「こどもの日」に思う

　気持ちの良い晴天が続いているG.W.です。

　さて、今日は「こどもの日」。15歳未満の子供の数は、現在の日本人口の内、約1650万人で32年連続減少だそうです。少子高齢化が急速に進む日本で、子供の数の減少は、本当に残念な事です。

　教育現場の最前線にいると、嬉しい事や楽しい事、時に苦しい事や悲しい事、等色々な事があります。しかし、後で振り返ると、そうした全ての出来事が子供達の成長にとって必要だったと感じる事が多いです。大人以上に純粋な子供達は、色々な壁に当たり、もがく等の紆余曲折がありながら、成長していくものです。

　現在合気道部では、中1から高3まで30名弱の多くの部員を預かり、指導させて頂いています。年齢・性別・性格・体格・身体能力・学習能力・家庭環境、等千差万別です。多様な生徒達の指導に苦慮する時もありますが、「技」の習得以外に、日常の「礼儀」をはじめとした小さな成長でも実感出来ると大きな喜びを感じます。また、生徒達の明るさや頑張りに私（臼井）自身が励まされる時もあります。

　私達保護者や指導者は、1人1人の子供や生徒を尊重し、厳しくも温かく見守り、一面的だけでなく多面的に見る事が必要です。そして、将来の社会を担う子供達を心身共に健全に教え育てる事は、私達大人の務めであると改めて思っています。

　なお、今日は、私も2人の子供の保護者として、しっかり触れ合い、遊ぶつもりです。