教師の最大の喜びの一つは、やはり生徒さんの成長の過程を見ることができることです。初々しい入学時や入部時の新入生・新入部員から上級生・先輩部員になり、高校卒業後は大学生、就職後は社会人、結婚後は父親・母親になっていきます。一人の人間の子ども時代から大人への成長に関わりを持ちながら、見届けることができるのは、本当に素晴らしい仕事だと自負しています。
私にも二人の子供（娘と息子）がいますが、親として我が子の誕生から現在までの成長を見るのと、担任や部顧問である教師として出会い、その成長を見るのは違う喜びがあり、それは教師の醍醐味の一つですね。
昨日も授業後の合気道部の指導中に、高３で担任をし、今年３月に卒業したY君が訪ねてきてくれました。来週から東京に住み始め、本格的に芸能活動をするそうで、その前の丁寧な挨拶でした。大変な世界だと思いますが、彼の芸能界での成功を信じています。
