慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「サートシックス」「体臭」「おじいちゃん仮説」

2023年07月16日 | 生命科学
🌸なぜヒトは老いるようになったのか(2)

長寿遺伝子の進化
 ☆意図しておばあちゃんが長生きになったわけではない
 ☆進化は「変化と選択」の結果、長寿遺伝子を持ったヒトが現れた
 *彼女たちが子育てに貢献し、長寿遺伝子を持つヒトが選択された
 *長寿遺伝子を持ったヒトがより多くの子孫を増やした結果
 *集団の中でその遺伝子を持つヒトが多数になっていった
 ☆長寿遺伝子の一つは、サーチュインの一つサートシックス遺伝子
 *サートシックスはそもそも、発酵によリワインやビ―ルを作る
 *酵母菌から見つかった長寿遺伝子サーツーの動物版
 ☆サートシックスは、切れたDNAを修復する働きがある
 *寿命の長さと働きの強さに正の相関がある
 (寿命の短いハツカネズミではDNAを修復する働きが弱い)
 (寿命が長くて体も大きいビーバーでは働きが強い)
 *ヒトのサートシックスも活性が高い
 ☆長寿遺伝子の活性の変異が、ヒトの長寿化にも関係したのかも

脱毛ブームも進化の延長かも
 ☆ヒトの体毛の減少が急激に進んだ理由
 *変異の影響と異性に対する嗜好も影響があったのかも
 *体毛が薄い人のほうが男女問わず「モテた」のかも
 *これもまた進化における「選択」の一つの形です
 ☆長い進化の過程で、無駄なものは大抵退化し、必要なものが残る
 *進化の過程で、ヒトの体毛のほとんどは退化して捨てられた
 ☆体毛がなくても別の能力でなんとかなった
 *服や住居を作る能力の発達など
 ☆今でも残っている毛には、現在でもなお必要性があって残っている
 *性器の周りの毛は、その保護や性交時の摩擦を減らす役割がある
 (腋毛も同様に摩擦を減らす働きがある)
 *かっては、性フェロモンとして毛に付着させて拡散し
 *異性を惹きつける働きがあったのでしょう
 *ヒトの嗅覚の退化も著しく、性フェロモンとしての機能ほぼない
 *本来はおそらく「わきが」等「魅力的で重要なニオイ情報」だった
 ☆現代人は嗅覚が退化した分、視覚が発達し
 *ニオイではなく「ビジュアル」で異性を惹きつけるようになった

「おじいちゃん仮説」と老後
 ☆「おばあちゃん仮説」おばあちゃんの活躍でヒトは長生きになった
 ☆「遺伝的な恩恵」という意味では
 *女性が獲得した長生きという特徴、男性にも遺伝的に受け継がれる
 *平時でも狩りや漁などで死ぬリスクの高かった男性
 *子育てとは少し距離があった
 ☆「おばあちゃん仮説」に相当する「おじいちゃん仮説」
 *おじいちゃんの貢献による寿命延長効果もあった
 *ヒトは家族を中心とした社会性の生き物で、集団の中で進化する
 *集団で狩りをしたり開墾したり、協力の機会が増え
 *分業が進み、経験とスキル、集団をまとめる力を持った年長者
 *貴重な存在になっていったと思われる
 ☆体力だけでなく、知識。技術。経験や集団をまとめる力が
 *社会を安定化し子供を増やし教育する重要な要素になってきた
 *その役割を「おじいちゃん」も担つてきた
 ☆ネアンデルタール人という人類がヨーロッパに存在していた
 *私たちの祖先であるホモ・サピエンスが滅ぼしたという説が有力
 ☆ホモ・サピェンスが生存競争に勝った理由
 *ネアンデルタール人は100名ほどの集団で暮らしていたのに対し
 *ホモ・サビェンスは1000名の規模
 *その他にもアジアを中心にデニソワ人がいた

 *現在まで残っているのは唯一ホモ・サピェンス私たちだけ
 ☆私たちのゲノムを調べると
 *ネアンデルタール人やデニソワ人のDNAがたくさん見つかる
 *即ち、戦いがあり、ホモ・サピエンスが勝利して
 *別の種族を取り込んでいった
 ☆年長者を中心とした大きな集団
 *「まとめる力」が「選択」され進化を牽引した
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』









