辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

このご時世、「高画質」は売りにできるのだろうか

2016-10-18 11:08:09 | ビデオ制作
率直な疑問、

ヤフーでもミクシーでも、広告欄で、
「高画質のビデオ制作」「高画質の動画制作」という
タイトルを見かけることが多い。

でも、今時、1080であるハイビジョン規格が常識となる中、
高画質が売りになるのかぁー、なんて思うことがある。

そして、私だけでなく、私が営業に行った先々でも
同様の話題が多く出る。

つまり、最終的にはDVDになるけど
高画質というキーワードは、仕事を頼むクライアントからしてみれば
馬鹿げていて、高画質で制作するのがスタンダートである。

それが、ハイビジョンになる以前の時代でも
高画質を売りにしている、プロダクションって
あまりにも素人相手なのでは? っていう話を営業先でしてます。

むしろ、「高画質」以外にウリはないんだろうかと
思うのが世の常だ。

高画質の定義が、人それぞれ、という事なんでしょうね。

まぁ、事情があると思うので、
別に深い意味はないですよ。

取りあえずとは言いたくないが、
制作する環境も様々ではあるが
たいてい、カメラも編集システムも定番的な機材がある。

民生機器も同様で、あえて古いカメラを持ち出す人も
全くいないとは申しませんが、民生機器もたいていはハイビジョンである。

そこで、高画質だからというのは、
少々、乱暴なのではと私は感じる。

今、スタンダードなのが高画質なのだからね。。。

と、日々、些細なことも気にしている
一人親方である。

なぜ「修正無制限」が、始められたかというと、◯◯◯という心境だからできます。

2016-10-18 05:30:59 | ビデオ制作
「自由」反対語が「統制」と申すように、「無制限」の中にも
「統制」という仕組み作りつくり、
「できる」「できない」という議論も、「統制」を前提に踏まえた上で
編集作業を請け負うことにしました。

と、このような感じなんでんすが、
わかりやすく申すなら、「修正」に関する、イライラって
「どんな所にあり」「誰がイライラ」するんだろう
という箇所を、自分の過去にわたり担当してきた
仕事を掘り起こしながら「イライラ」の理由を挙げる。

すると、単純にも「編集作業」における「イライラ」がわかったのである。

つまり、

編集に於ける責任が、カメラマン兼ディレクター兼エディター としている
自分にあるから、イライラしたんだと分かった。


今考えると、単純なもので、そりゃ、イライラすると自分ながら思う。

だから、責任の所在を、

発注主であるクライアントさんに委ねつつも。
お互いの関係も、
あいまいに「統制」をせず、クライアントさんにも
編集の重みを背負ってもらう事に私はしたのである。


まぁ、脅すつもりは無いけどね。

でも肝心なことを一つあげるのなら、撮影技術に関する事で
「カメラアングル」とか「ピンと」とか「アイリス」を含め
NGテイクにならぬ様に撮影をしなければならないし、

自身がディレクションする場合は特に、クライアントさんが必要とする
「演出」を自分が履き違えない様に演出をしなければならない。

要は、私には非が無いとは申しませんが、それを、善とするか、悪とするか
判断するのは、クライアントさんの責任でもありますよー、という
クライアントさんに積極的に参加してもらう形にしたのである。

だから、完パケを必要とする納期もキッチリ決め、
「納期が遅れるのは、クライアントさんも関与しているんですよー」と
そんなことになるし、もともと、映像制作に関しては
何でもありの自由設計ではあるものの、基礎となる、本編の完パケ尺の
長さは決めているので、修正をしても、その作業自体で長時間の拘束には
ならない。

まぁ、始まったばかりではあるが、
むしろ、今、修正三昧なんですよね。

でも、自分のモチベーションも落ちることなく、「ハイ! 喜んで!」と言わんばかりの
勢いで「修正」に取り組んでいます。
むしろ、自分がクライアントさんを急かすくらいであるから、
私のクライアントさんは、うかうかできないのが現状である。

さらに申しますが、
修正も、テロップの誤字脱字というレベルのものではなく
文字の配置とか色、エッジの配色、カットごとの順番、ナレーションが入るタイミングなど
一番、クライアントさんが迷う箇所かもしれない。


まぁ、一人親方のささやかなる逆襲ではありませんが
そんな所に着目できる、年齢になったんだぁー、と感じる所存です。

でもね、この考えに至るまでだいぶ時間がかかった。

結婚して、子供を持つ様になり
所帯の主として、子の親として、仕事以外にも考えることが多くなり
「男として」「人として」こうしたほうが
暮らしやすいかぁ〜と、考えることがああり
自分としても少しづつではあるけど、いろんな事が変わってきた。

そんな、心境が「修正無限」として仕事を請けるのだから
おもしろく感じる。

あわせて、これからも面白い企画を提示しながら
人との関わり方をバージョンアップするのである。