ボクが小学生の頃、フラッシャー付き自転車が流行っていました。
26インチサイズのセミドロップハンドルのサイクリング車で
クルマ顔負けのド派手なリアコンビライトを搭載し、
電気仕掛けで流れるように点滅するモノが主流でした。
その後、スーパーカーブームの到来で、
子供たちのヒーローとなったランボルギーニ・カウンタックを
彷彿させるスーパーカーライト(リトラクタブルヘッドライト)を
搭載したモノなどに人気が移っていきました。
ボクは何年分かのお年玉をはたいて
丸石サイクルの『ヤングホリデー PCスーパー6』を買いました。
当時の価格で58,900円と今から思えば無茶な買い物をしたと思いますが、
当時は自転車って今よりもとても高価な代物でした。
この『ヤングホリデー PCスーパー6』の売りはズバリ、
「スパークライト80」と「スーパーカーシフト」の二つです。
スパークライト80は
スーパーカーの証しとも言えるスーパーカーライトです。
手元のスイッチのオンオフで電動で「ウィーン」と上げ下げができます。
(ちなみに出だした頃のスーパーカーライトはライト裏のボタンを押して
パカッと開いて、閉めるときはライト本体を押し戻すタイプでした。)
スーパーカーシフトはクルマのHパターンのMTを模した変速機で
軽いタッチでシフト操作が行え、「ウィーン」という作動音とともに
電動でディレーラーを動かす優れモノ。
前モデルの「スーパー5」は5速だったのが6速に進化しました。
最終進化版ともいうべきモデルで
買った当初は友だちに対して誇らしい気分だったのですが、
買ってしばらくしてこの手の自転車のブームが終焉を迎えました。
高価な自転車なのでおいそれと買い替えるワケにもいかず
高校に入るまで使っていました。
中学生にもなるとかなり恥ずかしかった覚えがあります。
当然、扱いも雑になり、電池も切れたまま。
電池がないと変速もできない不便な乗りモノでもあります。
あれからウン十年経った今年7月、
カプセルトイのメーカーの株式会社SO-TAからクレーンゲームの景品として
1/12サイズのミニチュア模型が出ました。
『1/12丸石サイクルヤングホリデーPCスーパー5FFP』(SO-TA)
細部まで拘ってつくってあり、
もちろんスーパーカーライトもシフトも再現されています。
クレーンゲームが苦手な方はAmazonやメルカリでも
買うコトが出来るようなので興味のある方はどうぞ。
おー、同志ですね。
高校になってさすがに恥ずかしく乗り替えたのですが、今になって思えば納屋の隅にでも残して置けば結構なお宝になったかも!?
自転車の機構については正直よくわからないんですが、ボクの持ってたのはFFで漕がなくてもシフトチェンジが出来るヤツでした。
>常にチェーンがタイヤと連動して回っているのが、
>異様な感じでした。
あれって、チェーンが常に動いてたんですか、もっとよく見とけばよかったですね。
私の自転車は20インチタイヤで5段変速のものでした。
友人が26インチのモンテカルロに乗っていて、
変速機構はシンクロメモリーだったかと思います。
こぎ初めが楽なように前のスプロケが楕円になったものとかもありましたね。
シンクロメモリーよりも、クリックFFの方に興味がありました。
常にチェーンがタイヤと連動して回っているのが、
異様な感じでした。