Semir マニアの洒落言

Semir マニアの「アラーム・フォー・コブラ11」感想日記
まずは、「お願いルール」をお読み下さい。

「アラーム・フォー・コブラ11 Staffel 15 - 第6話」 

2010-10-21 | 第15シリーズ ベン・ゼミル

原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2010年にドイツで放送された作品。(日本未公開・ネットにて

第15シリーズ 第6話 (Folge2014)「Der Angriff(直訳=攻撃)」
(Season17 Episode7 2010年10月14日放送)  

出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) トム・ベック(ベン・イェガー)

ゲスト マルティン・ブラムバッハKrämer)

勝手なあらすじ(RTLのホームページに掲載してあるあらすじを機械翻訳にかけ、観賞した後の印象から
本日はクリスマス・イブ。しかし、ゼミルとベンは勤務中。
いつものようにアウトバーンをパトロールしていると、1台の暴走車が現れる。なんとか運転手を逮捕したものの、事故を起こし、巻き込まれた囚人護送車がエンジントラブルで、護送先まで行けなくなってしまった。
ゼミルは、一時的に彼らを高速警察隊で預かる事にし、まもなく、署で護送車の刑務官と共に、密やかなクリスマスパーティーを始めるのだった。
そんな時、突然何者かが侵入し、様子を見に行った刑務官が射殺されてしまった。それ以上の侵入を阻止したゼミルとベンだったが、パトカーを次々と爆破され、無数もの銃弾が署内に打ち込まれて来るのだった。
外部への連絡も遮断され、さらに、隊長が重症を負った今、彼らは無事全員ここから逃げ出す事が出来るのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
凄まじい今期の最終話。
なので、久々に長文です。(さらに、少々のネタバレがあります)

第13シリーズのスペシャルで署内での銃撃戦があったり、第6シリーズ第4話「Bis zum bitteren Ende」で、アンドレアが人質になって立て籠もる事件があったりはしたが、
ゼミル達があんなに長く署内にいるなんて初めての事だったのではないだろうか。
全編セット撮影ってこれまた初めてじゃないかな。
なので、
予想外の展開にハラハラ、ドキドキ。
ついでに、ゼミルの負担がだんだんと増していくので、もう、夢中で60分を過ごしてしまったのだった。

それでは、先ずは話の内容から。
ドイツ語だけでも分かる話の展開になっていた。ちゃんと理解出来る演出がなされていたからだ。
ちょっと分からなかったのが、ゼミルと囚人クレマーの関係と、隊長が連れて来た女の子ハンナと彼女の関係。
詳しいファンサイトさんの解説によると、ゼミルはクレマーの弟を銀行強盗で逮捕する時に射殺してしまったとの事。それで納得。
隊長の方は、姪っ子という事で、忘れ物はきっと彼女へのプレゼントだったかなと思うのだ。(ベンとゼミルの反応が面白かったけどね)

お待たせしました。
今秋以外と主役級が多かったゼミルはと言いますと。
いきなりアウトバーンでジャンプ、それもトナカイを連れて。(爆)
着地時の「ホウ、ホウ、ホウ」ってサンタさんの口癖じゃなかったか?っていうか、
ゼミルサンタさん?(@_@)

その後の銃撃戦。
必死に駆け抜けるゼミル達とは対象的な音楽。
ドラマじゃなくて映画を見ている感覚になったぞ。まあその時のかっこよかった事。
さらに、
銃器を取りに行った時の肉弾戦。
その前の、刑務官に向かって「行くぞ!」のあの合図は、むっちゃ素敵だった彼。
ベンの車が炎上したのを見つめた目差には驚きと悲しみが漂っていたっけ。
スザンネに報告するあの瞳。もう、こっちまでウルウル(T-T)。
隊長の傷を心配する姿。
修理屋が来ての応戦で左腕を負傷する姿。
もう、
どこのどのシーンを見ても男気ゼミルで、むっちゃ素敵でかっこよすぎなアタライだったのだ。
(はいはい、重症、かなり病的)

