![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/47/958208c6395026cd50d1e9a152317d82.jpg)
ローランド ビデオ・スイッチャーV-160HD
フラグシップに属する機種で
配信業務で定番の機種である。
自称「一人親方」な弊社
6月下旬にV160とV8を用いた事例を紹介したいと思う。
6月下旬 大阪 難波で1日限りの
ZOOMによりウェビナー会議
会場に80人、遠隔地ZOOMに50人くらいの
参加規模である
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/38/0752906bdfffe2c7c5dc92d3f769ea60.jpg)
当初、会場ではスクリーン1枚の投影であったが
センターと上手の2枚構成で演出してみたいと
要望があり2枚構成に格上げ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/f2/bf65ced3fa13f1af6c1abfac53c4cc5e.jpg)
単純に同じ画像を出すのではなく、
会場から講師が登壇する際は、センターの
プロジェクターは講師とかぶるので、投影はお休み
上手のみの上映で講師のパワポ を中心に映し出す。
そして、ZOOM配信様には、スクリーン1の画を
常に送り出しているので、投影を消したいときは
物理的にレンズを遮蔽してOFFに!
でも、配信上はV160で切り替えた画が載っている仕組みである。
話は前後するが、
スクリーン1(センター画)はV160を中核に
ビデオカメラ1台
パワポ 4、
動画送出PCが2台 と、いうシンプルな構成
スクリーン2(上手)はV8にて構成
上記のビデオカメラ、パワポ 、動画送出のHDMIソースを
VDAで分配。
V160とV8にそれぞれ入力して
2枚のスクリーンに別々のソースを投影できる
仕組み作りに構成した。
音は、ZOOM参加者とリアル会場の対話もしたいとのことで、
ZOOM PCに、オーディオI/Fを接続して専用のミキサー を接続
会場とのPAミキサー と相互に接続して
会場ミキサー からは定番のZOOMを音声を送るが
ZOOMの音をPCに戻さない、N-1形式で接続して
お互いの会話を成立させる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/88/c13c08e8c98160ee156631389ebadb66.jpg)
会場のオペレーターさんは、
スイッチャーさんも含め
配信機材に触れるのは初めてのお方ばかり
ZOOMには慣れている方はいらっしゃっても
N-1での運用はご存知ないので、
会場とZOOMで会話が成立した時は
歓声が上がる感じのテンションでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0a/50b528788cb00746b80f88d30a1a6a83.jpg)
V160 V8の
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/64/d98ddba01efe7bea694936a2dc32813a.jpg)
便利機能として、PinPを含めた画面構成が
メモリーできる機能が装備されている事
初見で、V160を見た
担当者さんは、
結構、不安そうな面持ちでしたが
「各シーンを記憶させておくので、
メモリーボタン10こを押すだけです」と
説明すると、安心した表情が
今でも忘れることができません。。。
PinPは、レイヤーの上段・下段も関係してくるので
パワポ 、カメラ、講師PCと見せたいソースが
上段に来る様に構成してメモリーボタンへアサイン
ぶっちゃけ、操作も慣れが必要ではあるが
直感的に操作できるのはローランド ならではの
嬉しい操作感である。
手書きの構成表も相まって
アナログ感満載ではあったが
配信トラブルもほとんど無く
無事、エンディングまで駆け抜けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/07/29981f07103a88f4eb5c0888b26d7248.jpg)
スイッチャーと聞くと
複雑だなぁーと思われるが、
便利機能がああれば
初心でも安定した配信ができることが
実証された事例である。
だって、
スイッチャーを初めて触れて
10分レクチャーして、即リハーサルと
本番です。
画面構成は私が組み立てましたが、
もう少し、レクチャーする時間があれば
そこまで説明してもいいなぁーと
感じてます。
本当、便利機能はフル活用で円満配信な
案件でした。