「サートシックス」「体臭」「おじいちゃん仮説」
(ネットより画像引用)
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「今宮神社」「鳩山会館」「関口教会」「細川庭園」他

2023年07月16日 | 散歩
🌸散歩(目白台・神田川地歴)

今宮神社
 ☆江戸幕府第5代将軍綱吉の母桂昌院の発願で創建された
 ☆京都の今宮神社より分霊を勧請した
 ☆元々は護国寺の寺内に位置していた
 ☆明治の神仏分離令により、現在に移転した
 ☆鳩山一郎が記載した名称札が掛けられている

鳩山会館
 ☆鳩山一郎の父・和夫が音羽に居を構た
 ☆現在も残る建物は関東大震災直後、鳩山一郎の私邸として建設した
 ☆自由党の会合の場でもあった
 *民主自由党と民主党の大合同により自由党(現:自由民主党)が発足
 *一郎が中心人物の一人として動いた
 *彼の私邸が会合の場として度々用いられた
 ☆鳩山邸は太平洋戦争中の空襲により屋根に損害を受けた
 *一郎の没後、後継者の威一郎が書斎を増築するなどの改造が行われた
 *竣工後70年となり老朽化が著しく進んでいた
 *鳩山家の業績を伝える記念館「鳩山会館」として再生した

⛳カトリック関口教会
 ☆カトリック東京大司教区の司教座聖堂(カテドラル)
 ☆教会堂名(聖堂名)が「無原罪の聖母」(聖母マリア) 
 *東京カテドラル聖マリア大聖堂として知られている
 ☆ピエール・マリー・オズーフが東京の中心地に土地を求めた
 *関口台町の土地に浅草教会信者の協力を得て「聖母仏語学校」を設立
 *大司教座を築地教会から関口教会へと移転した
 *東京大空襲で焼失、焼け残った建物を聖堂として使用してい
 *1964年現在の聖堂が完成
 *移籍していた司教座聖堂(カテドラル)を戻し、再びカテドラルになった
 ☆吉田茂元内閣総理大臣の葬儀が行われた
 *東京カテドラル聖マリア大聖堂の設計者丹下健三葬儀も行なわれた

椿山荘
 ☆この地は、南北朝時代から椿が自生する景勝地だった
 ☆江戸時代には久留里藩黒田家の下屋敷があった
 ☆明治維新を経て西南戦争の功により年金を得て
 *元勲の山縣有朋が旧屋敷を購入し「椿山荘」と命名した
 ☆藤田財閥の二代目当主藤田平太郎男爵がこれを譲り受けた別邸とした
 *藤田興業の観光部門が分離して、藤田観光が発足すると
 *藤田観光に椿山荘の運営は移管された

肥後細川庭園
 ☆江戸時代末期、熊本藩主細川家の下屋敷、その後、細川家の本邸となる
 ☆江戸時代の純日本式武家庭園の面影をとどめている
 *自然景観を重視した回遊式泉水庭園
 ☆松声閣の名がつく建物
 *大正時代の建造物で、細川家の学問所

関口芭蕉庵
 ☆松尾芭蕉が4年間、当地付近の「竜隠庵」の水番屋に住んだ
 ☆それが、関口芭蕉庵の始まりである
 ☆大正末期、東京府(現:東京都)の史跡に指定された
 ☆池や庭園などもかつての風情を留めた造りとなっている

公益財団法人和敬塾
 ☆男子の大学生・大学院生のための学生寮である
 ☆株式会社前川製作所の創業者でもある前川喜作によって
 *共同生活を通じて社会人としての『知性』と『徳性』を備えた
 *人材の育成」を趣旨とし、1955年設立された
 ☆和敬塾の名称は、聖徳太子の十七条の憲法の第一条「以和為貴」
 *「和」は「人と人との和」や「四季の自然に心から和む」こと
 *「敬」は「人を敬う」だけでなく「真理を敬う」ことを意味している
 ☆国内外の様々な地域から集まった約400名の男子大学生・大学院生
 *共同生活を送っている
 ☆和敬塾はその規模と内容から我が国最大級の男子大学生寮である
 ☆様々なイベントが開催され
 *参加や運営を通して塾生が学びながら互いに交流を深めている

