その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

入院日記41-8

2009-07-24 20:42:00 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院41日目第8話(7/7)

-ミノルくん再来!?編-


ロマンチックな夜と女神さんに思いを馳せながら廊下を歩いていると、それを思いっきりぶち壊すかのように、見覚えのあるおばちゃんが僕の目に飛び込んできた。

目が飛び出しているおばちゃん。
それから、胸を強調している娘さん。

間違いなくミノルくんファミリーだ。

残念ながら病室は違うものの、あのミノルくんが戻ってきたのだ。

ミノルくんとは、ご存知、この入院日記で何度も登場してきて、読者の中にも隠れファンが多数いるアノ方である。

「どうせすぐ戻ってくるよ。」
「いい加減にしなさい!」

6月19日に退院したのだったが、ホントにすぐ戻ってきた…。

あれだけ退院を渋っていただけに、リターンも早かった(笑)

久しぶりの登場なので、ここでミノルくんのおさらいをしようかなっ。

同じ503号室の窓際で、入院生活を共にしてきた方だ。

奥さんに対して、やたらわがままで甘えん坊な性格。

僕の妹はミノルくんを目の前にして「甘えん坊そう、目が、目が…」と大爆笑したほどだ。

そんな甘えん坊ミノルくんにはトレードマークがある。「冷えピタ」だ。熱がなくてもおでこに貼っている。

いや、正確に言うと、高熱の値を示すまで何度も体温を計るのだ。

ピピピピッピピピピッピピピピッ!

ピピピピッピピピピッピピピピッ!

ピーピーピー(こっちはエラー音)

ピピピピッピピピピッピピピピッ!

一体何度目やねん(汗)こうして冷えピタを貼る口実を作っているのだろう。

わがままなくせして、奥さんが怒って「帰るよっ!」と言ったら、泣きそうな声で「待ってよ~!」だし、漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』を全巻持っているし。

なかなかお茶目な一面も持っている。

極めつけなのが、奥さんが「ミノルくん来たよ~」って現れて、終始「ミノルくん」と呼んでいることだ。

あ、そうそう大事なこと忘れてた。年齢は50代後半ね。

50代で「ミノルく~ん」かぁ。

甘ぁぁぁい(^O^)

「ミノルく~ん」

「ミノルく~ん」

たまに、「ミっちゃん」(笑)

そんなミノルくんが帰ってきた。

奥さんに挨拶すると、「よろしくお願いします」と言われた。

部屋が違うし「よろしく」って何を?

…と思いつつ、「こちらこそよろしくお願いします」と答えた(汗)

ナニを?


【つづく】