それにしても、ベン。
あの時だけはどうにかしろよ~と思ってしまった、ich。
今日は大変なんだぞ!そんなに負担をかけるなよ~と。
(その後ちゃんと自分で解決してくれましたが)

再会した時のゼミルの嬉しそうな事。
ベンを抱きしめる仕草は何度もみたけど、やっぱり何度も好きなシーンになるのだった。

そして、ラストのアクション。
犯人の車に立ちはだかるゼミルのたくましくもかっこよかった事!(*^_^*)
あの狙いを定めた目差に、舌なめずりはもう、最高!!
DVDが手元に来たら、もう何回も見そうな勢いの自分だったりするのだ。
(すでに、7回見たし)

今秋のシリーズはなんとなく、ゼミルが主役級だった気がする、ich。
今春の放送分は、隊長だったりディーターだったりと主役を補助しているような感じだったから。

主人公とはいえ、いつも華のある相棒の助演だったようなアタライ。
嬉しい反面、捻くれな自分には心配もよぎってしまうのだ。
過剰な負担が今後彼に、かからないといいのだけど・・・。(>_
全話高視聴率だった新シリーズ。
今までは、時々20%を越える程度だったのに、全話20%越えで、最終話は久々の22.9%だったそうだ。

なので、
ドイツのバンビ賞
(公式サイト:ドイツ語 http://www.bambi.de/bambi-2010/nominierte/ )
にノミネートされている。
受賞するといいなあ~。

現在は来春放送予定を撮影中。

春まで、まだまだ長いですが、根気よく待つことにしよう。
日本版が来年こそは出る事を祈って。



2 コメント

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暑が (ケイタン)
2010-10-22 19:44:24
かなり壊されてましたね~。
もとに戻すの大変そうです...

キーパーソンだった冒頭で事故を誘発して連行されたヒゲの人。
俳優さんの名前はわからないですが、コブラ11のスピンオフでも1度でてましたよね。
その時はとぼけた味のキャラ風でしたが、それが芸風なのか同じRTLでやっているLASKOというドラマにそんなおとぼけキャラで出てます。

なぜ知っているかというと、一時コブラ11の新シリーズ放送のあとにLASKOもやっていたからです。
修道僧がブルースリーのようになって悪と戦う(へんな説明ですみません...)という話ですが、足手まといの修道僧が彼です。
どうやらウケが今イチだったらしくイタリアではすぐ打ち切られました。

その上、14シリーズをあと2話残すのみというところで、10月からその枠で新しい番組が始まったので、コブラ11も突如打ち切られました。
あいかわらずでしょ~、イタリア国営放送。
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Laskoは、パイロットのみ (ケイタンさんへ:takbout)
2010-10-22 22:33:55
ケイタンさん
署があんなに破壊されたのは、14年間で、初めてのことです。
立て直すにも一応、半年ありますので、どんな豪華な(?)建物になるか、ちょっと楽しみではあるのですが。(爆)

>コブラ11のスピンオフでも1度
はい!
彼は、第8話「人質の行方」で田舎の警察官として登場しています。
おとぼけキャラでしたね♪

今週からドイツでは、ケイタンさんがおっしゃる通り、Laskoが放送されています。

>イタリアではすぐ打ち切られました。
格闘ドラマは受けなかったんですね。(^^ゞ

日本だと、パイロットフィルムしかまだ来てません。「死亡特急」という邦題です。
(このコメントの名前の所にリンクをはっておきましたので覗いて見て下さい。)

>10月からその枠で新しい番組が始まった
それは、イタリア制作の新しい番組ってことですよね。
国営だから国の番組を尊重するのはいいのですが、後2話なのに・・・。

>あいかわらずでしょ~、イタリア国営放送。
恐るべし、イタリア国営放送です。(爆)
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