ルン・ファン (風が吹く)

気ままに・・
思い付きを!!

腰痛は頭の位置を調整すれば完治する

2011-09-13 20:55:01 | 健康法
腰痛を考えてみよう。

椅子に腰掛けると、女性は脚を組む座り方をする人が多い。
女性雑誌などを見ると、女性の美しい座り方は、和室では横座り、椅子では脚を組む座り方。
モデルが写真用にポーズを決めると、サマになる。しかし、普通の人がモデルの姿勢を真似て、繰り返すと、身体がゆがんでくる。「腰痛の始まり・肩こりの始まり」である。

最近、よく目に付くのが、アゴを突き出した姿勢である。
アゴとは、そう歯のついているアゴである。
アゴが前に、2.5センチ出ると頭部が12キロよけいに、10センチ出ると24キロ余分にかかることになる。ちなみに頭部の重さは体重の約8~10%で約8kgあります。

多くのデスクワーカーは頭が約6~9センチ前に出ており、この場合、首にかかる負荷は20キロを超えます。20リットル入りのバケツに水を満杯に入れた状態です。どうです、重いでしょ。
そのバケツ重量を支えようとして、背骨が調整しようとして、背中・腰・腹・脚・肩・腕の姿勢が崩れます。筋肉のバランスが崩れてきます。さあ、慢性的な肩こり・腰痛の始まりです。


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腰痛のケアと注意点 正しい歩き方と体操で予防



 夏から秋へ向かうこの季節。不安定な天気が続き、体の不調を感じる人も多いだろう。デスクワークの長い会社員は、夕方になると腰が痛くなりがち。腰痛を予防するための注意点と改善法を聞いた。(村島有紀)

 ◆姿勢のゆがみ

 ヘルスケア用品販売の「ピップ」(大阪市中央区)などが5月、首都圏、名古屋市、大阪市に電車通勤している30~44歳の女性300人に「腰痛や腰の不調を感じるのは夕方が多いか」と聞いたところ、6割が「はい」(「どちらかといえば」を含む)と回答した。共同で調査した骨格矯正サロン「芝崎プロポーションクリニック」(東京都港区)の芝崎義夫院長は「気温が高い夏は暑さで疲労がたまり、背中の筋肉は緊張するのに腹の筋肉は緩み、正しい姿勢を保ちにくくなる。その結果、骨盤にゆがみが生じ、夕方になると腰痛がでやすくなる」と指摘する。

 芝崎院長が、足のどこに体重がかかっているかを調べる足圧分布測定器で、日常的に腰痛を感じる女性の朝と夕方の立ち方を比較した。その中で、朝はつま先とかかとの両方に体重がかかりバランスよく立っているが、夕方になると腹を突き出した形で重心が後ろにかかり、かかとだけで体重を支えているケースがあったという。

 改善策の一つが、骨盤を安定させ、筋肉を柔軟にする歩き方と体操だ。ウオーキング教室を主宰し、骨格矯正と姿勢を指導する谷英子さんは「正しい歩き方は腰痛の解消にも効果的」とアドバイスする。

 また、デスクワークの長い人は、正しい姿勢を保って座り続けることが大切だ。猫背でもなくそり腰でもない正しい姿勢を保つためには、時々両腕を使ったエクササイズで姿勢を確認すると良い。

 自宅でできる体操としては、足を伸ばして両腕を胸の前で交差させて座り、お尻の力だけで前進する「お尻ウオーキング」も腹と背中の筋肉を強化するのに効果的だ。

 ◆骨盤ベルトの活用

 一方、下着メーカーやヘルス用品メーカーは、骨盤を締めることで姿勢を安定させるベルト「骨盤ベルト」や、ショーツと一体化した「骨盤ショーツ」などと呼ばれる予防グッズを販売。腰痛を持つ女性からは「ショーツをはくと調子が良い」「重いものを持っても腰が痛くならない」という声も聞かれるという。

 こうしたグッズについて、関東労災病院(川崎市中原区)の岩噌(いわそ)弘志・第2スポーツ整形外科部長は「痛みを和らげる科学的根拠はないが、経験的に腰の具合が良くなる患者がいるのも事実」と話す。

 使うときの注意点としては、きつく締めすぎず、就寝中は使用しない。下半身の血流を悪くする可能性があるためだ。長期間使用すると股関節を動かす筋肉と背筋・腹筋の弱体化を進める可能性も考えられ、注意が必要だ。

