辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

1日1悪 ゼロからはじめるDOLBY ATMOS 奮闘記 セットアップ篇

2022-02-24 20:00:04 | DTM


ワタシのPC環境で、2通りの構築方法がある

1例目
Pro ToolsとDolby Atmos Production Suite をWinとMacの
2台のPCに分けてネットワークで接続

2例目
Dolby Atmos Production Suite がMacPC規格なので
ProToolsもMacで運用

で、結論として、現状
2例目の1台のMacで2つのソフトを運用する方向に決定

実は、WinとMacに分けると
LAN接続でお互いのソフトは認識するが、
音データをDolby Atmos Production Suite へ送るための
データ方式「Dolby Audio Bridge」という項目が、
ProToolsの設定画面に現れず解決に時間がかかるため
仕方なくと言った策である。

明確化された、「日本語設定マニュアル」が存在しないので
丸1日試行錯誤を続け、


ProTools側のI/O設定も新しく書き換え


書き換えて、Protoolsの「7.1.2Bed」トラックに信号を
載せてあげると、Dolby Atmos側で
各チャンネルを受けると言った仕組みである。

仕組みができてしまえば
こちらのものである。。。



再び、トラックの仕分け作業から始まるが、
文化会館での収録データをどのように
ProToolsへ落とし込むか、
そして、映像編集ソフトエディウス10で編集して
バウンスをするまでのフローチャートを
考えられるようになってきた。

Dolby Atmosをデコードするインターフェイスをまだ購入していないが、
やっと、購入できる目安も立ってきた。

これからの納品物は、Dolby Atmosからの
バイノーラル録音・再生も売りにできるように
さらに研究したい。

1日1悪 レンズ カリキュレータを使いこなす

2022-02-11 17:01:06 | 撮影機材


新人カメラマンの頃、
どーしても、カメラ位置から被写体までの距離感が掴めず
人物をどのサイズまでズームできるか
即答できなかった自分がいる。

その時間がかかった理由は、、、
フィルム撮影による スーパー35mm
TVカメラのCCDサイズ 1/4、2/3 1インチ 
と、大まかに分類してもこの位ある。

自分でENGレンズを購入した頃、
便利なものが登場した。
それは、、、

レンズ カリキュレータである。

使い方は至って簡単、、、


被写体までの位置を選択


上部の小窓に数値が羅列され、


赤字の16:9のレンジを人物のサイズである、
FF(フル)、 KS(ニー)、 WS(ウエスト)、
BS(バスト)、 C-up(クローズアップ)のレンジに合わせる


撮像板のサイズを意識しつつ


J16 25倍など黒字の表記のレンジに赤字の画角が
入れば、希望のサイズにて画角を決めることが出来る
計算尺である。

現在は、スマホアプリやWebサイトでの計算も可能である。

このカリキュレーターを入手した頃は
嬉しくて常に現場に持っていたものである。




 

1日1◎ YoloLiv YoloBox Pro 凄いぞ!

2022-02-05 19:07:31 | 配信業務


FBの「#ライブ配信部 」にて、
オールインワン型ライブ配信エンコーダー
「YoloBox Pro」の無料貸し出しレビューキャンペーンが展開。

早速、管理人さんの木村さんに申し出て
実機をレビューできる機会をいただきました。

主な仕様は、、、
1、エンコード機能内蔵
2、HDMI 3入力
  USB-A ビデオ入力(ウェブカメラなどビデオ信号に対応)
3、バッテリー内蔵
4、スイッチャー機能とYouTubeコメント表示機能
5、スポーツ配信で使える、チーム名と得点表示が簡単
6、4G SIMカード対応
7、SDカード対応(PPT、動画などの素材として取り込み可能)



などなど、多彩な機能満載である。




YouTube配信であるなら、
「Google」のアカウント登録をすれば
簡単に配信可能である。
(配信アカウントは事前に作っておく必要あり)


HDMI入力は3入力、AタイプUSBには、ローランド UVC-01にて
HDMI入力も可能、実質、HDMIは4入力可能である。


このUSB入力にはオーディオ・ディレー調整もあるので
音が先行してしまう場合は遅らせることができる。
(使い方次第ですけどね。。。)


オーディオ信号はHDMIからも抽出可能で、
スイッチングしても、任意のオーディオ信号が固定される
ロック機能もあるし、スイッチングと合わせて
切り替えることも可能である。

