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ソロ(6)

ヘルメットの下から現れた義男はわからない…という表情をしていた。

「どうだった?」
義男は少し青ざめていた。
「わかりません。全然。部長には大変失礼かもしれませんが、ごく普通のRZーRです。チャンバーとキャブでパワーが出ているのかもしれませんが、到底今のレベルじゃない。足もやわらかいけれど、気を付けないと底付きする。…操作系は素晴らしく軽くて正確ですが、ブレーキもそんなに強力じゃない。どんなにすごいセッティングかと思ったんですけど、まったく普通でした。」
「そうだと思うよ。別に、普通の整備をしているだけだからね。」
「ますますわからない、じゃあ、どうやってあんなふうに走れるんです?」
「君はダートは全く走らないのか?」
「オフは乗りません。関係あるんですか」
「関係あるというほどではないけれど例えば自転車で坂を下ってきて、急に凸凹道になったら、腰を浮かせて、足首やひざや、下半身全部をサスみたいにして頭が上下に揺すられないようにするだろう、凸凹の衝撃を受け流すという感じの動きを。それを、バイクの上でもやっているだけだよ。」
「でも、部長はスタンディングしてないし、そんな運動エネルギーの低いレベルの衝撃じゃないでしょう、さっきの峠の凸凹は。」
「いや、同じことだよ。自転車にはサスがないがバイクはストロークが長いから、路面に揺すられるままにしてると振幅が起きくなって破綻するから、サスが伸びる時に邪魔しないようにして、縮むときには不要な加速度がつかないように、ちょっと体重を抜いてやったり、アクセルやブレーキの圧などを路面の衝撃の波を消すようにするんだ。遅れると波を消すんじゃなくて増幅するようになっちゃうからね。」
「……。それは、理屈ではわかりますけど、あの道で、このRZで、あのペースじゃ無理でしょう。あ、いやすみません。僕には無理です。どうしてできるんですか。」
「だから、特別なことは何もない。ただの慣れだ。」
「そんなはずがない。僕だって走ってるんだ。僕の周りでもそんなことできる人いないんですよ。」
「君のまわりって?」
「…あ、仲間とバイクチーム作ってるんですけど、ツーリングしたり、スポーツ走行会に行ったり、レーシングスクールに行ったりしてるんですよ。」
「楽しそうだね。」
「はい、楽しいです。でも、三上部長みたいに走る人を見たことがない。初めて見ました。」
「たぶん、君たちの周りの上手い人って、結構飛ばす人だろ?」
「ええ、みんな速いですよ。レースやってる人もいますし。ジムカーナの人もいます。」
「レースやジムカーナの速さと、公道での安全を確保したうえでの速さは質が違うよ。」
「それはわかります。レースの方がスピードレンジが高いし、ジムカーナは逆にレンジが低いですよね。」
「いや、そうじゃなくて、公道では、道の先がわかっていないだろう。」
「ええ、だから、思い切り攻め込めなくて、ストレスが溜まることもあります。サーキットの方が純粋に走りに集中できますよね。」
「……そうだね。だから、公道だと、いつでもマージンを多く残すよね。それを僕は徹底してやっているだけだ。」
…あの走りでマージンを残してる??
俺でも目一杯だったのに?
「わかりません。マージンを残した方が速いなんて、そんなことは考えられない。僕にはわかりません」
「井川君、もしサーキットで、同じマシンで君と僕とが走ってタイムを計ったら、君の方がたぶんずっと速いと思う。同じマシンでもね。純粋な速さなら、君の方がきっとずっと速い。」
「でも、峠では違いました。」
「もしも見晴らしのいい、高速コーナーが続く道なら、公道でも君の方がずっと速いと思うよ。いや低速コースでも路面状況がよければ僕は君にとてもついて行けないと思う。」
「そうかもしれませんけど、それじゃ、僕がダメなんです。」
「君は、今の速さに満足していないのか?」
「いや、だって、あんなふうに部長とRZに全然かなわないんじゃ、やっぱり落ち込みます。何かヒントをください。」
「君は速くなりたいのか?」
「…あ、はい。速くもなりたいですし、うまくもなりたいです。でないとバイクに乗って走らせてる意味がないじゃないですか。」
義男が言うと、三上はしばらく黙ってしまった。
「井川君。…君にはたいへん申し訳ないが、僕から見ると、君が、そんなふうに考えているようには、とても見えない。」
義男はびっくりした。いきなりそんなことをあの温厚な三上部長が言うことが信じられないし、また、三上の言い方がかなり苦しそうだったからだ。
「それは…どういうことですか?」
三上はしまったという顔をした。
「いや、失礼した。失礼なことを言った。すまん、今のは私が悪い、言い過ぎた。謝ります。」
今度は義男があわてる。
「いえ、そんなことはいいんです。朝から失礼なのは私の方ですし。それよりも教えてください。僕が速く、うまくなりたいと思っていないっていうのは、どういう意味ですか?」
「……。」
「三上部長、教えてください。僕は本気で聞いているんです。」
「…井川君。」
「はい。」
「私もわかってるわけじゃない。勝手に変なことを言って、君を混乱させてしまった。」
「でも、そう思ったんですよね。」
