『天才 バカボン』 東京ムービー・よみうりテレビ

昭和46年（1971年）に放映されたご存知
『天才バカボン』（東京ムービー・よみうりテレビ）
赤塚不二夫さん原作の傑作ギャグアニメの金字塔です。

バカボンのパパ

「これでいいのだ」
「さんせいのはんたいなのだ」
「はんたいのさんせいなのだ」
など名言も豊富です。

バカボン

かすりの着物に渦巻きのほっぺが特徴です。

はじめちゃん

生まれてすぐに言葉を話せたり、
ピタゴラスの定理を解説できる天才児。

ママ

美人で良妻賢母のまさに理想の妻。

レレレのおじさん

いつも掃除をしながら「お出かけですか、レレレーのレー」

本官さん

日本で一番銃弾使用量の多いおまわりさん。
目ん玉つながりのおまわりさんですが、アニメ第1作ではつながっていませんでした。

ウナギイヌ

ウナギと犬の特徴を併せ持った珍獣。

など個性的なキャラクターが繰り広げるナンセンス・ギャグマンガです。


バカボンで思い出深いのは何と言ってもレバニライタメ。
当時、「レバニラ炒め」なる食べ物を食したコトがなく、
どんなに美味い食べ物なのか、想像を膨らませていました。

あと、へんな家の話。
梯子を使って最上階にのぼり、扉を開けるとトイレがあり、
トイレの中の階段を使って下の階に降りるって構造だったと思うのですが、
大人になったら、こんな家を建てたいと真剣に考えていました。

植木屋になった理由の話。
原作ではパパは無職なのですが、アニメ第1作では植木屋でした。


なぜかいつも刈込バサミを持っているバカボンのパパ。
いろんな職業を転々としますが、
バレーボールでは、ネットが高すぎると切り込みを入れ、
レストランでは食べやすくするためにスパゲティを短く切り、
服屋では値札の0を切り取るなど、失敗ばかり。
俳優になってCM撮影に臨んだバカボンのパパ、
（確か忍者の恰好をして「ニコニコせんべい美味しいのだ」とかだったような。）
逃げ回る共演のサルを追いかけ回すうちに、庭の木が見事な出来栄えに。
それで植木屋になったという話だったと思います。


昭和50年（1975年）に始まった第2期では
「本作こそ原作に沿った内容である」コトから
『元祖 天才バカボン』（東京ムービー・日本テレビ）と名付けられました。




エンディングの『元祖天才バカボンの春』の歌詞に
「41歳の春だから～♪」とあり、
パパの年齢が41歳と知ったときは愕然としました。

当時、自分の親よりも上のヒトってとっても
年寄りに感じたモノです。