ワイプなど
10種類ほどのパターンから選択可能
乗り替わりの時間も0.5から3秒までと選ぶことが可能。
P in P、2画面も簡単にマクロが組める
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/95/708f68faf0f4720cf3c687ab90a195dc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/17/f1f56ef7f479861b489edb2fd58bdd26.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2b/01fcc8da8ee44f7fb4312326804c8915.jpg)
パターンを記録しておくことも可能で、
初心者でもプロ並みのスイッチングができる。
ただし、スケーリング機能はないので
主要な被写体の調整は
カメラアングルで物理的に
調整する必要はあるが
すぐになれると思う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/bd/f3374f832f3d44fc3f1b1dc21084ef3a.jpg)
アスペクト比率もいくつかパターンを選べるので
今時の「縦位置」アングルにも一工夫の必要は有るが
便利機能の一つで有る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/52/b05a046cbd6b46b73c6a661c282be9e4.jpg)
余談では有るが、
A-USB端子には、マウス、キーボードの接続も可能であり、
テキスト入力における日本語入力もタイピングが可能(見かけ上)
マウスもスルスルとうごかくことができる。
注意点としては、現状の最新バージョンでは、
表示画面のクリックポイントのデザインが
微妙で、矢印をポイントに持って来ても
微妙な位置のため、触る位置が微妙であるのと、
テキスト入力できるものの
キーボードを本機に接続したままだと、
日本語入力モードに上手く反映されな無い
この辺りは、本機のファームウェア バージョンアップで
改善せれることを望みたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/88/ff3fe3df68d18013dcc0c387c28bb582.jpg)
総評として、
17万円弱の価格として、
ワタシとしては割高感は否めないが、
配信、スイッチング、SDカード収録、コメント表示が
できるオールインワン機器としてはお買い得感がある。
これで、バリバリの配信現場を築こうとは思わないものの
シンプルな現場で体裁よくコンパクトかつ
スマートに配信したい現場には持ってこいな
機種だと感じる。
発展形として、
本機を切り替え機、エンコーダーとして構成
入力側にATEMを数台入力して
多段階かつ多入力を構成しても
面白いことが出来ると思うワタシです。。。
本機を扱うチャンスを与えてくれた
木村玲さんに感謝の気持ちでいっぱいです。