「……。」
「教えてください。どういうことですか。」
「…たぶん、これは君の問題じゃなく、私の問題なんだ。でも、これ以上黙っても、かえって君に嫌な思いをさせるだろう。だから言うけど」
「はい。」
「君は、誰も認めてくれなくても、誰も、一緒に走ってくれなくても、誰も、君の話を聞いてくれなくても、バイクで走りたいか」
「え?」
「君には仲間が必要なんだと思う。ともにバイクを語らう仲間。ともに走る仲間。教えてくれる先生。そして先生に褒めてもらえること、認めてもらえること、時には上達の証拠としてのラップタイムの向上、選手権のランキングの向上、それが必要なんだ。または、君の後輩からの君への尊敬や感謝など。君のバイクライフは、そこで成り立っている。」
「…え?あ、でもお言葉ですが、それだけじゃないです。」
「それはわかる。それだけなら、君がそんなに上達しているはずがないし、君がそんなに走れるわけがない。でも、君の走りは僕とは全く違うものだ。」
「どう違うんですか?部長は何を求めているんですか?」
「いや、私も自分でもわからない。だから変なことを言ってしまったと思っているんだが…。君は、ひとりでも走るか。」
「走りますよ。だって今日も一人で来てるじゃないですか。」
「たぶんそれは、一緒に走るメンバーが今日はいなかったせいだろう。」
あ…と義男は思い出した。それはそうだが、ひとりで走ること、ひとりで練習に出ることはたくさんある。
義男には三上が何を言おうとしてるのか、さっぱりわからなかった。
それに、どうして三上がこんなに苦しそうな表情で話すのかも。
「部長は誰かと走ったりしないんですか。」
「するよ。職場とは離れているが、友達とね。年に何回か走ったりする。」
「それじゃあ、僕とおんなじじゃないですか。わからない。部長、何をおっしゃりたいんですか」
「すなまい。本当に。これは私の問題だ。君は全然悪くないんだから、やっぱり気にしないでくれ。」
「いや、気になります。どういうことですか。僕が上手くも速くもなりたがっていないなんて、理解できません。」
「言葉ではうまく話せないんだ…。」
「じゃあ、もう一度走ってください。さっきの峠を、もう一回、僕を引っ張って往復してくれませんか、ライダー同士は言葉より、走りで理解しあえることもあるかもしれません。お願いします。」
「井川君。」
「はい。」
「それはお断りする。」
「え?どうしてですか、お忙しいのですか?」
「いや、今日は一日暇だけれど、もう一回走っても同じことだ。」
「どうしてですか」
「私は、君に見せるべきものは、もう見せた。それは君とは思わずにだったけれども。二度目はない。」
「え?」
「井川君。私のような走りを目指すことはない。仲間と、楽しく走り、楽しいバイクライフを送り、そして上達していくことの楽しさも、味わっていけばいい。君は君の走りで幸せになればいい。私の走りは、きっと君を幸せにしないと思う。」
「どういうことですか?」
「わからない。でも人は多分、それぞれに幸せになるためにバイクを走らせるんだと思う。君の求めるバイクの幸せは、健康で、真っ当で、正しいものだ。しかし、僕がバイクに求めてしまっているもの、僕の走りとともにあるものは、君の求めている幸せとは違う気がする。」
「それは、走ってみたらわかるんじゃないですか。走らなきゃわからない。」
「井川君。私は、君と今、走ろうとは思わない。改めてのツーリングなら、いつかご一緒するかもしれないが、君と私のライディングはクロスしない。」
「…どうして」
「私は、ひとりになるために走っているからだ。」
「……、走りを邪魔されたくないってことですか。」
「そうではないけれど、そう取ってもらってもいい。井川君、私は、バイクはひとりで走るものだと思っている。誰も自分をわかってくれないこと、自分が誰のことも愛せないこと、自分は誰からも愛されはしないこと、この社会に自分の安住の地などないことを、心の底から、体の芯から噛みしめるために、走るものだと思っている。そういう孤独に、孤独の寂しさに耐える覚悟のある人間だけが、ずっと耐えてきた人間だけが、ライダーになれると考えている。走りの方向性が、君とはまったく逆だ。楽しいツーリングなら、参加しよう。そういう走り方もあるし、そういう楽しみ方の方が、本来のバイクの楽しみなのだ。だが、私の走りは、私の本当の走りは、そういうものではない。」
「……。」
「井川君、申し訳ない。申し訳なかった。もっと楽しく、君とツーリングすべきだったかもしれない。でも今日は、私にはそれはできそうもない。私は今日、走りに来たんだ。」
「……。」
三上は飲み干した飲み物の空き缶を自動販売機の方へ捨てに歩いて行った。しかし、ごみ箱はなかった。三上は手の中で空き缶を潰して折りたたむと、腰の小さなポーチの中に入れた。
「さて、まだ朝の6時にもなっていない。君も走りに来たんだろう。」
「はい。」
「じゃあ、ここで別れよう。互いに気を付けて、楽しい休日にしよう。」
「やっぱりだめですか?」
「だめだ。もし君がついてきても、私は法定速度で巡航して、渋滞のファミリーカーの後ろについて走って帰るだけだ。」
「……。」
義男は元気を失っていた。三上の言うことはどうしても理不尽なことに思えてならなかった。