ただ、設定にコツがあり、
「AFV」が各入力にあるのだが、これをONにして
入力元を決めてから「OFF」にすると
入力先が固定されて配信とプレビューできる


この機器のサイズで驚いたのがこの機能
シンプルデザインではあるが、
スポーツ中継で用いられる、得点、チーム名、残り時間が
表示可能である。

しかも、日本語表示も可能で、
リアルタイムで、チームごとの加点もできる


文字表記のフォントも何種類かあるので
好みのものを選べるし、
さらに、SDカード経由でチームロゴの表示も可能

これからの時期、対戦物のイベント配信には
ちょっとしたアクセントが加ふ出来て面白い


そして、興味深い機能がコレ



YouTube配信における
コメント表示が可能である

16:9の配信画面に対して
コメント表示のサイズ、位置も無段階に
表製可能なのが面白い。

「コメント表記」と言えば「荒れる」
コメントが問題視される。

だが、配信中、コメント欄を確認でき、
リアルタイムで、書き込みのON-OFFが可能である。


まぁ、コメント欄の流れるスピードにもよるが
スピードが早すぎると、表記のON-OFFが可能か否か
鍛錬が必要にかもしれないが面白い機能である。



本体からは、HDMI出力経由で、本体ディスプレーと
同じ操作画面か、外部レコーダにて収録できる
プレビューモードと切り替え可能なので
配信現場での設置できる広さによって
構成できるのは嬉しい機能である。
狭小での環境でも力強い本機である

配信で一番気になるのが、本体の加熱具合と
配信の安定である。

5時間ほど連続して配信した結果、、、
本体もほのかに熱くなる程度で
配信も落ちることなく無事5時間配信し続けられた。

まぁ、外部電源からの供給ではあるが
意地悪して、ACコンセントを抜くと
勝手に内蔵バッテリーへと切り替わるので
万が一、外部電源の供給が断たれても
最低限度の機能は保たれそうである。


締めに、スイッチングの切り替えについて、、、
入力信号は、カット、ディゾルブ、ワイプなど
10種類ほどのパターンから選択可能
乗り替わりの時間も0.5から3秒までと選ぶことが可能。

P in P、2画面も簡単にマクロが組める



パターンを記録しておくことも可能で、
初心者でもプロ並みのスイッチングができる。

ただし、スケーリング機能はないので
主要な被写体の調整は
カメラアングルで物理的に
調整する必要はあるが
すぐになれると思う

アスペクト比率もいくつかパターンを選べるので
今時の「縦位置」アングルにも一工夫の必要は有るが
便利機能の一つで有る。


余談では有るが、
A-USB端子には、マウス、キーボードの接続も可能であり、
テキスト入力における日本語入力もタイピングが可能(見かけ上)

マウスもスルスルとうごかくことができる。

注意点としては、現状の最新バージョンでは、
表示画面のクリックポイントのデザインが
微妙で、矢印をポイントに持って来ても
微妙な位置のため、触る位置が微妙であるのと、
テキスト入力できるものの
キーボードを本機に接続したままだと、
日本語入力モードに上手く反映されな無い
この辺りは、本機のファームウェア バージョンアップで
改善せれることを望みたい。



総評として、
17万円弱の価格として、
ワタシとしては割高感は否めないが、
配信、スイッチング、SDカード収録、コメント表示が
できるオールインワン機器としてはお買い得感がある。

これで、バリバリの配信現場を築こうとは思わないものの
シンプルな現場で体裁よくコンパクトかつ
スマートに配信したい現場には持ってこいな
機種だと感じる。

発展形として、
本機を切り替え機、エンコーダーとして構成
入力側にATEMを数台入力して
多段階かつ多入力を構成しても
面白いことが出来ると思うワタシです。。。

本機を扱うチャンスを与えてくれた
木村玲さんに感謝の気持ちでいっぱいです。




1日1◎ 目指せランクA!  Pro Tools技術認定試験に向けて頑張る

2022-02-03 21:42:02 | DTM


7年前ほどに、
「映像音響処理技術者資格認定試験」を受験
自己採点、3問を間違えただけだったんで無事合格。

大手を振って、カメラマンとして頑張ってます。

なら、今年は、

JAPRS認定「Pro Tools技術認定試験」
9月11日にあるので、頑張ってAランクを目指そうと思う。

DAWがテープ方式のレコーダーに代わって主流となり、
Digidesign社のPro Toolsは、
音楽制作向けの利便性に優れていたため、
レコーディングシーンの標準機となっている。

国家資格ではないけど、
映像、音響って免許制度ではないので
実際自分の知識や技量が
どの程度、ニーズにマッチしているか
知る意味でも大切だと思う。

知っていて、実務でも基本が身についていれば
仕事も自信を持って遂行できるので
「独りよがり」ではない、安定さもあると感じる。

早速、協会事理に尋ねてみよう。

1日1◎ 空間オーディオはどう作る? その2

2022-02-02 18:02:33 | キャンプ




Dolby Atmos Production SuiteとPro Tools・Ultimateを
揃えれば、空間オーディオが制作することができることは分かった。



では、映像編集ソフト エディウス10との融合はどうするのか。。。

簡単である、エディウス10で編集後、AAFファイルでエクスポート。
メニューバーから[ファイル]>[エクスポート]>
[エクスポート]>ファイルヘ出力>その他>[AAF…]を選択。




Protoolsで編集後、WAV形式で書き出す。

そのWAVファイルを、エディウス10の「ビン」経由
エディス10のタイムラインから、
最初にAAFファイルをエクスポートしたときの
オーディオ素材を隠すように新しいオーディオトラック上の段へ配置

必要に応じて、エディウス10 のAAFタイムラインを
ミュートにする、といった具合である。

奥深い、連携ワークフローである。