慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「ゲノムの傷」「ヒトと老化」「ガン」「寿命」

2023年07月14日 | 生命科学
🌸老化はどうやって起こるのか(4)

ヒトのゲノムは壊れにくい
 ☆寿命が2年のハツカネズミと30年のハダカデバネズミ
 *ハツカネズミの遺伝子の変異率が10倍程度高い
 *ハツカネズミのゲノム壊れやすい
 *寿命もハダカデバネズミはハツカネズミの10倍程度長い
 ☆ヒトのゲノムは、 ハダカデバネズミより変化しにくく壊れにくい
 *ヒトの寿命はハダカデバネズミよりも3倍弱長い
 ☆遺伝子の変異率が低い(ゲノムが壊れにくい)
 *細胞の機能は落ちず、がんにもならない
 *ゲノムの壊れにくさが、寿命を決める一因です
 ☆寿命だけでなく、遺伝子の変異率と体の大きさの関係
 *体が大きい動物のほうが一般的に長生きです
 *これは成長するのに時間がかかるので、その分長生きになった
 *養育期間も長くなるので、親も長生きでないといけない
 ☆遺伝子の変異が起こり、DNAの修復能力が上がる細胞
 *老化が抑えられ、がんにもなりにくくなり長生きになる
 *その問いっばい食べて体が大きくなったということなのかも
 *体が大きいことが有利な環境に生きている生き物だとすると
 *大きいほうが選択され、ますます大きくなった
 ☆進化のプログラム「変化と選択」の結果

ハダカデバネズミは例外的に寿命が長い理由
 ☆ハダカデバネズミ小さいのに寿命が長い
 *「体の大きさが寿命を決める仮説」からかなり外れている
 *ハダカデバネズミの特殊な生活環境が関係している
 *ハダカデバネズミは、アリのように集団で暮らしている
 *いくら寿命が長くても体が大きくなるのは無理
 *大きくなるメリットなく、進化的には大きいことが選択されなかった
 (外の暮らしは、天敵の存在など別の理由で困難)
 ☆ハダカデバネズミアリと似ているのは巣だけではなく
 *社会構造も似ている
 *ハダカデバネズミ「安全な安定した環境」では
 *一般的な小型のネズミのように、捕食されるまでに
 *できるだけ早く成熟して子供を作るという生存戦略は必要ない
 ☆ハダカデバネズミ集団生活による分業制
 *ワンオペで全てこなすよりもストレスや労働時間を減らす
 *穴蔵生活で体温の低下や酸素消費量の減少、代謝の低下が起こり
 *DNAにできる傷の数は減る
 ☆ハダカデバネズミもゾウと同様に老化しない
 *老齢個体も若い個体と同じように仕事をこなす

ヒトも例外的に寿命が長い
 ☆ヒトも、他の大型哺乳類に比べると例外的に寿命が長い
 *「体の大きさが寿命を決める仮説」からかなりかけ離れている
 ☆ヒトは体の大きさの割にDNAの修復能力がずば抜けて高い
 *寿命約30年のハダカデバネズミは、生涯がんになることはない
 *ヒトの場合も55歳くらいまではほとんどがんにはならない
 ☆ヒトはなぜ、がん化のリスクを背負いながら
 *55歳以降の約30年間も生きられる理由
 *ゾウのようにp53遺伝子がたくさんあるわけではない
  ①強力な免疫機構のおかげ
 *免疫細胞は細菌や異物のみならず
 *古くなった自身の細胞やがん化した細胞もやっつける
 *この免疫機構を強固にした要因の一つは、十分な栄養のおかげだ
 *栄養状態は心臓や他の臓器の機能にもプラスに働くので
 *寿命延長に重要な要因となっている
 ②ハダカデバネズミとヒト
 *遺伝子の変異率が低く体が大きくなるメリットがない
 *DNAが壊れにくい割に、大きくなることによる優位性ない
 *共に社会性の生き物なので、大きくならなくても
 *別の手段で他の生物より集団としての優位性を保てた

生物学の話のまとめ
 ☆老化の起こる原因
 *生命誕生から続いている遺伝情報の壊れやすさ
 *かってはRNAが変化(多様化)と選択(死)を繰り返し
 *進化のプログラムを牽引していた
 *DNAにバトンタツチされた現在でも
 *DNAが壊れることで老化が誘導され
 *細胞および個体の寿命を制限している
 *永久に生きないように程よい時間で壊れるようになっていて
 *確実に死なせている
 *程よく壊れる過程が、死に至るまでの「老化」です
 ☆生命は本来、遺伝物質(RNA/DNA)という「もの」で
 *そこに書き込まれた「デジタル情報」
 ☆生命が、複雑な体を持つようになっても
 *それらが壊れて(死んで)は作り直す(多様性の創出)という
 *生命の連続性を維持するやり方
 *進化のプログラムは変わらない
 ☆細胞レベルでの老化はどの生物でも起きている
 *がん化のリスクを負いながらも寿命を長らえてきたのは
 *ヒトに特徴的なことだ
 ☆進化の基本を振り返ると
 *たまたまそうした「老化した状態」という性質が「選択」され
 *現在の私たちにつながっている
 * ヒトだけが、「老化した状態」が選択されてきたのか?
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』





