超危険生物！

　昨日の朝の事だけど、ご近所さんが子熊を見たとの情報が入った。場所は先日自分が見たところ。やっぱりその辺をウロチョロしてるんだな。子熊ってことは近くに親熊もいる可能性が高い。自分が見たのは子熊って感じじゃなかったので親熊だったのかも。
　…と思いながらMさんの牧場で仔牛の寝藁の交換をしていた時の事。糞尿で汚れた寝藁を一輪車に載せ、牛舎の外のコンクリートで囲われた堆肥場に運ぶ。ドサドサっと投げ下ろしてバックした時にふと足元を見るとヘビが！　しかもアオダイショウじゃなくてマムシ！！　長さは50cmほど。

クリックすると拡大するサムネイルにしましたが、ヘビが苦手な人ゴメンナサイ。拡大画像もいつもより小さめです(^_^;

　先日、この牧場に来た人工授精師さんもマムシを見たらしいので同じヤツかな？　あと30cmくらいバックする位置がずれていたら踏んづけていた。アブナイアブナイ。アオダイショウは人間が近付いたら逃げていくけど、マムシは自分が毒を持っているから「いざとなったらやってやるぜ！」と思っているのか、全然逃げない。しばらくして牧場主のMさんが牧草刈りの作業から戻ってきたので駆除してもらった。「持って帰って焼いて食うかい？」って言われたけど、丁重にお断りしました(^_^;
　ヒグマ、マムシ、スズメバチ　よくテレビでやっている「超危険生物！」みたいな番組に出てきそうなヤツ３つにここ最近立て続けに遭遇しました。田舎暮らしは都会とはまた違った刺激に満ちあふれています（笑）

　都会の刺激という事で最近思うことを少し。日本の人口が減少に転じて数年。そんな中で東京周辺だけは人口が増え続け、東京一極集中が進んでいる。様々な新しいものやカルチャーなどの刺激が多いので人々は東京に集中するんだろうけど、その結果がこのコロナ禍。東京はいつまで経っても収束が見えず今日も過去最高の新規感染者数。どこぞの知事が思わず「東京は諸悪の根源」と失言してしまうのもちょっと分かる気がする。
　先日、地上波で放送された映画「翔んで埼玉」を見た。特に首都圏在住の人や出身者にはウケまくる内容だったし自分も大爆笑の連続だった。でも、事前の評判や宣伝文句では「埼玉へのディスりがスゴイ！」などと言われていたけど、自分の受け止め方はちょっと違った。確かにそういうセリフやシーンが笑いのポイントではあるけど、全編を通して伝わってきたのは埼玉への限りない愛。そして本当はディスっているのは埼玉じゃなくて東京。「東京こそ至高」と信じて疑わない人たちなんだと思った。
　このコロナ禍でリモートワークが普及し、東京に住み続けることに疑問を感じて地方への移住を考える人が増えているらしい。といっても絶対数はそんなに多くないんだろうけど、いい流れだと思う。人それぞれ幸せの基準は違うから「東京全否定、地方最高！」なんて言うつもりはないけど、人も企業もこれをきっかけにもっと地方に目を向けるのはいい事だと思う。日本は地震国だからどこにいても巨大地震のリスクはあるけど、首都直下型地震が来たらヤバイよ東京、マジで。
　そこで北海道新冠町はどうでしょう？　「今頃やっと！？」と思われるでしょうが、今年ようやく町の東半分に光回線が整備されました。来年には自分が住む西半分にも整備され、町内全域でリモートワークの環境も整います。北海道には杉の木は無いからスギ花粉症とは無縁（コレ重要！）　自分も20年以上悩まされたあの憂鬱から解放されました。北海道にはシラカバとかブタクサの花粉症もあるけど、スギに比べたらかわいいもんです。また、北海道の夏を経験したら東京には戻れません。冬の寒さは慣れます！　新冠、おすすめですよ～♪