50歳のフランス滞在記

早期退職してパリへ。さまざまなフランス、そこに写る日本・・・日々新たな出会い。

7区のお祭りは7日間。

2007-10-10 00:22:52 | パリ
“Les 7 jours du 7e”(7区の7日間)、7区だから7日間のイベント・・・うまいこと、考えましたね(拍手、パチ・パチ・パチ)。


10月1日から7日まで、パリ7区では、商店、美術館などが住民へ特別サービスをしたり、無料開放したり・・・住民とのつながりを深めるイベントを行ないました。


フラッグを店先に掲げたり、


スティッカーを路上に・・・でも、踏まれてこんな無残な姿にも。

情報誌などにも紹介され、もちろん7区の住民以外でもそのサービスに浴せるわけで、人出が増える。そうすると・・・

この秋はじめて焼き栗売りを見かけました。相変わらず、スーパーのカートに乗せていますね。パリの焼き栗売り・・・もうちょっとイメージを大切にしてほしい気もしますが、買わずに文句を言うな、と言われそうです。

店の開いている土曜まではバーゲンをしたり、いろいろサービスが出来るからいいのですが、では店が閉まる日曜日(7日)はどうするのか・・・そこで、考えたのが、クラシックカー。

Invalides(アンヴァリッド)前の広場に、シトロエンのクラシックカーが10台近く勢ぞろい。今でも現役です。愛好家同士、エンジンルームを覗いたり、楽しそうです。

そして、さらにその上手を行くクラシックカーが・・・

そう、馬車です。御者役もそれなりの格好で。

馬の落し物が湯気を立てている、ほのぼのとしたイベントです。

ほのぼのといえば、快晴の天気に誘われて、7区の企画したイベントを知ってか知らずか、アンヴァリッド前の広場では思い思いに休日を過ごす人たちが大勢いました。


芝の上でサッカーを楽しむグループ。うまいもので、道路の方までボールを蹴り出すことはありませんでした。


木々の間では、ペタンクに興じる男性たち。


ペットと一緒にリラックス。

10月中旬、屋外でこうした休日を過ごせるのももう少しでしょうか。

木々の葉は色づき、枯葉が掻き集められています。またシャンソンが似合う季節が巡ってきている、そんなパリの一日でした。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (大昔の住人)
2007-10-11 06:21:55
昔昔、私がパリで初めて住んだのは7区のアパートでした。ファッショナブルな部分と、官庁街の静けさと両方合わさった、独特な雰囲気が大好きでした。アレクサンドル3世橋でしたか、美しい橋ですよね。当時アンバリッドの黄金のドームを塗り直していました。あれは革命200年祭のためだったのでしょうか。エコル・ミリテールで行進を見学したり、ロダン美術館で一日のんびりしたり、今から思えば夢のような日々でした。
Unknown (Bon)
2007-10-11 10:49:54
また、車に反応しての訪問です(笑)
シュトレーン、外車の割に価格が手ごろで、独特のボディと車高が上下するのが好きで2台ほど乗りました。写真を拝見し、又乗ってみたくなりました。
パリの紅葉、ほんとにシャンソンが似合いますね。
日本では、『エディット・ピアフ~愛の賛歌』の上映と共にちょっとしたシャンソンブームです。
Unknown (ぐらっぱ亭( ̄ー ̄))
2007-10-11 11:00:17
DS懐かしいです。愚亭が行った頃、丁度DS21で、その後、最後となったはずの23モデルが出たでしょうか、支店長車でした。色もこれと同じベージュ。いかにもフランスのデザインという感じがしたものです。乗り心地も上々でしたね。今は余りこういう独特のデザインが消えていくようで寂しいですね。
7区 (take)
2007-10-11 15:42:18
大昔の住人さん

おっしゃるとおりで、ボンマルシェのある辺りのおしゃれなカルティエ、首相官邸のマティニョン館を中心にした官庁街。いい街ですね。住んでみたい人は多いと思います。そこに住まわれたのですから、いい思い出をお持ちですね。
シャンソン (take)
2007-10-11 15:48:09
Bonさん

シャンソンは、どうも秋から冬に合っている様な気がしますね。しかも、エディット・ピアフの映画、人気が盛り返してくれるといいですね。こちらでは、アズナブールの今度こそは本当の最終公演だろうといわれるコンサートが始まりました。
カーデザイン (take)
2007-10-11 15:52:35
ぐらっぱ亭さん

おっしゃる通りで、クルマのデザインも、個性的でなくなってきていますね。デザイナーの個性よりも、ターゲットの好みなどを優先させるためでしょうか。とんがっている部分がなくて、同じような顔が並んでいる感じ。寂しい気もしますが、より多く売るためにはマーケティング重視、こうなってしまうのでしょうね。

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