
話題作がひしめくなか、なぜリスなのか???

お子ちゃま映画なんて言わないでくださいな。

なにしろ私、げっ歯類が大好きなんです。
特にシマリスってかわいくて・・・ たとえCGでもやっぱり リスはリスです。
森に住む3匹のリスの兄弟は自分たちが住んでいる木が切り倒されてしまい そのまま街の中につれて行かれ、ふとしたことから売れないシンガーソングライターのデイブと暮らし始めることに。
3兄弟がデイブの歌を歌い、大評判になるがレコード会社の社長イアンの策略でデイブと別れ、イアンに言われるまま仕事をし続け、くたくたになってしまう。
離れ離れになってしまったデイブとシマリスたちはお互いを必要としていることに気付き・・・・
あまり難しいことを考えず 映画を楽しみましょう。
そんな映画があってもいいと思います。
ところで、この映画のシマリス3兄弟の音楽ですが 実は結構古くて1958年にロス・バグダサリアンというミュージシャンがリスのキャラクターを作りだし、チップマンクスというグループにしてレコードを作りだしたことに始まるのだそうです。 そして実際にアメリカではこのチップマンクスのレコードが大ヒットしたのだそうです。

この映画のプロデューサーがロス・バグダサリアンの息子なのだそうです。
これを見終わった子どもたちはひょっとすると 甘やかしてくれる人が良い人とは限らない、本当に自分たちのことを思ってくれる人は嫌なことも言ったりやったりする人なんだ、って気付くかもしれません。
そして、大人たちは素直な心の大切さに思いを馳せるかもしれません。