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The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

スペルグラリア・ルブラ Spergularia rubra

2022-08-24 10:13:57 | ポルトガルの野の花

ナデシコ科、Caryophyllaceae、ウシオツメクサ(潮爪草)属、ヨーロッパ原産の多年草、

北半球の温帯から亜寒帯地域の海岸や道端などに分布、  

学名:Spergularia rubra、

和名:ウスベニツメクサ(薄紅爪草)、

英名:Red Sandspurry、Ushba Hamra、葡名:Sapinho-roxo-das-areias、Arenaria、

2009年6月、2016年6月13日、7月17日、9月25日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で、2014年7月31日、2020年5月17日、コスタ・アズール地方で、2015年5月7日、2018年5月15日、アレンテージョ地方で、2004年4月、アルガルベ地方で撮影、

 

直径5mm程か、極小のスペルグラリア・ルブラ Spergularia rubra の花。

 

茎の上部や萼にまばらに腺毛がある。茎は地を這って広がり先端が立ち上がる。3-9月に葉腋に小さな淡紅色の5弁花をつける。葉は多肉質で対生し線形。

 

属名の Spergularia はギリシャ語の「Spergula(オオツメクサ属)」の縮小形で、ラテン語の「spargere(撒き散らす)」からきている。種小名の rubra は「赤色の」という意味である。英名にある通り砂地に多く自生している。属名には潮という名前が付いていて、本来は海岸近くに分布だが、本種は内陸部にも、山岳地帯にも分布を見ている。

 

 

 

スペルグラリア・ルブラ(淡色)とスペルグラリア・プルプレア(濃色)が混生。鉄道線路を埋めつくしピンクの絨毯にしてしまうこともある、スペルグラリア・ルブラ Spergularia rubraでした。 

©2022 MUZVIT

 

 

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