青文庫(えいせいぶんこ)
 ☆日本・東洋の古美術を中心とした美術館
 *旧熊本藩主細川家伝来の美術品・歴史資料などを収蔵展示研究する
 *運営主体は公益財団法人永青文庫
 *理事長は18代当主の細川護熙(元内閣総理大臣)
                       (敬称略)
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⛳出典、『WKIPEDIA』他

















「今宮神社」「鳩山会館」「関口教会」「細川庭園」他
(ネットより画像引用)
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自民党ゆうちょ銀行等の経営に介入ヘ

2023年07月16日 | 政治
🌸日本郵政・国民の「不便&不満」解消なるか

 ☆普通郵便の配達は遅くなリポストも削減検討
 ☆旧郵政官僚が3事業支配ヘ動き出す

かんぽ生命の落ち込みが続く
 ☆日本郵便「ゆうパック」の料金を今秋に引き上げると発表
 ☆日本郵政の増田社長は記者会見で値上げに言及した
 *燃料費の高騰などによる価格転嫁を巡り
 *下請け業者からの不満が出ていた
 ☆最近、郵便局に対する「不便・不満」は確実に増えた
 ☆総務省の有識者会議で討議された内容
 *全国に18万ある郵便ポストの活用策
 (電子メールなどの普及で郵便物の取り扱いは減少)
 *ポストの配置見直し(削減)も検討する方向
 ☆かんぼ生命は不祥事以来低迷が続く
 *新規契約件数は不正発覚前の20%程度に落ち込んだまま
 ☆グループ全体の当期純利益
 *前年同月比約14%減の約4千億円
 *日本郵便、ゆうちょ銀、かんぼ生命はともに減益


日本郵政グループ、才能より「入社年次」が重要
 ☆スマホや電子メールが普及しても
 *郵便局は日本になくてはならないインフラだ
 ☆日本郵便とかんぼ生命保険の社長交代を関係者が注目する
 *日本郵便の衣川和秀社長が退任したことに伴う人事
 *後任にはかんぽ生命の千田哲也社長がスライド
 *千田氏の後にゆうちょ銀行の谷垣副社長が就任する
 ☆今回の人事はとくにわかりやすい
 *衣川、千田、谷垣3氏はいずれも旧郵政官僚
 *結局、日本郵政グループは依然として半官半民だ
 ☆千田氏が日本郵便社長に転じたのは
 *「郵便局の利活用を推進する議員連盟」の後押しもある
 *同連盟は、郵政解散の際、民営化に反対した議員を中心
 ☆幹部の起用も才能より、人社年次が重視される完全な年功序列体制
 *若くて評価の高い人がいても『まだ早いね』で片付けられる
 ☆こんな状況で日本郵政の改革などできるわけがない
 *千田氏の社長抜擢も同様だ

連携強化で郵便事業を支えるのが必要
 ☆一連のトップ人事で不可解なのは
 *日本郵政グループをまとめる増田氏の声が表に出ないこと
 ☆金融関係者は述べる
 *昨年末、多くのメディアが″増田退陣″を報じた
 *旧郵政出身のプロパー幹部によるリークだった可能性がある
 *即ち、増田氏の続投を保証し、人事を認めるよう迫った可能性高い
 ☆日本郵政の内部で旧郵政省出身の幹部が強い発言力を持つのは
 *自民党の「集票マシン」である全特とのパイプがあるからだ
 ☆増田氏の意向とは関係なく
 *ゆうちょ銀の池田憲人社長も交代するだろう
 *日本郵便、ゆうちょ銀、かんぽ生命すべてを旧郵政が牛耳る
 *増田氏も”お払い箱”だ
 ☆日本郵政は現在の民営化を見直し、3事業の連携強化で
 *郵便事業を支える改革が必要だが
 *旧郵政官僚や全特などが、既得権益を貪る勢力が変化を拒んでもきた
 *民営化を巡る混乱のツケは国民の「不便&不満」に直結している
 *岸田政権、小泉―竹中路線が進めた郵政民営化検証すべきである
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『THEMIS7月号』


自民党ゆうちょ銀行等の経営に介入ヘ
『THEMIS7月号』記事他より画像引用)
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