このたび 日立マクセルさんが
カセットテープ UDシリーズを累計6万本の予定で
再度、発売する。
しかも、国内製造といわれている。
ちょっとこれは見逃せないですね。
ソニーのカセットデッキ 666の3ヘッドがある。
しかし、海外製造のテープは表面が荒いのか、
ドロップアウトが頻繁で、イマイチ、音が濁る。
で、デッキのメカ的な故障かなと思ったが、
所蔵している、国産のカセットテープでは
殆どそれが感じられない。
同じノーマルテープなんですが、古くても国産が良く、
新しくても海外製造は、イマイチである。
同じメーカーの、同じくらいのランクのカセットテープで
こんなに差がある。
あの幅で、Hi-Fiが再現できるのか?と、今の人は思うけど、
しっかりしたカセットデッキであれば、かなり、低域も広域も再生できる。
カセットテープには、微妙に違いがあり
厳密にいうと、録音するときに音声信号と一緒に
「バイアス」という、搬送波みたいな交流を掛ける、
その加減で、ノーマルテープでも適正なバイアスをかけて録音すると
結構、いい感じに録れる。
マニアックな話になるが、3ヘッド方式で、録音しながら再生できる
デッキであれば、バイアスの確認がしやすい。
まぁ、ヘッドも保守パーツが殆どなく、あの、松下系のミツミ電子も
パーツを作っていません。
だから、修理はできても肝心なヘッドがないという悲しい現状である。
単価としては、3000円くらいの保守パーツであるが、
既存のパーツが稀で、10倍の30000円で売買されている。
と、言った具合。
今回、マクセルのテープを購入して
昔の気分に浸りたいくらいである。
もちろん、当時使っていたラジカセもあるので、
秋の夜長をカセットテープのアナログ的な感触を
楽しもうと思う。。。