慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『パラレル・アメリカ』『トランプトレイン』『脱石油』『白人保守層の「守護神」』

2024年07月23日 | 米国の問題
🌸パラレル・アメリカ 〜銃撃事件の衝撃 分断のゆくえは〜

 ☆トランプ氏を大統領に願う市民の活動がアメリカ社会を揺るがす
 *民主党を支持する層が多かった若い世代に
 *トランプ氏を支持する団体が登場し影響力を強める
 *保守的な価値観を重視する人々は独自のSNSや経済圏を確立
 ☆パラレルエコノミーと呼ばれる状態がアメリカで生まれている
 *社会の亀裂が深まり「それぞれの正義」がすれ違うアメリカ
 *どこに向かうのか、社会の深層と民主主義のゆくえをみつめる

⛳傷だらけになった超大国アメリカ
 ☆民主党の前副大統領バイデンが第46代大統領に就任する
 *バイデンの双肩には、共和党の大統領トランプに「もう4年」を託した
 *史上2位の7400万票がのしかかる
 ☆アメリカ大陸で約200人に話を聞いた取材で見えたのは
 *「パラレルワールド」とすら思えるほど分断し超大国の姿だった
 
「まだ終わっていないぞ!」「選挙を盗むな!」
 ☆テキサス州最南部のメキシコ国境の町
 *トランプの旗を掲げたピックアップトラックなど20数台
 *派手にクラクションを鳴らしながら幹線に滑り出た
 *小1時間パレードした後、約30人が歩道に並んだ
 *気温は10度、手をこすりながらトランプの旗を振る彼らに
 *クラクションのエールが送られた
 ☆「トランプトレイン」列車にもみえるこのイベント
 *選挙戦後半、トランプ支持の草の根運動として全米各地に広がった
 ☆白人の元石油採掘事業者は力説する
 *トランプがワシントンの澱んだ沼で、アメリカのために戦っている
 *だから我々も選挙の不正に立ち向かう
 ☆既得権益と戦うアウトサイダーだからこそ
 *ディープステート(影の政府)がつぶしにかかる物語
 *共感した支持者が「トレイン」を組んで街に繰り出し熱を広げていく
 *選挙不正の訴えもその物語の続編として彼らを駆り立てている

⛳「トレイン」が行き交う国境沿いの町
 ☆ヒスパニック系が9割を超える民主党の牙城
 *前回の選挙では「壁を建てる!」と訴えたトランプが
 *メキシコ人を「強姦魔」と呼んで惨敗した地だが
 ☆今回、マッカレンのあるヒダルゴ郡とスター郡
 *得票率が急伸し、共和党候補として100年ぶりに対立候補を上回る
 ☆「なぜ?」と全米メディアの注目を集めた
 *背景には、地元の雇用への不安と政治風土が絡まっている
 
⛳国境の町での脱石油への抵抗
 ☆民意が大きく動いたのは、大統領討論会だった
 ☆バイデンは、地球温暖化対策を優先する考えを明言した
 *石油産業は深刻な汚染源だ
 *再生可能エネルギーに置き換わらなくてはならないと
 ☆共和党委員長でヒスパニック系のロス・バレラは語る
 *「あの一言が絶大だった」と振り返る
 *この辺は働き口がないから、石油掘削の街まで出稼ぎに行くと
 *あの話を聞いて、みんな仕事を失うって色めき立ったよ
 ☆バレラも前はメキシコ系なので
 *トランプ支持なんてとんでもないという感じだった
 *でも旗を手に大勢集まったのを見て
 *『なんだ、支持してもよかったんだ』と気づいた
 *支持の理由に「保守性への自覚」を挙げる
 *これまで民主党に投票するものと思い込まされてきたけれど
 *誰も私たちのことなんて気にかけてくれなかったと言った
 ☆トランプは劣勢と見られていたフロリダ州でも
 *キューバ系が3割を占めるマイアミ・デイド郡で
 *前回の選挙から22ポイントも差を詰めて死守した
 ☆トランプはテキサスでは石油産業保護、フロリダでは反社会主義と
 *地元の心配に目配りしてメッセージを変えていた
 *それが草の根運動で劇的なシフトになった

⛳トランプが大統領になって4年
 ☆支持者と、反対派住民の対立も深まった
 ☆「デファンド・ザ・ウォール」(壁に資金を使うな)
 *ヒスパニック系の主婦ら壁に反対する市民団体が描いたもの
 *到底受け入れられません。ばかげた人種差別のモニュメントです
 ☆完成1カ月後、「トレイン」がこの路面に迫った
 *地元メディアによると約4000台が集まったが
 *偶然ペンキの塗り直し中で通行止めになっており、事なきを得た
 ☆町を侵略しに来た感じで、極めて攻撃的でした
 *シンボルとしてこの路面を踏みにじろうとしていたのは明らか
 
⛳国境の壁、白人保守層の「守護神」
 ☆日本では、言動や疑惑で批判を浴び続けている印象が強いトランプ
 *国内での支持率は4年間、4割を保ち「岩盤」と言われている
 *キリスト教保守の価値観を共有する「岩盤」の核をなす人々
 *両腕に入れ墨をした極右活動家もいた
 ☆集会には、トランプのグッズ店や銃愛好家団体のブースが並び
 *マシンガンの試射もできる
 *夜に開かれた「トランプ支持の愛国者ディナー」では
 *「世俗的なメディアやリベラル派に目もくれない大統領」と語る

⛳トランプ氏大統領次代
 ☆最高裁判事に保守派を3人も指名したり
 *エルサレムに在イスラエル米大使館を移転したり
 *人工妊娠中絶反対派の集会で現職大統領として初めて演説したりした
 ☆キリスト教福音派の白人牧師はトランプを手放しでほめたたえた
 *彼は公約を守ってきた
 *ビジネスマインドが素晴らしく、経済も実にうまく行っていた
 ☆参加者の口ぶりににじむのは
 *白人保守層の価値観が切り崩されている切迫感だ
 ☆1960年まで人口のほぼ9割を占めていた白人
 *2045年には半数を割ることが確実視されている
 *「ポリティカル・コレクトネス」の風潮が強まるなか
 *トランプは口に出しにくい白人保守層の不満や焦りを代弁し
 *異論に臆せず行動に移してきた、と支持者には映っている

⛳トランプの決め台詞「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」
 ☆喝采を送る支持者は、どんな時代に戻りたいのか
 *トランプ支持が8割を占めるジョージア州トリオン
 *多くの人が思い描いていたのが1950年代だった
 ☆黒人のバスの座席をめぐって起きた「バス・ボイコット」事件
 *人種差別撤廃を求める公民権運動が燃え広がる前の時代だ
 ☆白人の不動産鑑定士語る
 *いまは愛国者というと恥ずかしい感覚があるけど
 *愛国者を誇れる時代に戻りたいと
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHK 『混迷の世紀』、文芸春秋『分断国家アメリカ』





 『パラレル・アメリカ』『トランプトレイン』『脱石油』
『白人保守層の「守護神」』
(記事他より画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« My English practical train... | トップ | 『定位脳手術』『脳外科手術... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

米国の問題」カテゴリの最新記事