「ゲノムの傷」「ヒトと老化」「ガン」「寿命」
『なぜヒトだけが老いるのか』記事他より画像引用)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慢性便秘「酸化マグネシウム」(浸透圧性下剤)

2023年07月14日 | 医療
🌸慢性便秘症の治療と大腸メラノーシス

 ☆私自身の服用しての経験より

慢性便秘症の治療
 ☆長い間、便秘で下剤を使い続けている患者さんに
 *大腸カメラをすると、腸の色が変わっていることがある
 *大黄(ダイオウ)を含む漢方薬を内服されていた患者さん
 *ヒョウ柄のように褐色に色素沈着している
 ☆大黄など刺激性の下剤で腸管の細胞が死滅
 *マクロファージが食べることで、この色素が合成され沈着する
 *色素が沈着大腸の運動に係る神経も損傷を受けていて
 *腸の緊張がない、弛緩性便秘と言われる状態になってしまっている
 ☆原因となっている便秘薬を中止して他剤に変更すると、色がもどる
 *腸管の運動も改善され、便秘薬自体が必要なくなる人もいる
 ☆1年間、原因薬剤を中止した結果
 *2年後には、完全なピンク色に戻っていた
 ☆現在は下剤をほとんど飲まなくても毎日快便になった人もいる
 
便秘薬の種類
 ☆1⃣大腸刺激性下剤、2⃣浸透圧性下剤、3⃣上皮機能変容薬
 *2⃣は酸化マグネシウム3⃣はグーフィス®他
 *2⃣と3⃣は長期間使用しても依存性が無いと言われている
 *酸化マグネシウムはお勧め
 ☆問題は1⃣の、大腸刺激性下剤
 *大腸刺激性下剤にも種類がある
 *①アントラキノン系、②ジフェノール系、③ジフェニルメタン系
 *①のアントラキノン系下剤にはセンナ、アロエ、大黄(ダイオウ)等
 *この種類が大腸メラノーシスの原因となる
 *大腸メラノーシスを起こすのは①アントラキノン系だけだが
 *弛緩性便秘を起こすのは①~③すべて
 ☆刺激性下剤の長期連用は腸の運動を障害する
 *排便の刺激を鈍感にさせ、便秘を悪化させる
 *刺激性下剤はすべて、2~3日排便が無かったらその都度使用する

刺激性下剤の2つの大きな問題
 ☆医師・薬剤師でも弛緩性便秘の副作用を知らずに処方している
 *漢方薬だから体に安全なのだろうという先入観がある
 *「やせ薬」として一時期もてはやされた、防風通聖散
 *大黄が含まれていて、その下剤作用で排便があり体重が減ると
 *「痩せた」と錯覚させられる
 ☆大黄系薬剤、医師・薬剤師の処方が無くても手に入る
 *センナなどアントラキノン系の下剤
 *欧米では医師の処方がなければ手に入れることができない
 *健康被害が起こり得る食品が、医師や薬剤師に相談することなく
 *一般の方が手に入れる事ができてしまう現状は、大変問題

⛳便秘の治療
 ☆迷ったら、まず酸化マグネシウム
 ☆持病のある方には副作用がでる心配もあるので、主治医にまず相談する
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典『おおの内科日記』HP

             (大腸カメラでの大腸メラノーシス症例)
           ((大腸カメラでの大腸メラノーシス進行症例)


慢性便秘「酸化マグネシウム」(浸透圧性下剤)
(『おおの内科日記』HPより画像引用)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天皇皇后両陛下インドネシアを公式訪問

2023年07月14日 | 皇室
🌸天皇皇后両陛下「海外公務」へ本格始動するも

 ☆雅子さまの体調不安は続くが
 ☆雅子さまが強い思いを抱いてきた「皇室外交」が始まった

雅子さまの体調判断が難しく調整が遅れる
 ☆天皇皇后両陛下は、国賓としてインドネシアを公式訪問された
 ☆″国際親善′を目的とした両陛下の海外訪間は即位後初
 ☆コロナ禍も収束したなか「皇室外交」が本格化することで
 *新しい「令和の皇室像」に期待が高まっている
 ☆しかし訪問に至る過程は万全とはいえない
 *皇后・雅子さまの体調に、いまだ波がある
 ☆今回のインドネシア訪問は 
 *「令和の皇室」を形作る未来志向の訪問だった
 ☆懸念されたのは雅子さまの体調
 *国賓での外国訪問の場合、約1か月前までに閣議決定される
 *今回の閣議決定は、1週間前の閣議決定だった
 *雅子さまの体調の判断が難しく、調整等でのずれ込みが原因だった
 ☆最大の問題
 *宮内庁幹部や侍従職などの側近に、雅子さまに体調について
 *直接聞くことのできる人物がいないこと
 *結果、直前まで雅子さまの出席の有無がわからない
 *出発時間の変更が関係機関に周知されるのが遅れたりする
 ☆今後、海外公務増加で、精神的にも回復に期待が高まるが

