能舞台

昨日は新屋まりさんのプロデュース公演「平安なれ幸いなれ」がアステールプラザ能舞台で行われました。開演は１８時ですが早い人は９時入り、私は１２時入り、その後続々と出演者や関係者の方が集まって来られました。たくさんの方が関わられております。美しい舞台の側でリハを見ていたら現実離れした不思議な世界へ行った様な感覚になります。↑の写真は謡の照芳さんのリハ。この後は篳篥が続きます。



この度の演奏者は私とキーボードの森光明さん。写真に入っているつもりが切れちゃってますが左手には森光さんの楽器があるんです。Ｗ鍵盤(エレピとシンセ)なんて編成は私は初めてでとても楽しかったです。後ろから支えてもらっている安心感がありました。森光さんは他に篳篥や千層念仏のバックも演奏されてそのコラボレーションがまた格好良かったです。同じ鍵盤でも私は未開の地なので「へぇ～」という事だらけでした。



↑こちらが森光氏。作曲、編曲、演奏とマルチにご活躍の森光氏はとても優しいお方で、搬入＆搬出も自分の楽器を後回しにしてまでお手伝い下さいました。しかも片付けの時は中２の息子さんも手伝ってくれて私はただただ感激したのでした。色んなお話が聞けて、新しい出会いに感謝です。


本番の写真はないのですが素晴らしい舞台となりました。私は急遽、龍仙寺混声合唱団の伴奏も２曲務めることになり(本来の伴奏者がインフルエンザに！)どきどきでしたが、何とかできてホッとしました。講話から始まり合唱団、新屋さんの歌、篠笛、謡、篳篥、太鼓…静と動が見事に調和された舞台だったと思います。

大きなステージを創り上げるのにはものすごいエネルギーが必要だと思います。そして目には見えない自分のイメージを最後まで信じて突き進む事。ステージを見ていてそのパワーを感じました。終わった後のみなさんの顔は晴れやかでした。楽しかった！

そして同時に発売された新屋さんの新しいCD「あめつちの詩」。こちらでは３曲演奏させてもらっています。そのうち２曲は編曲もさせてもらっています。他は全て森光さんの編曲＆演奏です。今朝聴きましたが春にぴったりな暖かいCDです。是非聴いてみて下さい。こちらで試聴もできますよ！