「バイクに乗るのが、好きで、楽しくて、それじゃいけないんですか!?」
ヘルメットをかぶり、RZ-Rに跨る三上に向かって、義男は叫んだ。

三上はキックアームを取りだし、右足を掛けて言った。
「それでいいんだ。それでいいんだよ。だから、君はそうしたらいい。」

違う。三上部長はそう考えていない。僕が本当はバイクのことを好きじゃないんだと考えている。僕のことを認めていない。
「どうして、そんなふうに言うんですか。どうして、本当のことを言ってくれないんですか!?」
義男が叫ぶのと、三上がキックを踏み下ろすのとが同時だった。

2ストの轟音。オイルの匂い。
「そんなに知りたいのか!?」
三上が叫び返す。
しかし、三上はアイドリングを下げない。グリッピングを繰り返す。
あたりにオイルの匂いが充満していく。
「知りたいです!知りたいよ!ちくしょう!」
義男が叫ぶ。
三上はクラッチレバーを握り、シフトをローに入れる。
シリンダーやポートがノーマルなのは本当だ。
だがミッションは、すべて三上が無垢材から削り出した。
全てのギヤ比がノーマルとは違っている。
何のショックもなく、ギヤはスッとローに入る。
「じゃあ、走れ!」
三上が叫ぶ。
「独りで、走れ。」
「一人で?」

そのまま、三上は発進する。
2stの煙幕の中に、義男の姿が消える。
左右を確認して右折。道路へ出る。
ローのまま、レッドゾーンまで引っ張っていく。
「独りで、走れ。本当に一人ぼっちだと、分かるまで。」
三上は口の中でつぶやく。

義男はただ、走り去る三上とRZ350Rの背中を見送る。

午前5時47分。

熱い夏の一日は、まだ始まったばかりだ。(「ソロ」おわり。)
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本当の自分 (tkj)
2013-02-26 08:05:10
何を求め、どこへ行くのだろう?
って、あるミュージシャンの歌詞を思い出しました。

