ルン・ファン (風が吹く)

気ままに・・
思い付きを!!

人間の身体から発することの出来る、音波は 心と身体を癒します

2011-06-29 20:51:00 | 話しをすると云う事は
超音波と聞くと、人間の耳で聞こえる可聴域を超えた音を連想します。

人間の身体から発することの出来る、音は 「声」と「歌」があります。

「声」は耳で聞こえなくなっても、小さな振動として、ずっと伝わっていきます。

池の中に、小石を、投げ込むと、水面の小さな波が広がっていきます、「声」も同じく、可聴域を超えても、耳から聞こえなくなっても、小さな波が続いてるわけです。

「声」にリズムをつけた物が、「歌」になるのです。

ボケ防止には、「話」をすること。「会話」をすること。「歌」を歌うことです。

毎日、一人で、テレビを見ていると、ボケが始まります。

テレビから出ているのは、同じ波でも、電磁波です。

毎日、本を読んでいても、ボケます。活字を見ることは、脳を活性化すると言いますが、それだけでは間違いです。脳に「振動」を与える必要があります。

外に出て、人と交わりなさい。そして、身体の中に「振動」を与えましょう。

大きな「声」を出して、「笑い」ましょう。特別大きな「振動」が発生します。

「振動」は骨を、筋肉を、内臓を、リンパを、血管を、心を活性化してくれます。


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超音波が骨の治りを早める!?プロスポーツ選手に広がる骨折を早く治す秘策


うっかり階段で足を滑らせて転倒、そして骨折――。そんなアクシデントが起こりがちな梅雨の季節。仕事に追われる忙しい身であればあるほど、一日も早く治して完全復帰したいもののだ。そんな人にうってつけの治療、「超音波骨折治療法」が広がっている。今年4月1日現在、全国242施設が“先進医療”として行っているが、骨折が早く治るってどういうことなのか。

 超音波骨折治療は、今や日本で最も手がける施設が多い、一番普及した“先進医療”だといえる。これは、その名の通り超音波を使って、骨折の治りを早める治療法だ。最大の特徴が、治療期間が短くなることで、野球の松井秀喜選手や、サッカーのデビッド・ベッカム選手など、早期治療が不可欠なスポーツ選手が受けた治療法として知られている。

 実際、効果の高さには目を見張るものがある。海外の報告によると、骨折後7日以内にギプスで固定した幹部に超音波骨折治療を行うと、超音波を使わないときに比べ、骨折が治るまでの日数が約4割も短くなった。例えば、前腕の骨の場合、一般的な治療による治癒までの日数が98日であったのに対し、超音波治療法では61日に短縮。また、同じく膝下の骨では154日から96日に短くなったのである。


超音波骨折治療をすると治療期間が短くなる

 それほど高い治療効果がある超音波骨折治療、「さぞかし特殊な機械を使って複雑なことをするのではないか」と思うかもしれない。しかし、治療法自体は至ってシンプルだ。

 まず、第一段階は、通常の骨折治療と同じで、骨折部分を元の正常な位置に修正し、ギプスなどで固定する。一般の骨折治療と違うのはこの後で、ギプスの上から骨折した箇所に、超音波を照射するのである。つまり、今までの治療に単に超音波治療をプラスするだけなのだ。

 照射に使うのは、専用の装置。この装置から出るのは、通常のエコー検査で使われる時と同程度の低出力のもの。照射は、患者自身が、自宅などで毎日行う必要がある。とはいえ、機器を装着してスイッチを入れるだけ。照射時間は1日たったの20分だ。

 この治療機器から出る超音波の出力は、通常の検査機器と同じだが、その出方に特徴がある。1万分の2秒照射した後、1万分の8秒休止するという断続的なパルス状の刺激を与えるのである。

「骨は機械的な刺激があることで、治癒が早まることがわかっていた。これを、メカニカルストレスによる骨癒合促進という。例えば、折れた足を松葉杖を使って地面に付かないように過ごしたときよりも、少し地面に足をつけながら歩くようにした方が治りが早い。

 超音波のパルス状の刺激も、同様のメカニカルストレスとなり、治癒を早めると考えられる。しかも、このパルス周波数が骨の治癒には最も適しており、他の周波数ではあまり効果がないこともわかっている」と帝京大学医学部整形外科の松下隆教授は話す。

 どうして、機械的な刺激があると治癒が早まるのか、その具体的なメカニズムはまだわかっていない。しかし、「超音波の刺激により、骨の元となる細胞が、骨の成長を高める因子の分泌を高めたり、その因子によって骨の分化が促され、骨の修復過程が速く進むのではないかと考えられる」と松下教授は説明する。

 この治療が適しているのは、なるべく早く骨折を治したいという人である。しかし、超音波骨折治療が向くのはそうしたケースばかりではない。

「実は、骨折したばかりの治療はもちろんのこと、骨折してから時間がたつものの治りが遅いケースでも効果を発揮する。また、周辺の筋肉などが傷ついていたり、骨折した部分のズレが大きいといった難治性の骨折にもいい。さらに、糖尿病の既往がある人や、喫煙者は骨折の治りが遅くなるが、超音波骨折治療では治癒を早めることができる」と打ち明ける。

 超音波骨折治療法が、先進医療の対象となるのは、四肢の単純な皮下骨折で、手術を行ったケースに限られる。一方、四肢の骨折で骨折後3ヵ月以上たっても治癒が遅い難治性の骨折の場合および、四肢の開放骨折(折れた骨が皮膚を突き破っている状態)、粉砕骨折(骨が細かく砕けた状態)の術後で受傷から3週間以内の場合には、健康保険の対象となる。その他手術が必要ない場合などには、自由診療だ。

 帝京大学医学部附属病院の場合には、先進医療の機器の貸し出しも含めた治療費は、7万円ほどである。一刻も早く仕事復帰したい人には、高い出費ということでもないだろう。