バイクライフ・バイクツーリングの魅力を北海道から。
聖地巡礼-バイクライディングin北海道-
缶コーヒーツーリング(3)支笏湖ポロピナイ

(ポロピナイから見る支笏湖と風不死山。前回記事の写真とほとんど同じだが、微妙に違う…といっても、それに余り意味はない。)
実は、前回までの記事で、もうツーリング記事としては付け加えることはほとんどない。
札幌市内で待ち合わせ、支笏湖までゆっくり走って行き、支笏湖畔、ポロピナイの駐車場で、缶コーヒーを飲んで、互いのバイクを眺めながら歓談し、もう少し遠くまで行こうかとも考えていたのをやめて、そのままレストハウスで昼食を摂り、また帰ってきただけだ。
ポロピナイにつくと、早速今回の主催者でもあり、明日からまた、盛岡での仕事に出発するさんにーさんの念願のひとつ、
「支笏湖までバイクで走り、ポロピナイで缶コーヒーを飲む。」を実現する。
バイクを駐めた場所のすぐ近くに自動販売機があったが、それは「KIRIN」の自販機。さんにーさんは、「ジョージア」が飲みたいのだ。
4人でぞろぞろと、建物の裏側まで歩いていき、ジョージアの缶コーヒーをそれぞれ購入する。一本130円だった。
そのまま飲み干すでもなく、バイクのところまで帰ると、だれかが「せっかくだから記念撮影しましょう」と言い出したのだった。
缶コーヒーとバイクを一緒に撮る写真は、なかなか構図が難しい。
どうしようかと思っているうち、前のウィンカーの上に缶が立つことを誰かが発見したのだった。
まささんだったような気がするけど、ひでGさん、だっただろうか。
いや、まあ、どうでもいいようなアホらしいことなのだが、「おお!これは意外といい!」というわけでもないような気もするのだが、全員そうして各自で自分のバイクと缶コーヒーを撮影するモードに、知らぬうちに入っていた。
で、僕が撮った4台の写真がこれだ。予告記事で掲載したが、再掲する。




……。(^^;)
さんにーさんのウィンカーボディはご覧の形状でこの上に缶をおくことができない。
それでFフェンダーの上でパチリ。
まささんのGPZ900Rのウィンカーの上は、よく乗ったものだ。
GPZ1100を見ると、缶コーヒーよりもカウルの傷の方が気になるくらいだ。
歴戦の傷跡といえば格好いいが、まあ、恥ずかしい失敗の「あかし」だ。

そしてこれは撮影風景。
まささんはさんにーさんのマシンのどこか高い位置に缶コーヒーを置ける場所を模索中。
それを見て笑ってるさんにーさんとそれを撮ってるひでGさん。
さらに周りの人にはその3人を撮ってる樹生が見えてるわけで、これは結構恥ずかしい状況だ。
そしてこんなに変なことしているのに話し言葉はけっこう丁寧なですます調で、変なオーラが出ていたかもしれない。
久々にあったせいか、この日は話が弾んだ。
合計何時間話しただろうか、走行時間より長い時間だったことは間違いない。
冬のこと、今回の震災のこと、盛岡で働くさんにーさんの近況…。
話は尽きず、また、ポロピナイにはその日、たくさんのバイクがやってきて、見ていても飽きないのだった。
新しいフルカウルバンディット1250、新しいホンダのCBR250、2st、4st、国産、ドイツ産、イタリア産、アメリカ産、
新車、かなりのビンテージマシン、普段一か所では見ることのない多くの機種が次々とやって来ては、少し休憩して走り去っていく。
「それでも、若い人が少なくて、みんな僕らみたいなおじさんか、もっと上が多いですよね」
そうだ。
でも、ここ数年、バイクはまた増えて来ているような気がする。
バイクもまた大人の趣味として定着してきたといいうことか。
また四輪もいろいろ来ていた。あまり興味がないためか、着ていた機種は大方忘れてしまったが、新しいNSXやら、古いスカイラインやら、いろいろ来ていたようだった。
それでもこのポロピナイは、車、バイクの専有施設という感じがしないのがいい。
湖では水遊びの子供や、遠くで釣りをする人や、岸辺でたたずむ家族連れまで、多くの人がおのおのに楽しんでいたし、バイクや車がそれほど周囲に威圧感を与えていたわけでもなかった。
それは広さからくるものかもしれなかったし、周囲の自然の大きさからくるものかもしれなかったが、こうしてドライバーやライダーが平和な雰囲気の中でたくさん集まり、安心して休める場所というのは、とても貴重だなあと思ったのだった。

