他学部よりも圧倒的に休みが少ないと嘆かわれる医学部でありますが、各種のSNSを眺めている限り全国的に夏休みに入ったところが多い模様。わたくしは今週金曜日まで学校です。しかし今年の夏休み、予定が既に入りまくっていて果たして休んでいなさそうな気もするだなんて考える夏休み目前の今日この頃でございます。医大生・たきいです。
ちょっとゆっくりしたいと思って、スーパー銭湯へ。そんなストレスが溜まっているわけでもないけど、自分だけのとっておきのストレス解消法だ。発想が完全にジジイ。そろそろ回数券買った方がお得かもしれない。平日だから空いているに違いないと思っての出陣だったが、夕方のニュースで子どもたちは夏休みとやっていたことが頭を掠めた。しかしそれは杞憂だったようでガラガラの湯船にゆったり。正解だった。やっぱり温泉はいい。早く隠居して山奥の温泉旅館で物書きでもして暮らすのが夢である。

よくありがちなのがナトリウム塩化物泉。万城目学氏がそのエッセイで、舐めてみたらしょっぱかったと語るそれである。万城目学氏が浸かるような温泉は源泉かけ流しだろうから存分に舐めていただいても構わないだろうが、温泉を舐めたという一節はそのまま医学部生が解く試験問題にも出てきそうだからちょっと怖い。でもこっそり舐めてみてナトリウム塩化物泉を全身で感じたいという気持ちも分からなくもない。ただどうも種類のこの温泉、ちょっとありふれ過ぎではなかろうか。
いま個人的に推しているのが炭酸水素泉。俗に「美人の湯」とか呼ばれる。これが笑っちゃうくらいお肌がスベスベになるのです。これは実に不思議な現象。温泉に美容効果を期待しちゃう女性の皆様方には炭酸水素泉でございます。
ググってみたら、世の中にはまだまだたくさんの温泉の種類があるみたい。夏休みはさらなる温泉の知識を蓄えたいものです。
(温泉に行くと薄められた大浴場よりも元を取りたくて源泉を探しがちな人(笑))