その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

入院日記39-4

2009-07-06 21:01:30 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院39日目第4話(7/5)
-そういえば5分粥編-


【夕食】

5分粥、白身魚、大根のそぼろ煮、大根おろし、みかんの缶詰、醤油

例のごとく常食メニューん書いちゃうと、「米飯、粕漬け、そぼろ煮、みぞれ和え、フルーツ」

ふ~ん。

こっち、大根がかぶってますけどぉ…(汗)
あ、やべっ、今日は5分粥だった。朝食に5分粥って書いちまったぁ(°□°;)

痛恨のミス、発覚だぁ。

そうだよそう、せっかく5分粥に上がったのに昼食がうどんって…哀しかった~。


そういえば、食事始まってから症状が一気に悪くなった大腸さん、また落ち着きを取り戻してきたなぁ。

意外っちゃ意外。

なんか気味が悪い。

今夜あたり爆発するんじゃ…。

そんな心配をよそに、理解不能のアニメ『ぱにぽにダッシュ』を3話連続見てみた。
あ~ぁ、ワケわからね~。

寝よっと。


【39日目終了】

入院日記39-3

2009-07-06 18:00:14 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院39日目第3話(7/5)
-衝撃事実!!編-


【昼食】

かけうどん、さつま芋のこしたヤツ、さっぱりしたおひたし(?)、モモスライス


うどんは、「ちじれ麺」ならぬ「ちぎれ麺」。ほうとうまではいかないけど。うどんの麺をちぎる意味あるのか、毎回疑問に思う。

常食メニューではかき揚げがあるはずだが、さつまいもとすり代わっている。低脂肪食セコイわ~。

「うどんに入れられないやん。」

さっぱりしたヤツの正体は何だろう。常食メニューで確認しよう。

…即席漬け。

「んだよ、役立たずめっ!」

と言うことで、即席漬けです(逃)


見るからに、もの足りない感じだよなぁ。
でも食べてみたら、満腹になった。うどんには、具らしきものは人参と鶏挽き肉が少々だったが、ちぎれ麺が案外たっぷりと入っていた。なかなかのボリュームだったのである。


3時ごろ母親が来た。

そして、

《衝撃事実》を口にした。

明日、妹が来るというのだ。

この消化器内科で看護助手を勤める、清楚なS堂さんと同級生の妹が。

そのS堂さんに職務妨害レベル級に絡む妹が。

やたら長居をして看護師にいい人いないのかと執拗に探りを入れる妹が。

いつも饒舌でマシンガントークの妹が。

バツ2の子育てストレスで、おかしくなっちゃっているんじゃないかと心配な妹が。
メーターが振り切れるほどハイテンションの妹が。

コイツ、躁鬱病の躁なんじゃないか、何かの精神病なんじゃないかと本気で心配な妹が。

…来る。

あ、いや、妹が来ることはそんなに衝撃ではない。今までの、毎回暗殺者のように不意打ちを仕掛けてきたことの方が、よっぽど衝撃的だ。


僕「へぇ。来るって言ってたんだ?」

母「明日病院だからその足で来るって。」
僕「病院?」

母「うつ病で病院通っているのよ。もう2,3年前からかな。」

僕「…えっ!?」

…。


まともに話したこともない妹と、初めてふたりで話したのは、ここに面会に来てくれた時の事だ。

その時、何かがか違うような気がしてた。
そして、2回目に来てくれたときの日記(入院日記20-2)では、はっきりと「精神病なんじゃないか」と疑っている。

やっぱり、精神病だったんだ…(涙)

全く知らなかった…


【つづく】

「入院日記20-2」
http://mixi.jp/view_diary.pl?&id=1199277802&owner_id=4417309

入院日記39-2

2009-07-06 15:52:33 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院39日目第2話(7/5)
-読書は嫌い編-


【朝食】

3分粥、大根の煮物、麩のみそ汁、しらす、梅干し、ヤクルト、醤油

朝食らしい朝食だ。日本の朝って感じ。どうでもいいけど、醤油はやっぱりキッコーマン製だ。


「論理クイズ」なるものを読んだ。パラドックスや詭弁を扱ったひねくれたクイズだ。なるほど20%難しい30%さっぱり50%。コイツを極めれば、言葉巧みな詐欺師になれるような気がする。