さんにーさんのFZR400Rには、去年はなかったアンダーカウルが装着されていた。
どうして着けたかは、さんにーさんが語ってくれた。
この理由がまた!面白いのだが、それはブログ上では秘密にしておこう。
さて、冒頭にこれ以上記事として書くことはないと言ったが、帰り道は帰り道で、また楽しかったのだ。
先頭はまささんにチェンジ。
帰りは国道453を行き、途中から裏道に入って快走し、そこからちょっと住宅街の中を抜けて札幌市街地のとあるローソンで解散となった。
記事にすればなんでもないこと。
その中に、楽しさはいっぱいあった。
明日本州へ向かうさんにーさん。
今日が今期初ライドだったひでGさん、まささん。
通勤で雨に打たれ、どろどろのままのGPZで参加した僕。
解散は5時を回り、ほんの3時間ほどの外出のつもりだったのに、丸一日を過ごしていたのに気づいた。
シーズンが開ける。
今年も、たくさんの幸せに会えますように。
今年も、無事故で、走れますように。
今年も、バイクで走る幸せを、じっくりかみ締められる、そんなシーズンでありますように。そう願いながら、我が家への坂道を、GPZと駆け上っていった。(了)
実は、前回までの記事で、もうツーリング記事としては付け加えることはほとんどない。
札幌市内で待ち合わせ、支笏湖までゆっくり走って行き、支笏湖畔、ポロピナイの駐車場で、缶コーヒーを飲んで、互いのバイクを眺めながら歓談し、もう少し遠くまで行こうかとも考えていたのをやめて、そのままレストハウスで昼食を摂り、また帰ってきただけだ。
ポロピナイにつくと、早速今回の主催者でもあり、明日からまた、盛岡での仕事に出発するさんにーさんの念願のひとつ、
「支笏湖までバイクで走り、ポロピナイで缶コーヒーを飲む。」を実現する。
バイクを駐めた場所のすぐ近くに自動販売機があったが、それは「KIRIN」の自販機。さんにーさんは、「ジョージア」が飲みたいのだ。
4人でぞろぞろと、建物の裏側まで歩いていき、ジョージアの缶コーヒーをそれぞれ購入する。一本130円だった。
そのまま飲み干すでもなく、バイクのところまで帰ると、だれかが「せっかくだから記念撮影しましょう」と言い出したのだった。
缶コーヒーとバイクを一緒に撮る写真は、なかなか構図が難しい。
どうしようかと思っているうち、前のウィンカーの上に缶が立つことを誰かが発見したのだった。
まささんだったような気がするけど、ひでGさん、だっただろうか。
いや、まあ、どうでもいいようなアホらしいことなのだが、「おお!これは意外といい!」というわけでもないような気もするのだが、全員そうして各自で自分のバイクと缶コーヒーを撮影するモードに、知らぬうちに入っていた。
で、僕が撮った4台の写真がこれだ。予告記事で掲載したが、再掲する。




……。(^^;)
さんにーさんのウィンカーボディはご覧の形状でこの上に缶をおくことができない。
それでFフェンダーの上でパチリ。
まささんのGPZ900Rのウィンカーの上は、よく乗ったものだ。
GPZ1100を見ると、缶コーヒーよりもカウルの傷の方が気になるくらいだ。
歴戦の傷跡といえば格好いいが、まあ、恥ずかしい失敗の「あかし」だ。