何も求めず何処に行くのでもない。
もしかしたら、それが部長の『カタチ』かも?と詮索してみたり。。
(前述の歌詞も同意なのかなあ?と、いま思いました)
 
 
 
結構好き。 (樹生和人)
2013-02-26 20:26:50
tkjさん、こんにちは。

いつも、コメントをありがとうございます。
元気がでます。

三上部長が
「バイクに乗るのが、好きで、楽しくて、それじゃいけないんですか」と問うた井川義男に、
「それでいいんだ」といったのは、本当にそう思ったのだと思います。(作者のくせに思うってのも変ですが)
でも、三上には「過去」があり、その過去を経由してきた「今=現在」があり、それを、そのまま受け止めようとしているかのように、感じられます。(作者のくせにね)

三上部長もまた「走らずにはいられない」人。
そして、簡単に分かったつもりになど、どうしてもなれない人なのだと思います。

こんな人、そばにいたら結構やっかいだと思いますが、私は個人的には結構好きです。
 
 
 
Unknown (かねしん)
2013-02-27 20:41:20
心に響くストーリーでした。
身が引き締まる想いです。
人生ってなんなんだろうなーという想いを抱きました。
 
 
 
友達。 (樹生和人)
2013-02-27 22:38:09
かねしんさん、こんにちは。
かねしんさんにそんなふうに読んでいただけて、光栄です。
柄谷行人という評論家が札幌に講演に来て、講演後、質問に答える中で言っていました。
「孤立する覚悟は必要だ。孤立を恐れないこと。孤立に、孤独に耐える覚悟を持つ人だけが、本当の友達ができるんです。」
三上が言っているのは、そういうことだと、思います。
 
 
 
孤高の2st.乗り (ソロ)
2013-02-28 15:45:27
こんにちは、樹生さん。

今回も、特に走りの描写のライヴ感がお見事でワクワクさせていただきました。

「バイクは独りで走るものだ・・・」

三上さんが言われた言葉、実は僕も、基本的にはそうだよなぁと、ずっと思っています。

複数で走る歓び、楽しみも知っているつもりですのでそのことを否定するわけじゃないですが。

ですので、三上さんの言わんとしていることが何と無く判るような気がしているところです。
彼ほどストイックじゃないですけれど。

 
 
 
三上の身上書 (樹生和人)
2013-02-28 21:46:37
ソロさん、こんにちは。
ストーリーのタイトルがソロさんのお名前と重なってしまい…、失礼いたしました。

走りのシーンの文章は、私としてはかなり苦しんで(=楽しんで)書いている部分です。そこをほめていただくと、とてもうれしいです。(私はおだてられて木に登るタイプです^^;)

今回はあるライダーの内面の孤独を書きたくて、この話を書きました。
三上がラストに言う
「独りで、走れ。本当に一人ぼっちだと、分かるまで。」
というセリフは、義男にではなく、自分自身に言っているセリフです。
ちなみに私の中の人物設定では、三上部長は奥さんもいて、今年大学を卒業して就職したお嬢さんもいて、家庭としては非常に円満。
しかし、それは三上が孤独でないことにはならず、三上のあの思いは、一方で常に真実であると思います。
なんて、作者がべらべらしゃべってはいけませんし、作品は作者がどう思おうと、読者によって読まれ、育てられるものなのですが…。

三上の思いは、半分は僕自身の思いでもあるので、共感していただけると、本当にうれしく思います。
 
 
 
僭越ながら (ST4)
2013-12-07 23:03:56
感想書かせていただきます。
カッコをつけないで、感じたありのまま書かせて頂きます。
時に不躾、礼儀を失する事もあるかと思います。
又、自分はモノづくりの人間なので人として真剣に作り込んだ何かにモノを述べる時は真剣でないと失礼かと思いますので、長文になると思います。ときにはいいなあとか、純粋な感想もあると思います。
先に言い訳をします。決して悪意や他意はありませんので。
自分は樹生さんと会った事は無く、又まだまだ初心者ですがライダーとして、人、自然等、周囲の事象に敬意をもって接しておられる樹生さんを勝手に尊敬しております。あくまで勝手ですので聞き流して下さい。直接的に言葉で表すことではないと思っていますので。では。

