慶喜

心意気
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ひったくり犯の男に執行猶予刑

2023年08月22日 | 司法
🌸裁判長の泣けちゃうお説教(4)



⛳妻と子ともを食へさせなくては
 ☆建設作業員の男性、結婚しまもなく子どもを授かる
 ☆男は、妻と娘に余裕のある暮らしをさせてあげたい一心で
 *歯を食いしばって仕事に邁進していた
 *夫とは歳の離れた妻でしたが、家庭を支えていました
 ☆男が勤務していた建設会社が倒産した
 *夫は職を失ったことを、妻にはいえずにいた
 ☆会社がつぶれようとつぎの仕事がなかなか見つからなくても
 *一家の生活費を、変わらずに家へ入れつづけなければならない
 *夫はそのプレツシヤーで押しつぶされそうになっていた

稼げなくなった男のプライドが傷つく
 ☆男は、刑事裁判の被告人として、法廷の中央に立っている
 *傍聴席に、妻や娘の姿はなかった
 ☆男は、ひったくりの犯行を繰り返し金を工面していた
 *バイクでのひったくりは、ひじょうに危険な犯行
 *被害者が転倒してケガでも負えば、窃盗罪・強盗致傷の重罪
 ☆弁護人は、男が盗んだお金
 *妻が代わりに被害者へ弁償していた証拠を提出した
 *妻が、両親や親成に頭を下げて借りたりしながら用意したお金だった
 *2人目の子どもが無事に生まれたことも明らかにされた
 ☆男は泣きじゃくりながら語る
 *2人目ができたと知ってから、ますます生活費を持って帰らなければと
 *プレツシャーになったと
 *働き口が見つからず、投げやりになっていたのかもしれませんとも
 *家族にも、被害者の方にも、本当に申しわけないことをしましたと
 *うつむきながら涙声で謝罪の言葉を述べた
 ☆担当の吉井広幸裁判官
 *家族の絆に報いるよう、これからますます努力しなければなりませんね
 *これで立ち直れなきゃ、君は人間失格だよと、厳しい口調で指摘する
 *夫は黙って、その言葉を噛みしめていた

温情判決、そして熱いひと言
 ☆吉井裁判官は判決公判
 *懲役3年を言い渡したうえで、その刑に5年間の執行猶予をつけた
 *更に、安易に窃盗を繰り返し、常習的であり
 *本来であれば実刑に処すべき内容であると厳しくその罪を追及した
 ☆被害はすでに、金額弁償されている
 *被告人が服役すれば、家族がかえって路頭に迷うおそれもある
 *妻が被告人ともう一度やり直すことも望んでいるとも
 *更生の期待をこめて、特別に執行猶予をつけたと説明

 ☆最後に、吉井裁判官は被告人に対して、ひと言つけくわえた
 *助けてくれた奥さんたちの期待に応えられなきゃ、君は男じゃないよ

 ☆裁判は、社会の「下水道」のようなものだと実感します
 *裁判がキッチリ機能していなければ、この世の中はどうなるでしょう
 *「社会の汚物」を裁判所が適切に処理してくれなければ
 *人間の文明的な暮らしが成り立ちえない事実忘れがちです
 ☆犯罪者に、最初から「悪い人」はいません
 *排水に、最初から「汚れている水」はありません
 *汚れたくて汚れる人などいないのです
 ☆吉井裁判官のような方
 *「社会の下水道」としての裁判所の役割
 *しっかりと呆たしているように感じます
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『裁判長の泣けちゃうお説教』

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