そしてこれは撮影風景。
まささんはさんにーさんのマシンのどこか高い位置に缶コーヒーを置ける場所を模索中。
それを見て笑ってるさんにーさんとそれを撮ってるひでGさん。
さらに周りの人にはその3人を撮ってる樹生が見えてるわけで、これは結構恥ずかしい状況だ。
そしてこんなに変なことしているのに話し言葉はけっこう丁寧なですます調で、変なオーラが出ていたかもしれない。
久々にあったせいか、この日は話が弾んだ。
合計何時間話しただろうか、走行時間より長い時間だったことは間違いない。
冬のこと、今回の震災のこと、盛岡で働くさんにーさんの近況…。
話は尽きず、また、ポロピナイにはその日、たくさんのバイクがやってきて、見ていても飽きないのだった。
新しいフルカウルバンディット1250、新しいホンダのCBR250、2st、4st、国産、ドイツ産、イタリア産、アメリカ産、
新車、かなりのビンテージマシン、普段一か所では見ることのない多くの機種が次々とやって来ては、少し休憩して走り去っていく。
「それでも、若い人が少なくて、みんな僕らみたいなおじさんか、もっと上が多いですよね」
そうだ。
でも、ここ数年、バイクはまた増えて来ているような気がする。
バイクもまた大人の趣味として定着してきたといいうことか。
また四輪もいろいろ来ていた。あまり興味がないためか、着ていた機種は大方忘れてしまったが、新しいNSXやら、古いスカイラインやら、いろいろ来ていたようだった。
それでもこのポロピナイは、車、バイクの専有施設という感じがしないのがいい。
湖では水遊びの子供や、遠くで釣りをする人や、岸辺でたたずむ家族連れまで、多くの人がおのおのに楽しんでいたし、バイクや車がそれほど周囲に威圧感を与えていたわけでもなかった。
それは広さからくるものかもしれなかったし、周囲の自然の大きさからくるものかもしれなかったが、こうしてドライバーやライダーが平和な雰囲気の中でたくさん集まり、安心して休める場所というのは、とても貴重だなあと思ったのだった。

さんにーさんのFZR400Rには、去年はなかったアンダーカウルが装着されていた。
どうして着けたかは、さんにーさんが語ってくれた。
この理由がまた!面白いのだが、それはブログ上では秘密にしておこう。
さて、冒頭にこれ以上記事として書くことはないと言ったが、帰り道は帰り道で、また楽しかったのだ。
先頭はまささんにチェンジ。
帰りは国道453を行き、途中から裏道に入って快走し、そこからちょっと住宅街の中を抜けて札幌市街地のとあるローソンで解散となった。
記事にすればなんでもないこと。
その中に、楽しさはいっぱいあった。
明日本州へ向かうさんにーさん。
今日が今期初ライドだったひでGさん、まささん。
通勤で雨に打たれ、どろどろのままのGPZで参加した僕。
解散は5時を回り、ほんの3時間ほどの外出のつもりだったのに、丸一日を過ごしていたのに気づいた。
シーズンが開ける。
今年も、たくさんの幸せに会えますように。
今年も、無事故で、走れますように。
今年も、バイクで走る幸せを、じっくりかみ締められる、そんなシーズンでありますように。そう願いながら、我が家への坂道を、GPZと駆け上っていった。(了)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

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非常に楽しさや感動が伝わってきます。
ついつい文面に引き込まれます。。
過去の記事もかなり読んでしまいました!
これからも更新楽しみしています。
通りがかり失礼しました。
(ちなみに自分も札幌のバイク乗りです)
コメントありがとうございます!
過去記事も読んでくださったそうで、ますますうれしいです。
ブログ形式で書いていますが、昔の記事にも愛着があります。
どんな古い記事でもコメントくだされば反応いたします。
どうぞまたお立ち寄りください。
路上でもお会いできるかもしれませんね。
青いGPZを見つけたら、手を振ってください。
ひでさん、これからもよろしくお願いいたします。