50歳のフランス滞在記

早期退職してパリへ。さまざまなフランス、そこに写る日本・・・日々新たな出会い。

「中世の街」の収穫祭―②

2006-08-30 01:27:35 | フランス
プロヴァンは、「中世の街」をうたい文句に観光にかなり力を入れており、「収穫祭」や6月に行われる「中世祭り」を始め、1年中さまざまなお祭り・イベントを行っています。

そのせいでしょうか、住民たちの演技・演奏もなかなかどうして立派なものです。多くの観光客の前でも臆することなく堂々としています。


民族衣装もとっても様になっています。


音楽を演奏するにも、伝統の衣装です。


自転車に乗るにも、昔の衣装でがんばっています。でも、さすがに中世ではなく、戦前といったところでしょうか。


ワイン樽を牽いたり、収穫した野菜を積んだ荷車を牽いたり、昔の暮らしぶりを再現してくれています。


子供たちも負けてはいません。小さなトラクター風カートにまたがり、遅れないようにとがんばっていました。


お揃いの衣装でうれしそうに、恥ずかしそうに行進に加わっている子供たちもいます。


ジャズバンドがパレードをいっそう賑やかなものにしています。もちろん演奏するのは、ニューオーリンズ・ジャズ。Nouvelle-Orleans、かつてのフランス領ですものね。


山車の上で、昔の消防の様子を再現してくれる消防隊員たち。でも、沿道に向けて本当に放水するので、困ったものです。でも、これもお祭りのご愛嬌。水をかけられたほうも、ニコニコです。


7月14日のパリ祭のときもそうだったのですが、消防隊はとても人気があります。今回も消防隊員のバンドはひときわ大きな歓声で迎えられていました。

ほとんど市民総出ではないか思われる、収穫祭のパレード。午後3時から6時まで、旧市街地を、愛嬌を振りまきながら、あるいは真面目に、ゆっくりと練り歩いていました。(明日に続く)

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3 コメント

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de belles maisons (coucou)
2006-08-30 03:05:12
素敵な町並みですね。建築物が素晴らしいです。こんな家に住んでみたいです。
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住んでみると・・・ (take_uu2004)
2006-08-30 03:43:33
coucouさん

見るぶんにはきれいなのですが、古い建物を修理しつつ住むのは、それはそれで結構大変なのではないでしょうか。それを成し遂げている住民の皆さんには脱帽です。

(フランス語、相当お出来になるんじゃないですか。)
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中世祭り (月崎沙羅@幻想砂漠図書館)
2006-08-30 19:31:05
ブログにご訪問頂き、ありがとうございました。フランスの綺麗なお写真をたくさん見る事ができて嬉しかったです。また遊びに参ります。
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