武蔵野陵参拝が今後の課題に
 ☆外国公式訪問では、出発前に昭和天皇と香淳皇后の墓地
 *『武蔵野陵。武蔵野東陵』をご参拝するのが慣例だ
 *外国訪問に伴う伝統も疎かにされれば
 *再び『海外訪問にだけは積極的だ』との批判が起こりかねない
 ☆各国から両陛下の訪問を求める声が届いている
 *雅子さまはそのときどきの判断での出席となり
 *基本的に陛下単独で行うという形が当面続く

「愛子天皇待望論」も確実に広がりを見せている
 ☆皇室関係者の間では天皇陛下に対して、家庭円満は結構だが
 *天皇があまりに″マイホームパパ”では心許ないとの声もある
 ☆「新しい時代の皇室像」を模索するなかで
 *宮内庁が「皇室の屏風」として適切な諫言・役割を果たすこと重要
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『THEMIS7月号』




天皇皇后両陛下インドネシアを公式訪問
『THEMIS7月号』記事他より画像引用)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「持論」「ラベリング」「相手の立場」

2023年07月14日 | 人生訓
🌸「持論」を述べる際のポイント(1)

 ☆慶応病院診察後病院の前で購入した本

⛳相手の人格否定をしない
 ☆「持論」はもろ刃の剣です
 ☆「持論」を語るときに大切なことは
 ☆「自分の意見こそ絶対に正しい」とは思わないこと
 ☆筆者は「僕はこう思う」ということには自信があるが
 *「僕と意見が違う他者は全員バカ、アホ」とは思っていない
 ☆日本人は残念ながら
 *自分とは意見を異にする相手の人格否定に陥りがち

⛳物事を「ラベリング」をしない
 ☆他者の考えと自分の考えの「ズレ」を正しく認識するには
 *「安易に相手にラベリングをしない」
 ☆ラベリング(相手にレッテルを貼り付けて論を展開することになる)
 *ラベリングすれば、物事の本質を見誤る
 ☆ラベリングを使うと、一見知識人っぽい言説は繰り出せるが
 *すでに手あかのついた世論でしかない
 *独自の「持論」を醸成するには、ラベリングを取っ払い
 *本質をしっかり見極める態度が必要がある
 ☆ラベリングのよくないところ
 *自分からは遠く離れたものとして距離を置き
 *想像力を欠如させてしまう
 ☆ロシアとウクライナの関係も同様
 *「ロシア=悪」「ウクライナ=善」と善悪に2分した途端
 *思考は停止する

相手の立場に立って考える
 ☆ロシアのプーチン大統領が暴挙に出た理由を考慮し
 *裏にある背景事情を探り、そこを想像しないと
 *有効な対抗策を練り上げることができない
 ☆「相手の立場に立って物事を考える」「相手の立場を想像する」
 *裁判において最も求められる能力である
 *これこそ戦いに勝つために必要な能力です
 ☆弁護士は、相手の弁護士の立場に立ち
 *想像力を駆使して自分の弁護の方向性を修正する
 *その上で、別の弱点を探す
 *又、相手の主張をいつたん認めて、反論を試みていく
 ☆「持論」を述べる際も、自分の主張を繰り返すだけでなく
 *相手の立場に自らを置いてみる想像力が大切
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『折れない心』




「持論」「ラベリング」「相手の立場」
(ネットより画像引用)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

My English practical training14JULY

2023年07月14日 | 英語練習
🌸My English practical training
 
  I would like to make an effort 
  and continue listening English this year.
 
⛳5分間英語:落語(まんじゅうこわい)
 
⛳今日のセンテンス2
*break. every single day.
*It can be hard, but it can make relationships .
 
⛳Cram school (Diary)7
*far-grater changes.
*take place. deepen fears.
*than anticipated
*calligraphy.
*drafted to
*odd number. even number.
*naked
 
★I am inspired by the Chinese.
★I will write a blog for my own study every day
 in English.
★There are many uncorrected sentences and mistakes.
 Please forgive me.
★I think there is an unknown point in description
 because I have no knowledge.
★If you wont to know details, please check
 the source of articles, programs and images.
★Source: 『基礎英語2』他
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする