旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

君の名は、デビルマン

2018-01-08 18:56:56 | NHKに捧げる歌




お正月休み、いわゆる特番的な番組はほとんど見ずに、録り溜めていたレギュラーのアニメ番組を
ひたすら見続けていました。それでもまだすべて見切れてはおらず、一体、どれだけの数の新作(一部
再放送を含む)のアニメが今放映されているのでしょうか。そうこうしているうちに、新たに1月から始まった
新番組がまだまったく手付かずのままハードディスクに残っていて、うれしい悲鳴を上げております。


特番的な番組の中で唯一録画して見たのが、アニメ映画「君の名は。」だけでした。男女入れ替わりの
定番実写映画「転校生」みたいなノリで、日常のドタバタ中心のまま最後まで押し通すのかなと思っていたら、
そこはアニメの利点を活かし、途中からSF的な要素を前面に押し出して壮大な展開にスケールアップさせ、
ハラハラドキドキ見応えがありました。

その前、11月頃だったでしょうか、特撮映画「シン・ゴジラ」が放映され、これも録画して視聴しました。
こちらもかなりの評判だったのでずいぶん期待していて、その期待が大き過ぎ、ハードルを高く上げたからか、
「思っていたほどでもなかったな」というのが私の正直な感想でした。邦画の特撮ものの限界を
感じたし、個人的には多少「プロレスごっこみたいになる」のは承知の上で、「メカゴジラ」とか
「メカアンギラス?」などライバルを登場させて、迫力あるバトルを繰り広げてほしかったとも思いました。
その点私としては、平成のガメラシリーズのほうがより楽しめたように感じたのです。


軽く流そうと思っているのに、アニメとか特撮の話題になると肩に力が入り、話が長くなって困ります。
さてここからが本題、上の写真は元日新聞の別冊のテレビ欄に二面全面広告として掲載されたもので、
「デビルマン」が新作アニメとして放映されるのを告知したものです。「トラウマ的衝撃、完全アニメ化は
不可能だと思っていた原作の驚くべきストーリー」とあり、「日本のサブカルチャーの源流、歴史に残る
名作であり超問題作」と続けられています。さらに「この作品、アニメに本気で取り組んでいく」と結ばれ、
この文言通りに実現すればすごいことですし、もちろんぜひ私も見てみたいです。

私の記憶違いでなければ、原作の漫画と同時平行してテレビアニメ(原作とは似て非なるもの)が
放映され、それからずいぶん経って、今度は原作に準じたアニメがビデオ作品で製作され、しばらくして
テレビでも放映されました。かなり期待して見たところ、あまりにも出来が悪く、第一話だけ見て
あとは放棄した覚えがあります。同じようなことは「スケバン刑事」でも経験していて、あまりにも
原作漫画に入れ込んで感激した作品は、たとえアニメ化されても期待しないほうがいいというのが、
それ以来私の定義となりました。

しかし昨今のアニメ作品のクオリティは昔とは段違いだし、関わるスタッフの力量も総じて高いようなので、
もしかしたらその思い込みを覆される可能性はありそうです。見てみたいけど、Netflixって
有料チャンネルなの? 私のテレビのリモコンには選局ボタンだけはついているんだけど…

原作に忠実だとすると、かなりグロテスクな描写もあるし、もちろん永井豪さんだからお約束の
お色気シーンも用意されているのでNHKでは放映されそうもなく、民放でもかまわないから無料で
配信してほしいところです。虫が良すぎます? BS11とか12に期待していますよ。



           

デビルマンに影響されたというマンガ(アニメ)作品の系譜が掲載されています。古いところで
私がわかるのは「ゲッターロボ」「うる星やつら」「聖戦士ダンバイン」などで、近年では「新世紀
エヴァンゲリオン」「進撃の巨人」「幼女戦記」などなどですかね。その中間は私は関知しておらず、
ほとんどが未視聴のまま、かろうじて名前は聞いたことがある程度な作品が多いようです。




   

二面並べたらこんな迫力ある紙面となりまして、新年早々、私同様、驚かされた方々が多数いたと
思います。長く生きていたら、今更やります?って感じの面白いことが起こるんやね。

デビルマンの原作を読み返したい気分なんだけど、なにせハードにアニメがたくさん残っていて、
それどころじゃあないんですわ。もっと何かほかに優先してしなければならない重要なことがわんさか
ある気もするんだけど、まあいいじゃあないですか。通勤時間や勤務時間が短くなって、以前よりも
時間だけはたくさんあります。有料チャンネルでないテレビ見ている分にはお金もほぼ使わないし、
こういうのもスローライフの一環としておきましょう。

君の名は。と同じレベルかどうかはともかく、今テレビで放映されるアニメはかなりの力作が目白押しで、
たとえば「クジラの子らは砂上に歌う」なども緻密な描写で描きこまれ、のめりこんで見ていました。
スタジオジブリ的なメルヘンティックな世界観と愛くるしいキャラクターたちなのに、かなり残虐な殺戮が
平然と描かれていたりとかね。

そういえば、「ジャストビコーズ!」の主人公(ヒロイン)は、私がもし女の子を授かったら名付けたいと
考えていた名前でした。娘を見守るような気持ちで、彼女を応援していましたよ。願いが叶って
よかったね!


話が延々続きそうなので、ここで11話打ち切りの憂き目。


そしてまた、次の新しいアニメ作品が放映されるのです(これ、響け!ユーフォニアムのパロディのつもりね)。






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