「冷え」・・・入浴して温める
健康が気になる年齢に達した人は、日本の伝統的なものに物事の基軸を置いてみることが必要ではないでしょうか。着るもの、食事、身体の動かし方など。
40代も半ばを過ぎたら、そろそろご自身の健康には責任を持ったほうがいいと思います。
「うつは心の風邪」とも言われてきました。身体の冷え、心の冷えは、日本人の低体温化と密接な関係を持っています。効率優先主義の最たるものであるシャワーは、ことに日本人にとっては能率の悪いものだということはもうお気づきでしょう。
風呂上りの飲み物は? やっぱり「冷たいビール」を一気に飲み干す。
堪えられない、あの爽快感。
残念ながら、この解答を思いついた人は、失格です。
風呂上りには何を飲めばいいのか。冷たい飲み物ではなく、温かいお茶か常温の飲み物ですね。
ビールの本場、ヨーロッパでは、ビールは常温で飲みます。決して、冷やしては、ビールを飲みません。
日本人はアルコールでしたら、日本酒を熱燗で、グイッと飲んでいました。そもそも江戸時代にはビールなんかなかったので飲もうと思っても飲めなかったでしょうが、温泉に入り身体を温めると心も身体も調子がよくなることを知っていた日本人は、冷えたビールを飲みたがるとは思えません。
せっかく温めた体を体内から急激に冷やしてしまったのでは台無しになると思ってください。瞬間的な爽快感を味わうのは若いうちで十分ですね。肉体的な健康が真の爽快感につながると考えてください。
ただし、これは冷えたビールを飲んではいけないということではありません。風呂上り直後は控えましょうということです。念のため。
「風呂で汗を出すな」という言葉があります。
熱い湯に我慢していつまでもつからないで、額にちょっと汗がにじむくらいになったら、湯船から上がる。それを何度か繰り返す。温泉浴は意外に体力を消耗するものですから、それくらいがちょうどいいわけです。
風呂に入っているときには、4~5回くらいは湯船から、出たり入ったりしたほうが良さそうです。サウナとは違います。
湯船に入る前には、かけ湯を10杯以上、下半身から上半身にかけてしっかりかけ湯をします。これから入る湯船に身体を慣らせるためです。それと入浴前のエチケットを兼ねてのマナーです。
水道水は成分が薄く塩素が入っているため保温力が低いので、入浴するならやはり、お風呂よりは温泉ですね。
健康が気になる年齢に達した人は、日本の伝統的なものに物事の基軸を置いてみることが必要ではないでしょうか。着るもの、食事、身体の動かし方など。
40代も半ばを過ぎたら、そろそろご自身の健康には責任を持ったほうがいいと思います。
「うつは心の風邪」とも言われてきました。身体の冷え、心の冷えは、日本人の低体温化と密接な関係を持っています。効率優先主義の最たるものであるシャワーは、ことに日本人にとっては能率の悪いものだということはもうお気づきでしょう。
風呂上りの飲み物は? やっぱり「冷たいビール」を一気に飲み干す。
堪えられない、あの爽快感。
残念ながら、この解答を思いついた人は、失格です。
風呂上りには何を飲めばいいのか。冷たい飲み物ではなく、温かいお茶か常温の飲み物ですね。
ビールの本場、ヨーロッパでは、ビールは常温で飲みます。決して、冷やしては、ビールを飲みません。
日本人はアルコールでしたら、日本酒を熱燗で、グイッと飲んでいました。そもそも江戸時代にはビールなんかなかったので飲もうと思っても飲めなかったでしょうが、温泉に入り身体を温めると心も身体も調子がよくなることを知っていた日本人は、冷えたビールを飲みたがるとは思えません。
せっかく温めた体を体内から急激に冷やしてしまったのでは台無しになると思ってください。瞬間的な爽快感を味わうのは若いうちで十分ですね。肉体的な健康が真の爽快感につながると考えてください。
ただし、これは冷えたビールを飲んではいけないということではありません。風呂上り直後は控えましょうということです。念のため。
「風呂で汗を出すな」という言葉があります。
熱い湯に我慢していつまでもつからないで、額にちょっと汗がにじむくらいになったら、湯船から上がる。それを何度か繰り返す。温泉浴は意外に体力を消耗するものですから、それくらいがちょうどいいわけです。
風呂に入っているときには、4~5回くらいは湯船から、出たり入ったりしたほうが良さそうです。サウナとは違います。
湯船に入る前には、かけ湯を10杯以上、下半身から上半身にかけてしっかりかけ湯をします。これから入る湯船に身体を慣らせるためです。それと入浴前のエチケットを兼ねてのマナーです。
水道水は成分が薄く塩素が入っているため保温力が低いので、入浴するならやはり、お風呂よりは温泉ですね。