ルン・ファン (風が吹く)

気ままに・・
思い付きを!!

玄米食で糖尿病リスクが低下

2010-06-17 22:19:07 | 食生活
私、玄米食主義です。夕食だけですけど。朝は食パン、昼は外食。それで、夜だけ、玄米です。 玄米に一握り、小豆を入れ、塩を少量入れて炊きます。美味しいんです。
一度食べたらやめられない。
でも内の親に言わせると、戦争中、玄米とか麦、芋ばかりだったので、いまさら、玄米を食べたくないと言います。

玄米食が身体に良いというのは、書簡にも多く出ています。
ですから、多くの人が知っていることですが。血流を良くして血圧を下げる効果がある。
胃腸の調子がよくなるとか。生命力、気力が高まるとか。
そうですか、糖尿病にも、効果があると、証明されたのですか。それも、アメリカで。


玄米食で糖尿病リスクが低下=米ハーバード大研究6月16日 20時03分

       コメント(1)コメントする [ニューヨーク 15日 ロイター

 米ハーバード大などの研究チームが、玄米などの全粒穀物食べる人たちは、白米その他の精白した穀物を食べる人よりも2型糖尿病を発症するリスクが低い、とする研究結果を発表した。

 研究は、ハーバード大公衆衛生大学院とブリガム女性病院の合同チームが、成人約20万人を22年間にわたって追跡調査。結果を医学誌「内科学紀要」で発表した。

 同チームでは、日常的に摂取する白米の3分の1を玄米に置き換えることにより、2型糖尿病の発症リスクが16%下げられると推定。また、日常的に摂取する白米すべてを玄米などの全粒穀物に置き換えれば、同リスクは最大36%下がると見積もっている。

 米農務省によると、米国人の米の消費量は1930年代と比べて3倍以上に増加。しかし、そのほとんどは玄米でなく、精白過程で食物繊維ビタミンミネラルの大半が取り除かれた白米だという。

自殺にみる男女格差 ・・・12年間続けて、自殺者が3万人を超えました。

2010-06-17 05:14:45 | ニュース
12年間続けて、自殺者が3万人を超えました。
不景気がほとんどの自殺者を作る原因になってます。
日本国の政府として、採る手立ては、本当に無いのでしょうか??
毎日、100人近くの人が、自殺という手段で、命を絶っているのですよ。


2010-06-16 自殺にみる男女格差

自殺に関するデータを見ていたら、自殺って男女差がすごく大きいんだと知って驚きました。

下記のグラフは、1978年から2009年まで、過去30年ほどの男女の自殺比率です。縦軸は「人口10万人当たりの自殺者数」で単位は“人”、青線が男性、赤線が女性です。一目で「男性は女性より圧倒的に自殺率が高い」とわかります。男性は女性の倍以上の比率で自殺するのです。

ここをクリック



(2009年度の自殺者実数では、男性23,472名、女性9,373名の合計32,845名)



しかも女性の自殺率は過去30年で、大きく変ってはいません。最近よく「自殺が異常なペースで増えている!」と聞きますが、実際には「日本では、男性の自殺が異常なペースで増えている」というべきなのです。男性の自殺率は過去30年で6割増であり、特に1998年くらいからは男性だけ急増しています。*1

「なぜ男性の自殺がこんなに増えているのか」、同じ資料に男女別の自殺理由もあったので見てみました。この資料によると、自殺者の74%以上について、遺書などで自殺原因がわかっています。その、自殺理由がわかっている人について、一人最大3個の理由を挙げて、その数を集計したデータがありました。それによると、大きく分けて自殺の理由は4つに分れます。



ひとつは経済状態や仕事が原因となるもの。倒産、生活苦、負債、失業、事業の不振、仕事疲れ、職場環境の変化や職場の人間関係によるものです。

2番目は人間関係によるもの。家庭問題(親子や夫婦の不和、家族の死亡や子育て・介護の悩みなど)と男女関係(結婚、失恋、不倫など)です。

3番目が健康問題。身体的な病気の他、うつ病による自殺も含みます。

4番目が学校問題とその他。



で、男女別にそれぞれの項目が自殺理由と考えられる人の数をみてみると下記のようになります。



(上述のように複数要因での自殺があるため、合計は人数より多くなっています。)



グラフからすぐにわかることは、経済的な理由で自殺する男女差の大きさです。全体に男性の方が自殺する人が多いので、すべての要因で男性(水色のバー)の方が高くなっています。しかし、他の理由では男女差はせいぜい倍程度ですが、経済的理由で自殺する人は、男性10人にたいして女性1人という割合で男性が圧倒的に多いのです。驚くべきデータですよね・・・経済的な理由での自殺男女比がここまで違わなければ、全体での男女の自殺比率格差もかなり縮小することでしょう。



男性の人生ににとって、経済力や仕事がどれだけの重みを持つものか、重要なことなのか、再認識させられます。“女性にとっては全く「死を選ぶ理由」とはならないお金や仕事のこと”で、これだけの男性が死を選んでいるという現実。



・・・



ちょっとびっくりしたです。




元データ:http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/keisatsutyo.html

*1:追記:男性の自殺が急増した1998年頃の状況:1997年に北海道拓殖銀行、三洋証券、山一証券などが倒産、98年にも日本長期信用銀行が国有化されるなど、1997-1998年は日本の金融破綻の年。多くの企業がリストラに踏み切り、中小、零細企業では倒産に追い込まれたところも多い。