これからは、駆け引き上手なズルい男として生きていくか(笑)


赤川次郎の『輪舞』も読み終えた。やはり最終話では、第一話に戻ってきた。構成が巧い!それぞれが短編として成り立っているし、カラーが全く異なる作品だから、さすがと言わざるを得ない。

話が最初に戻ってくると、それを意識しながらもう一度読みたくなる。それは、伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』を読み終えたときも同じだった。

そして、小説を書いてみたいなって思う瞬間でもある。

小さい頃からの夢と言っちゃ夢なんだけど、ロールプレーイングゲーム(RPG)を作ること。シナリオを書いて、キャラクターデザインをして、BGMを作る。

今の僕ならできそうな気がするでしょ?

絵、特にキャラクターを作ったり描くことが好きだし、作曲もご存知の通り得意分野。

ただ文才がない。今はこうして駄文を大量に吐き出しているが、実は文字が嫌いなのだ。

意外に思うだろうが、特に読書は大嫌いだ。雑誌や漫画ですら苦手だ。小説を読んだ話や、さっきも「もう一度読みたい」って書いたばかりだが、好きになろうと努力してるゆえの話で、昔から変わらず文字が嫌いだ。

そう、読んで書いて好きになろうとしてる。

おかげで書くことは好きになったが、まだまだ読書は苦手だなぁ。


【つづく】

入院日記39-1

2009-07-06 08:35:42 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院39日目第1話(7/5)
-不眠編-


消灯しても眠気が訪れず、気づけば妄想シアターで女神さんの《オムライス》を食べていた。

…寝なきゃ。

そんなときは必殺の「仮死モード」を使う。仮死モードとは、一種の現実逃避である。

iPodと高性能なカナル型イヤホン(SHUREのE5C)で、外音を完全にシャットアウトし、かつ目をタオルで覆う。

仮死だからといって顔全体にタオルは覆わない。病室のベッドでやるのは不吉だし、不謹慎だろう。
看護師がビックリして揺すり起こしでもしたら、仮死モードの意味がないし。っていうか普通に苦しい。


例外もあるが、基本的な選曲は次の通りだ。
昼間の時間潰し、時間の早送りの際には、ノリのいい曲を爆音でかけて異次元にぶっ飛ぶ。夜は静かな曲(特にインストゥルメンタル)をおとなしめにかけて心を落ち着かせる。

夜には、坂本龍一のピアノを集めたプレイリストやYOSHIKIのインストゥルメンタル(ピアノやクラシック)のプレイリストがよく選ばれる。

今夜は坂本龍一に決めた。ボリュームが小さすぎると、それがかえって雑音になって眠れない。微妙な匙(さじ)加減が大切だ。
…。

作戦はうまくいった。あっさり眠った。が、時刻は1時30分。1時間程度しか眠れていない…。特に腹が痛いわけでもない。何故…(涙)

こんなとき同じプレイリストでは効果が薄い。

「ふっ、坂本龍一くん、下がってよろしい。」(`∇´ゞ

で、どっちに転がるか賭けになるのだが、「RED CACTUZ」の曲を聴くことにした。「RED CACTUZ」とは、メンバーが僕ひとりのバンド(?)である。つまり、僕の作った歌だ。

いいわ~(≧∇≦)

自画自賛ならぬ、自歌自賛だ。
気になる方は下のリンクからmixiの自作曲紹介に飛べるので、覗いてみてくれい。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1203041753&owner_id=4417309

で、結果は悪い方へ転がり目は冴えまくった…。

眠れん(--;)

その後は、トイレと短眠を2回繰り返し、朝5時、隣の患者の点滴トラブルで病室内が騒がしくなり、結局トータルで3時間も寝れなかった…(眠)

【つづく】

写真:iPod nano 16GBとSHUREのイヤホンE5C

E5C:耳の根本ごっつい膨らみの部分が、繊細な高音、充実の中音域、強力な重低音を作り出す。それを耳パッドが耳せんの役割をして、しっかりと遮音し、迫力のサウンド耳に漏らさず流し込む。