 正しい姿勢と歩き方、予防グッズも適度に取り入れながら、つらい腰痛を乗り切りたい。


呼吸は、人間の健康および運命に大きく影響を与えている

2011-09-12 21:57:52 | 雑談
呼吸は、人間の健康および運命に大きく影響を与えている。

ダイエットについて、考えてみよう。
脂肪が余分についている状態を、「肥満」というけど、深い呼吸を繰り返すと、脂肪を燃焼することが出来る。呼吸の浅い人は、脂肪が、つきやすい、つく場所は、筋肉運動をしないところ。女性でも男性でも、お腹の出ている人がいる、お腹の筋肉が弱ったためである、腹式呼吸で、お腹を出したり、引っこめたりすれば、お腹の筋力もつき、お腹のコルセットが出来上がる、自然に、お腹は引っこんでくる。腰痛もちの人も同様に、腹式呼吸を繰り返せば、改善してくる。

「うつ病」など、心の病がある、多くの症状は、頭の中に、「脳圧」をかけすぎたために起こる症状である。「脳圧」とは、呼吸を止めることに原因がある。怒りのとき・悲しみのとき・心配しているとき、無意識に、呼吸を止めている。深い呼吸を鼻から行う。歌を歌う。笑う。
全て深い呼吸を行っている、そして心の中に、余裕が生まれる。

運命にも影響があると、書いた。怒りの心は、全てを破壊する、怒りから暴言が出てくる。多くの人が、少しのことで、怒り、運命を悪くした人は、私以外にも多いのではないだろうか。怒りの心が起きたとき、深い呼吸を繰り返せば、怒りの心は静めることは出来る。

私、いまミュージカルに挑戦しています。年齢は50歳を超えています。歌・音痴です。職人のため人前で話をする機会が少ないので、人の視線をあびるとアガリマス。ダンスもこのたび初めて経験します、もちろん踊れません。先生から、「大丈夫ですか、倒れませんか」という言葉を最初にいただきました。そんな人間がミュージカル。

深い呼吸を繰り返せば、「気力」が湧いてきます。生きようとする力が湧いてきます。どんなに難しいことにでも、挑戦してみたいという「元気」が湧いてきます。それが「呼吸」の力です。

幸い、「太極拳」に興味があり、深い呼吸の習慣がついています。

この辺で、筆をおこうかな。

呼吸に関する問題は奥が深いので、書きつくせません。




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<真健康論>第7回 深呼吸でリラックス=當瀬規嗣

2011年9月11日(日)13:00

 息は細胞に必要な酸素を体に取り入れ、代わりに細胞が作り出す二酸化炭素を体外に排出するために行います。細胞が栄養素からエネルギーを得るためには酸素が必要です。栄養素を酸素で燃やしていることと同じです。

 ものを燃やせば煙が生じますが、細胞で出る「煙」つまり排ガスが二酸化炭素です。二酸化炭素が細胞内にとどまると、細胞を酸性化して壊すおそれがあるので、外に出さなければなりません。酸素を吸ったら、必ず二酸化炭素を吐き出さなければならないのです。吸息と呼息が対になっているので、呼吸というのです。

 吸息と呼息の仕組みは随分異なっています。吸息では外肋間筋(がいろっかんきん)と横隔膜という二つの筋肉を使います。「スペアリブ」と「サガリ」です。これらの筋肉が収縮すると、胸の容積が広がり、それにつられて肺が広がり、空気が気管を通って肺の中に入る仕掛けです。つまり、吸息の時は、胸に力が入っています。筋肉が収縮をやめると、胸も肺も自らの弾力性で元に戻ろうとしぼみ、肺の中の空気が押し出されて呼息になります。呼息の時には力が抜けるのです。緊張時に深呼吸をすると、体がリラックスするように感じますが、呼息の時に力が抜けることと関係があるようです。

 一方で、深呼吸をすると頭がスッキリする感覚になります。大きな息で酸素がたくさん体に入るからと思われていますが、実は違います。通常の呼吸をしていれば、肺から流れ出す血液には目いっぱいの酸素が含まれています。大きな呼吸をしても、血液中の酸素がさらに増えることはないのです。たくさん酸素を送るには心拍が増えなければなりませんが、1回ぐらいの深呼吸ではそんなことになりません。

 深呼吸をすると、速い気流が鼻やのどを通過し、瞬間的にその粘膜を冷却します。これで脳が冷やされ、その効果により脳がスッキリするのではないかと言われています。あくびの効果も同じと考えられます。

 深呼吸は吸息で脳をスッキリさせ、呼息で体をリラックスさせることができるので、緊張をとって人を前向きにさせるのです。深呼吸をうまく使うのがいい手です。(とうせ・のりつぐ=札幌医科大教授)