まず読み物として・・・大好きです。
理由は、個人的に特定の方の描く歴史小説が好きです。
司馬遼太郎さんや、北方謙三さんの作品です。
物語の最初に情景を作り、一瞬にしてその世界に入り込ませてくれて、ある時は主人公、ある時は敵、仲間にその世界観に浸らせてくれる。
又、人として、男として、女性として大事なものを色濃く持ち合わせているのも時代作品の特徴で見ていて気持ちがいいです。
樹生さんの作品は正に・・・です。(笑)
情景が豊かで、他の作品で言うと「雨のモノローグ」で言うならば読み始め、最初は本当に自分も暗い気持ちになる(笑)
「ラーメンナイト」で言うならば、お前はホントにいい奴だな!トラウマ振切って逡巡なく命掛けやがって!不器用に惚れやがって!頑張れよ!というふうです。

「ソロ」では現在進行中でバイクに乗る事とは?というまだまだ解ける見込みのない自分の状況から、時折自分と重ねつつ楽しみ考えさせられながら読ませて頂きました。

義男は若く、上には上がいることもまだ気付いていない赤く燃え、未だ内なる自分との戦いに気付いていないのか?
三上は深く、青く燃え、内なる戦いなのか、自分が自分である為なのか、自分にはわかりませんでした。ただ三上にも何故バイクに乗るのか、何故走り続けるのか答えが見つかっていないのだと感じました。

誰しもが持っている感情に例えると、義男が情念、三上が理念、但し義男の比ではない程の情念と向き合うことで得た理念。どちらも介在しているが、自分はどちら側の人間なのか?
と考えてしまいました。
義男はそのままのバイク人生で幸せなのにきっかけを与えてしまった三上。義男はこの先、知った以上は大小あれど、バイクに乗る度に伴うこのままで良いのかという罪悪感。自分のせいではあるけれど、義男の道の扉は三上に開けられてしまったのですね。可哀想ではあるけど、向き合えば幸せ、この先どちらを選ぶのだろう?とても気になります。

などと、考えるまで情景に浸れる表現の豊かさ、「樹生さんは懐が深いなぁ」と。
又、ライディング(バトル?)の濃密なリアリティの塊のような描写がとても引き込まれました。
時折垣間見えるライダー哲学に納得させられ、ライディングテクニックに自然に「こうやるのか?」と手足を動かし、時に主人公、時に峠のパーキングのチョイ役(?)に樹生さんがいて、
「あ、居た!」とニヤけながら、拝読致しました。
現在色々読み進めていて、ご迷惑でなければ、度々感想を投稿させて頂きたいです。
投稿する度に長文で申し訳有りません。
できるだけ控えるよう努力します。


 
 
 
コメントありがとうございます。 (樹生和人)
2013-12-08 16:08:05
ST4さん、こんにちは。
コメントをありがとうございます。

ST4さんの真摯な姿勢に敬意を覚えます。
どんな内容であれ、真剣にコメントしていただけることは、作者としては本当に有難くうれしいことです。

そしてお褒めいただき、本当にうれしいです。
義男と三上の違い、「情念」と「理念」という言葉は、私自身思いつかなかった言葉でしたが、言われてみると「そうだ…!」と思います。
その理念は数々のつらい思い出の中から醸成され、鍛え上げられてきたもの。

私の中で、バイクで走るということに対する拘りがあり、それがどんなものか、自分でもよくわかっていないようで、でも、最近のどのバイクメディアに描かれるものともしっくり来ないような気がして、そうしたフィーリングや理念のようなものを、バイクで走るあのライブ感とともに、私は書きたいのかもしれません。

素人の書き散らしではありますが、どの作品にも思い入れがあります。
これからも感想をお聞かせください。
短くても、長くても、大歓迎です。
即時性と軽快さを売りにするブログではないので、ぱっと読む方には気軽に、じっくり読む方にはしっくりとお読みいただき、気が向いたときに、一言でも、長文でも、コメントいただけたら、光栄に思います。
 
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