
どうもここのところハズレ気味の映画が多いような気がします・・・

今回の映画『ノア 約束の舟』は旧約聖書のノアの方舟の物語です。
神が創造した世界は人間たちの悪意で醜いものになってしまった。
そこで神は この世界を滅ぼすことにされた。 そして アダムの末裔のノアに命じ、大きな方舟を作らせ、世界中の生き物をつがいで方舟に避難させた。
神の考える新しい世界には人間はいない。 ノアは自分たち家族が最後の人間になる、ということを決心する。
しかし、長男セムは 避難所で瀕死の重傷を負っていた少女を助け、その少女イラと結婚し、イラは子どもを身ごもる。
次男ハムはノアの考えを受け入れることができずノアに反抗する。
すべて夫に従ってきたノアの妻ナーマも 生まれたきたばかりのセムの子どもを殺そうとするノアと対立する。
苦悩しながら 神の意志を貫こうとするノアと人間として悩むノア・・・
いやいや・・・かなり厳しい内容でした。
幼稚園の頃の話なので ほとんど覚えていないのですが 母に連れられ『ノアの方舟』の映画を観たことがあります。
髭の生えたおじいさんが みんなにバカにされながら山の上に方舟を作り、動物たちと方舟に入ったところで 世界中を覆う洪水がきたけれどノアたちは助かる、みたいなファンタジーっぽい映画で 楽しかった記憶があり、きっとそのリメイク作品だろうと勝手に思っていたのですが まったく違う暗くて重い雰囲気の映画でした。
だいたい世界中で自分の家族しか生き残れなかったとしたら どうやって子孫が増えていったの?・・・なんてことまで考えてしまいました。
キリスト教の国なら それなりに観客も集まるでしょうが 日本でこの厳しさが受け入れられるのかなあ。
ラッセル・クロー、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンソンなど有名な俳優さんが出演されています。
う~ん・・・・もうちょっと楽しいか、面白い映画が観たいなあ~